樹のうた
長い長い間 土の中でうずくまっていたんだね
いつか始まる 素晴らしいできごとを夢見ながら
芽をだせば 獣たちが踏んでいった
人知れず 幾日も乾きで目眩がした
だけどいつでも世界を感じながらうたう 君の声が今はきこえるよ
晴れた日は空をみあげ 微笑ってそびえる樹になろう
雨の日は体中に吸い込んで育つ 樹になろう
夜明けには枝を広げ 鳥たちと歌う 樹になろう
日暮れには獣たちが眠る あたたかな樹になろう
いつのまにか君は 雨に降られ 風に吹かれ 伸びていった
日照りのときも木陰には 獣たちが集まってきた
雲たちの話し声がきこえてくる
世界には悲しみや 叫びたくなることもある
汚れた風に吹かれても怯まないで
流れる時を 静かにみつめていた
いつまでも微笑っていたい 明日が巡ってくる限り
いつまでも見つめていたい どこまでも美しい世界
いつまでも歌っていたい 夢があふれだして とまらない
いつまでも歌っていたい 愛があふれだして とまらない
流れる雲を追いかけて 駆け出したくなる
でも ここに根ざして 生きてゆこう
晴れた日は空をみあげ 微笑ってそびえる樹になろう
雨の日は体中に吸い込んで育つ 樹になろう
夜明けには枝を広げ 鳥たちと歌う 樹になろう
日暮れには獣たちが眠る あたたかな樹になろう
いつまでも微笑っていたい 明日が巡ってくる限り
いつまでも見つめていたい どこまでも美しい世界
いつまでも歌っていたい 夢があふれだして とまらない
いつまでも歌っていたい 愛があふれだして とまらない
鬼怒川温泉、
露天風呂&マッサージチェアー付きのお部屋に泊ってきました~!
1月に行こうとしたけど、Takのインフルエンザで泣く泣く諦めたところです。
連れてってくれたのは、「テッちゃん」(鉄道マニア)のフラミンゴDs. これまでにも私たち親子をいろんなところに誘ってくれました。 今回は、電車はスペーシアのコンパートメント!
お部屋のような広々とした空間で周りを気にせずくつろげるので、殆どのコンパートメントのお客は、子供や赤ちゃん連れの家族でした。
子供達は出たり入ったり通路をうろうろするので、同じ年代の子供同士はすぐに仲良くなり、Takも、4月に入学するおともだちを見つけて、すぐに連れてきて一緒に遊びました。
おお~いいぞーTakも旅の出会いを楽しんでいるな(#^_^#)
食事もお風呂もすべてに期待して裏切られませんでした。
でもでも、私がこの旅行でいちばん心を揺さぶられたのは、夜入った露天風呂からの光景。
これ一点に絞って書きます。
夕餉が終わってから、1人で大浴場の露天風呂にいきました。
外は風がびゅうびゅう吹いて、粉雪が舞っていて、闇のなかで裸の樹の枝が風に大きくそよいで一瞬ぞくっとする光景。
普通なら気味が悪くて、外に出るのは止めておくところなんだろうけれど、、、
思わず吸い寄せられて。まさに「丸ハダカの付き合い」だなこりゃ。
温泉の灯りにまっ白く、くっきりと照らし出された樹の枝は、人体図鑑の毛細血管のよう。
ゴーゴーと風が荒れる中、川の斜面に生えている大小の木は、一斉に枝をうねらせて、樹の命、その力を見せつけられたような気がしました。
一枚の枯れ葉がちょうど私のところに突風にのって勢い良く飛んできました。
たった今、枝から離れてきたの?それとも、これまでどこかにひっかかっていたの?
いずれにしても、葉っぱは「ことば」。
私に語るためにきてくれたんだね…
その後も、闇の中で樹は風に身を任せてうねり続けていました。
息を飲んで、何十分も見入って、聞き入ってしまった…
「樹のうた」だ。
これが…
芽吹く寸前の新しい命を枝じゅうに蓄えて、それぞれの樹がそれぞれの場所で自分の仕事をしている。冬も。吹雪の中でも。若い木は、ぴんとした枝を細かく震わせて、老木はありったけの枝を大きく撓らせて。裸の木をしげしげと眺める人はあまりいない。芽吹いて、花が咲いて、やっと人はそこに樹があったことを思い出す。
「こんな日も、私たちはうたっている もっと近付いておいで」と言われているようでした。
私のうたはまだまだ甘い。こんな凄い「樹のうた」をどうやって表現したらいいんだろう。
まだまだ私には、書きたいうたがある。
まだまだまだまだ、創り続けなくっちゃ。しかし、歳を重ねるごとに、1曲を創るまでに、渾沌からかたちができて、日の目を見るまでの「産みの苦しみ」??は増していくなあ。
高齢出産はやっぱ、キツイや。
「樹のうた」は、創って以来、毎回LIVEのラストを飾ってきたうた。
「そんなことで満足するな、その先へススメ」と吹雪の中の樹々に強力に諭されました。
わかったよ、まだあるんだね、私の中には。「命の力」が。ありがとう。
翌朝はすっかり晴れ渡り、風も無く、粉雪を纏った樹は、朝日にきらきらと光っていました。「おはよう」といって、会いにいったけれど、もう彼らは黙ってにこにこ笑っているだけで、昨夜のように私に語りかけてはくれませんでした。
鬼怒川温泉駅前の足湯。熱くてきもちい~~!!
これは朝餉。朝ごはんの美味しい旅館としてあちこちに紹介されているようでした。美味しい物をすこしずつ、たくさん!
日光江戸村で、忍者のショーをみました。20分余りの中で、ドラマティックな展開と、役者さんのしなやかな演技に釘付け。特に際立ってキレがよくしなやかだった忍者の頭役のこのお方、マジで惚れました!! 遠山の金さんのコミカルなショーも、アーティスト魂感じました! やっぱ、LIVEはサイコー!!