WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「アンコン」県大会出場

2017-01-09 | TakのMusic Life





昨日は、高松市の高校吹奏楽部のアンサンブルコンテスト(アンコン)予選でした。

Tak達のサックスカルテットは、県大会に出場が決まりました。

私、全然期待もしてなかったし、聴きにも行けませんでした。

昨日は、日曜礼拝、ワーシップバンドによる礼拝で、ピアニストの差し替えができませんでした。
本当はTakにとって最後のアンコン、聴きに行く気満々だったのです。
この日がワーシップ礼拝だということを、直前まですっかり忘れていたのでした。
最後のアンコンなので、聴きとどけたかった。

Takが私のヴォーカルに言いたい放題を言うことを、私が深く受け止めているように、
Takも、私の講評にかなりの信頼を置いており、母に聴いてもらって、感想を聞くのを期待していたのでした。
なので、私が礼拝を休めないことに、彼は相当がっかりしてたと思う。

実は、今回のアンコンに、Takはあまり気合が入っていないように私には見受けられた。
母に部活についての愚痴をこぼすこともあり、、、
女子にまみれていることもあり(男子は吹部で2人)、女子との距離、女子の思考や行動パターンなどに違和感を感じたりもして、
メンタル的には相当な距離をおきながら、音楽活動を共にしている…という、なんとなく中途半端な状態で、
いいことよりヤなことのほうが多い時間も過ごしてきたことと思います。



「Tak、お母さんは行けないけど、頑張って!」といって送り出すしかなかった。
正直なところ、あまり気合の入ってないアンコンのようだから…って私も自分に言い聞かせて諦めたのでした。

夕方になって、Takから「県大会に行くことになった」とTELがありました。
どっひゃ~~~ん!!( ̄□ ̄;)!!
なにそれなにそれ。
気合入ってなかったんじゃなかったの?!
私は予選の中でも、金賞どころか、銀とか銅…みたいな平凡な結果を描いていたのでした。


Takたちの曲は「陽炎の舞踏」という曲で、中1の時に、同じ曲で、Takはアルトサックスで、2年生3人に1人混じって演奏して、県大会に出場しています。
その時のTakの演奏は、先輩たちの音の影に隠れて、無難に、先輩方の邪魔にならないように…という感じで、消極的に感じられた。
無理もないと思います。
中学で吹部に入部して、初めてのアンコン。
まだサックス歴1年にも満たないんだもんね。
アンサンブルそのものも、躍動感よりも緊張感が先に伝わってくる、地味な演奏…という印象でした。
県大会の結果は「銅」。厳しいです。

私は当時、この曲を何度も聴かされたし、譜面も見ました。
楽語や記号の解説もしてあげた。懐かしい曲です。
Takはその同じ曲を、今度はソプラノサックスで、リードを取り、指揮も兼ねます。

Takは、その、指揮で重大なミスをしてしまったのだそうです。
テンポの変わるところで。
本来なら空中分解するかもしれなかったところを、あとの3人は瞬時についてきてくれたのだと。

わかるよ~~わかるわかる。
私もバンドでそういう経験めっちゃあるもん!
東京フラミンゴ時代の最後のLIVEの「フラミンゴ・メドレー」が蘇ります\(^o^)/
他にもいろいろあったよな~~


「どこでどうなったの?」と、私は突っ込む。
「ここのところがこうで、ああで…」と、曲を流しながらのTakの説明。ミスったところで曲を止めて、詳しく解説してくれた。私には手にとるようにわかる。
その瞬間、「控え」という立ち位置の彼らの足元のゆるぎない頼もしさ。
重大なミスを差し引いても、金賞で、県大会…というのは、ほんとにすごいなあ…と私も思ったし、
Takは、瞬時についてきたあいつら、ほんとにスゴイよ…と、感謝感動してる。
私が経験して感動してきたことを、Takも自分の世界でやっているのだなあ…

いいなあ、高校吹部。


私、正直いって、息子のこと、少々軽く…というか、まだまだ頼りない、浅はかな子供だと思ってました。
いつのまにか、ぐ~~ん!と成長していることを、この冬休みで、ぎゅぅっと感じています。
いや、勉強は相変わらずどーすんの!?状態ではありますが、、、、、、、(-_-;)


