こちらからお借りしています
今日、TakのKUMONの先生との個人面談がありました。
先生は、KUMONの教室でのTakの集中ぶりを評価してくださり、
未だに、1学年下の教材をやっているTakですが、「この子はできると確信しています」と仰ってくださいました。
ホンマですか~~
先生は、月謝を貰っている立場上、「この子はできない」とは言わないよね(^_^;)
何とか、今より伸びるよう、懸命に、そして自信をもって、親にも「ここに来てれば大丈夫」というに決まってます。
音楽講師の立場の私だってそうだもの。
「とにかくやめないで、来てください、必ず上達します」
私に言えるのはこれだけ。
だからこそ、先生の仰ることもよく理解できるのです。
「はぁ~~、、、でも、私は、あの子を見ていて、国語が非常にヤバイと思うのですが。
学校の先生にも相談したところ、読書量が足りない、1日30分本を読めといわれました。」
…というと、先生は笑いながら、
「1日30分を毎日は、大人でも大変じゃありませんか?」
確かに…時間を決めて1日30分読書なんて、ホントに読みたいときと、そんな気分じゃない時とあるもんなーーー
Takが今やっている国語の課程は、非常に重要で難しいところなのだそうで、それをきちんと集中して1回1回乗り越えていっているので、大丈夫、今まだ表面に現れていないだけですと先生は仰います。
そして、彼は奥手で、晩成型だと。
ああ…本当にそうでありますように。
私も、信じたい、ヒソカに信じてる。
しかし、今のこの状況はなんなのだ…
学校の先生に相談すると、いつも「ここがダメ、あそこがダメ」とダメ出しをされます。
ところが、KUMONの先生は、「信じて、褒めてあげてください。小学校の学校の成績は気にしなくていい」と。
これは、双方の立場の違いでもあると思うのですが、親としては、毎年変わる担任の先生よりも、一貫して担当していただける塾の先生のほうを信頼したくなってしまうってもんです。
まあでも、「どちらを信頼」という問題でなく、双方の立場から仰っていただいて、子供の学習面の進捗状況?を客観的に捉えることが出来るというのは、いいことだと考えるようにしようと思います。
それからもうひとつ、Takの折り紙好きは、非常に良いことで、設計図を読んで頭の中で立体にしているということは、高校数学のナントカナントカという分野の問題を解いているのと同じことなのだと教えていただきました。
ふぇ~~~っっっ!!
そんなスゴイことなのか。
それは、ちょっと希望の光が…(^_^;)
そして、折り紙作家「
神谷哲史」さんについて教えていただきました。
先生は、ぜひそれは、何よりも最優先でやらせてあげて、図書館にいって難易度の高い折り紙の本を借りてきたり、「折り紙協会」だかの「検定」というのがあるそうで、それについても、ぜひ調べて、挑戦させてあげたらいいと仰いました。
折り紙作家を今から目指すというのでなく、自分の好きなことで、脳を鍛え、集中力を養い、創造性も育む、、、それこそが素晴しいのだと。
先生との面談は、ピアニスト、辻井伸行さんにも及んで、子供の才能もさることながら、それを信じてサポートする親について…先生は、私よりも幼少時からの辻井さんのピアノの経歴をよくご存じでした。
早速県立図書館に行って、高度な折り紙の本と、執念で「ナルニア国物語」の児童向けを借りてきたわ(^_^;)
サンタさんに貰った「ナルニア」は、ルビがついてないので、非常に苦労しまくっている。
しかし、高度な折り紙の本は、目がキラ~ンとなって、真剣に設計図を見るのよ。
今は「ナルニア」を強制する時期じゃないんだな、うんうん、まあええわ。
神谷哲史さんについても検索しまくり、Takと一緒に作品を見ましたが、Takの作品を見る目、折り紙の本の設計図を見る目は、ますます「キラキラ~ン」としてて、私とは脳の構造が違うわ(^_^;)
真剣そのものや。
自分は折り紙が得意で、これまで与えられた設計図の中でできなかったものはなかったTakにとって、こんな途方もない「頂点」があることを知って、どんなふうに思っただろうな~…
私はTakにこんな神業ができるとは敢えて思わない。
この人に続きこの人を超えていくことではなく、
TakにはTakにしかできないことがある。
しかも、それは、相当素晴しいことだと信じている。
それを自分で見つけてほしい。
学校の成績に拘るのはやっぱりやめとこう…と、きっぱり思えない自分がいるのだが、
KUMONの先生の仰るとおり、「褒める」ことと、家庭は、のんびりゆったり、気持ちを緩められるところとしての、「場所」を作ってやるのも親の務めなのではと、当たり前のことなのですが、改めてひしっ…と感じました。
最近、夜更かししたあげく、お風呂に入らないで寝ようとしているTakを毎晩怒鳴りちらして、めっちゃ険悪だったからな~~(;^_^A
「折り紙って人の役にたつかなあ…?」とTakは言う。
「もちろん!」と答えましたが、
母としては、もうこのTakの発言だけで、この子はちゃんと自分の進むべき道を探し当てられると信じるべきだと思う。
また、経過報告いたします。
ホントに、最近、いろいろTakの心の中は複雑に変化、成長しているのを「ずずず~~ん!」と感じている日々なのであります。