やっとフライヤーが出来上がり、ライヴの告知をさせていただくことができました。
フライヤーにも書きましたように、2年以上ぶりの WIND AND SOUND 。
2年の間に、私自身が少しずつ変化(成長?)していっている証しといえるのかなんだか、、、、
曲の組み立ても、これまでとだいぶ違うものになっています。
まずは、自分のオリジナルよりカバー曲が多い。
私は、東京時代の「フラミンゴ」→香川「WIND AND SOUND」というバンド は、自分の創作活動の発表のライヴであると、これまでずっと考えてきました。
それがこの数年の間に、少しずつ変わってきました。
先達が作られた私の好きな歌、琴線に触れる歌、たくさんあります。
それらを、心を尽くして大切に歌って、みなさまと共有したいなあ…と、、、
また今回は、テナーサックスの 國井類さんをゲストにお招きしています。
類さんについて、ゼヒご紹介させていただきたいと思います。
彼は、東京でジャズのミュージシャンとしての活動をされていました。
ところが、東日本大震災をきっかけに、お子さんたちを放射能に汚染された食物やその他もろもろから守るために、この香川の地を選んで移住されたとのこと。
新天地です。縁故など全くなかったとのこと。
なぜ香川?…と、香川県人は思うかもしれないけれど、私の周囲には、震災、原発の事故をきっかけに、香川に移住された方が少なからずいらっしゃるのです。
外海に面していないので、南海トラフなどの津波の被害の可能性が少ない、
美しい瀬戸内海、その海の幸、温暖な瀬戸内式気候の讃岐平野。
都会の人にとっては、四国は島であり、島の素朴な生活への思い、、、、
これは、私の想像です。
でも、恐らくあまりズレてないのではと思います。
香川県人として、この恵まれた環境を、再認識するべきなのではと思います。
…とまあ、これは別のお話しですので、類さんのご紹介の続きね。
以下は類さんのウェブサイトからの抜粋です。
音と音の間にある空間、そこには単なる休符ではなく大きな「ゆらぎ」が存在しています。
太陽が昇り沈んでいく。そして夜には月が輝き、やがてまた朝を迎える。
そうして繰り返される長い長い時間の中でアフリカの黒人たちは
大地の鼓動を感じるままに体を揺らし音を奏でてきました。
そしてそのリズムをルーツに生まれたジャズ
…
私は正直申しまして、「TAKAMIの音楽のジャンルは何?」と聞かれたとき、一般的に認識されているJAZZじゃないのです。
ジャズのスタンダードナンバーといわれる曲は、一応レパートリーの中にはあるんだけど、
自分で「ジャズを歌っている」感なし。
だけど、そんな私でも、上記の類さんの仰ることは、ものすごく共感します。
音と音の間にある空間、そこには単なる休符ではなく
コレてす。
私はジャズの「ゆらぎ」には、正直申しまして到達していません。
私にとっては、遥かなるアフリカなのであります。
でも、音と音の間の、譜面上の「休符」の沈黙の空間がどれほど存在感を持っているかということは、ものすごく感じています。
音楽の中で「音」は宇宙に散りばめられた満天の星。星と星の間は沈黙の闇と空間。でもそこにうねりがある。
無音から音へ、音から無音へ……その瞬間に、いのちが宿っていると感じる。
それこそが音の裏側で音楽を創るパワーなんだゼ…と、意味不明(^_^;)
私がそのように感じていることと、類さんの仰ることは、繋がっているような気がする。
類さんとSYO MichaelさんのデュオのLIVE、3回聴きました。
デュオが基軸で、その時どきで訪れたミュージシャンを巻き込んで、毎回炸裂します。
すっごく楽しい♪
お互いが触発しあって、化学反応起こして、別のものが生まれていく感じ。
…これがJAZZなんだろうな~
次回のLIVEでは、そんなうねりの空間をみなさまと共有できれば幸せ…と思っています。
私もこんなステージができたらいいな…
だから、「こんどはjazzyな…」なのです。
がんばるよ♪♪