県大会は、次の日曜日。
今度はすみませんが礼拝お休みして行かせていただきます。
Takたちのサックスカルテットを聴ける機会ができたこと、ほんとに嬉しい。
あと5日しかないけど、きっと彼らは、一致して、さらにいい演奏へと向かっていくと信じています。



冒頭の画像は、Takがお正月、勉強もせず没頭していた1000ピースのジグソーパズルの完成形、、、、

勉強は、、してほしい、、、、、






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Takの部活

2015-05-02 | TakのMusic Life





Takは、今日、吹部の新歓にいってきた模様。
暫くの間、テナーサックスをやるとのこと。
新歓といっても、学校で、ポットラック・パーティーなんだって。
楽しそう♪ でっ、Takはサラダ担当。
昨日せっかくマルヨシにサラダの材料買いにいったのに、ベビーリーフ2袋、せっかく朝、出勤前に洗ってタッパーに入れといてやったのに、忘れていってるし(-_-;)
レタスとミニトマトとキュウリとかいわれのみ!のショボいサラダになったじゃないの~~ヽ(`Δ´)ノ


新入生男子は、Takだけなのだそうだ( ̄_ ̄|||)
女子率90%以上。
サックスパート10人中男子はTakだけ…らしい。
それでも吹部やろうって心意気はイイよね♪




Takは昨日突然
「俺は、決心したことがある」
「エッ、なによ、勉強ちゃんとやるとか…??」
「いや、勉強もやるよ、やるけど~~
これからは、女子に対して真摯に接していきたい…と、、、」

中坊時代は、女子を「くだらん」と決め付け、ぞんざいに扱ってきたらしい…

そうかそうか、よく言った! 成長したじゃん!!
そうでなくちゃ、女子率90%超の吹部では、やってけないよ。
そのうち、カノジョもできるよ~~
いいな~って思う子とかいないの~~~~??(*^_^*)

いんや~~~
ホント、彼女が出来る日もそう遠くないような気がするな(^_^;)





私は、男子率10%以下の「音楽大学」に行ったので、どんな男子でも彼女ができるってことを知っている(^_^;)

その日のために、私もおもむろに部屋の掃除を徐々にしなくちゃな~~
高校生活、謳歌して欲しいな!!

私は、高校時代を通して、カレシいませんでした。
暗黒時代だったもんで。カレシとかっていってる場合じゃなく。
…が、常に好きな男子はいたような気がするなあ、、移り変わりもありまくったけど(^_^;)
Takには、私のように屈折せず、ストレートで、明るく楽しくはじける高校時代を過ごしてほしい。
恋もストレートでしてほしいなあ。

…と願わずとも、きっと彼はそういうヤツだ。

でもいちばんしてほしいのは勉強だけど。


小学生の小さなTakと2人で「こどもの国」にいったときのことを思い出します。
「ぼくのヒミツの場所、つれていってあげるね」といって、飛行機の離着陸を双眼鏡で観れるところに連れてってくれたり、
2人で自転車をレンタルした時、
「おかあさんがお花を撮りたいときは、リンリン♪って合図してね」
とか、
こいつは将来デートの達人になるやも…と思ったもんだ。


私は高齢出産なもんで、Takがまだ若いうちに私は死んでしまう。ふつうの親子よりは、一緒に過ごせる時間は短い。
だから、ほんとに、いい人と出会って、いい家庭をつくってほしいなあ。
まだこれから、大学受験という天王山がひかえているというのに、
そんなことを考えてしまう今日この頃(*^_^*)







ところで、Takにに、漢字テストをされた。

全然思い出せない!!!


「きょぎ」(うそ)
「じょうそう」(こころ)
「きかつ」(うえる)
「ほうふく」
「かんぺき」
「ふほう」
「かいさい」
「じぎゃく」



などなど、一つの漢字を思い出すのにどれほど時間がかかったことか!!

ゼヒみなさんも、やってみてください。
全部書けましたか?…っていうより、思い出すのに何分かかりましたか…(^_^;)
もぉ、最近全然字を書いてないので、文章語の熟語って、めっちゃ思い出せないんだよ。

私はホントに思い出すのに、1字、2,3分かかったものも( ̄_ ̄|||)
あげくTakにヒントを出してもらったものも~~~!!





画像は、またまた本文とは全く関係ない、初夏のSYO Michaelガーデンの様子です♪
私のかわいいパクチーが気持よさそうに風にそよいでいます。
SYOさんは、「デラウェア」を作りはじめました。果たして美味しい実がなるのでしょうか!?!?
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Takの「綾川うどんツアー」

2013-04-07 | TakのMusic Life



でっ、私とSYOさんが瀬戸芸に行ってる間、Takは、高松高校吹奏楽部の先輩たちと「綾川うどんツアー」に行っていました。

これには、ひと悶着あったのであります。

高高吹部に憧れているTakは、先日も定演に行って、ものすごく遅く帰ってきて私の逆鱗に触れている、、
それが、今度は、「高高の吹部にはうどん部っていうのがあって、なんかイベントをやるから、それに行きたい」と言い出したのだ。
場所はまんのう公園の近くで、自転車で行くんだって( ̄□ ̄;)!!

アンタ、自転車でって、知ってると思うけどまんのう公園って、車でいっても1時間近くかかるんだよ。
なんで自転車なのよ、電車でいきなさいよ。

「うどん部がイベントをやる」の意味がよくわからない私は、そんな行って帰ってくるだけで5時間もかかるようなのに、
しかも高校生のイベントに、連れてってもらうなんて、迷惑だし無謀すぎると思って、大反対しまくりました。

50kmも走るんだったら、ちゃんとメンテもしないといけないし、地図とか、雨具とか、準備も万端にしないといけないし、
危機管理もちゃんとして、計画書を提出しないと絶対ユルサン!!と息巻いたのであります。
「お母さんの指図は受けない、自分は自分で考えて行動する」と言い張るTakと超絶バトルですわ~~

私の頭の中では、まんのう公園かその近くの会場で、うどんのバザーでもやるのかというようなイメージだったんだけど、
自転車でうどんツアーなら、うんうん、そこまで大反対することもないか。
自転車で巡ることそのものが目的だもんね。
…ってことで、前日になって、その計画全貌が明らかになり、なんだ、そーゆーことだったのねって(^_^;)

じゃあ、頑張って行ってらっしゃいと、笑顔で送り出しました。

高校生男子3人女子5人、中3の先輩とTakで10人、チャリでぞろぞろとうどんツアー、めっちゃ楽しかったようです。
高校生ぐらいにもなると、男女、仲良くなるよね~
同学年女子はめんどうで苦手な中学生のTakにはあり得ない世界だよね(^_^;)


行ったのは

たむら
小縣家
長田
山神

らしい、、、かなりチョイスが鋭い気がする、、、さすが高高生、、、

それぞれのお店でイチオシの人気メニューを食べたというので、○○では何を食べたか…など、細かく聞いた私(^_^;)


しかし…

こんなに楽しかったからといっても、だからこの高校に行きたいなというのが、お勉強のモティベーションには全然繋がっていないところが情けないよとほほほ、、、
なんでそーなんだよアンタは、、、

今日も、今も、朝から教会に行ったきり、帰ってきません。
宿題ワーク1冊の半分しかできてないというのに、、、、、

危機感とかさっぱりナシですわーーー


私も、もう自分の身体を労わるために、Takの学業成績のことでカリカリとなるのはやめました。
放棄ですわ~~

きっぱり!!





ところで~~~



「さぬきのめざめ」っていうアスパラ知ってる?
めっちゃ長い、50cmぐらいのヤツで、1本300円ぐらいするのよ。

コレが、先日私の勤務するスーパーに入荷したので、高いけどえいやっ!と気合を入れて買いました。
そして、作りましたよ~~~ うどん県副知事「要の台所」、さぬきのめざめ、チャーシュー丼!!!


ウマかったっす! さぬきのめざめ、生で食べました!! でもこの品種、実は作っている農家も少なく、値段も下がることもないらしく、ものすごく手に入りにくいらしいです。

もし、スーパーなどで見かけたら、ぜひ1度は買って、チャーシュー丼、作ってみてね♪
私は材料の「チャーシューのたれ」なんてーのはなくて、砂糖、味醂、醤油、プルーン…で作りました~~

「要の台所」は、毎回すごく美味しそうで楽しみにしてたけど、どれも材料費がかかりまくり!! なので、1度も作ったことがありませんでした。
また機会とお金があるとき、他のレシピにも挑戦してみよう!


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春近し & Takのアンサンブル県大会

2013-01-21 | TakのMusic Life




先日、SYOさんと、束の間ドライヴで、塩江にいってきました。

私の「スーパー」が残業で13時までだったので、家に帰るのは14時前。
おなかぺこぺこだけど、こんな時間からの「ランチタイム」は無理。
なので、塩江 「谷岡食堂」→「行基の湯」コース。

「谷岡食堂」は、午後の遅い時間も関係なくやってるもんね♪♪

私は、「まんばのけんちゃん」(讃岐の郷土料理)をアテに、焼酎お湯割りを2杯も飲んでしまい(冒頭の画像ね)、「飲みモード」な昼下がりとなってしまいました(*^_^*)
ドライバーSYOさんも飲んべーなので、これまで長らくドライヴ中は私もアルコールは遠慮していたのでしたが、、、
最近遠慮のないことったら!!
なんだかほろ酔いでご機嫌で、べらべらと喋りまくり、楽しかったわ~~~(*^_^*)
ごめんなさい&ありがとうSYOさんm(_ _)m


谷岡食堂の中華そばも炒飯もとっても美味しかった♪



腹ごしらえのあとは、「行基の湯」
なんだかお決まりのコースとなってますが、
やっぱり私はここの内湯が好き。この日は露天には目もくれず、内湯でのんびりとくつろぎぎました。














この樹何の樹?



行基の湯の駐車場にて。

芽が膨らんで、スタンバイOK状態。もう、身体の中は春!って感じ♪♪いいね!



最近、朝起きるときに、少しずつ明るくなってきています。
冬至の頃は真っ暗だったけれど、アラームが鳴る時間の前後、なんとなく目が覚めて、
踏み切りの音や、鉄橋を渡る汽車の音を聞きながら(電車じゃなくて、汽車なんだよ、JR四国は)、布団の中でぬくぬくと過ごす時間…
少しずつ春を感じます。


ところで。

先日、Takの部活の「アンサンブルコンテスト」県大会でした。
結果は大変残念なものでした。
私は、親としても、ミュージシャンとしても、sax部門の出演校の演奏を真剣に聴いて、メモとかせずにはいられなかった。
結果は、やはり私が「ダントツ」と思ったチームが代表に選ばれたけれど、
Takたちのチームへの評価は厳しいものでした。

Takが「どうだった?」と聞くので、私は感じたことをそのまま伝えました。
まず、あなたたちのチームは、「緻密さ」に関してはとても頑張ってることが伝わった。
曲の出だしの緊張感は、他のチームにはないものだった。
いいそ~~、、、って思ったけど、「緊張感」だけではダメ。
メンバーが楽しんで演奏していること、躍動感、ググッと押すもの…などが最後まで感じられなかった。
さらに…Tak個人に関しては、
先輩の足を引っ張らないように…と思って、他の人たちの音に隠れていたい気持ちがあったでしょ。
4人のアンサンブルなんだから、それは絶対NG。
各パート、1人しかいないんだから、堂々と自分の音を表現し伝えなくては。

そうはいっても、楽器歴、1年と2年では、あまりにも差があると思う。
そんな中でのTakのプレッシャーは相当なものだっただろうと、実際のステージを見てしみじみと思いました。健気な感じがしました。
客席はほぼ満席。あの広いステージでたった4人の演奏…って、すごい緊張感だろうなあ。
キャリアが全くない中で、あの状態での演奏は、、、、
ダントツのチームは、中高一貫で「入試」がないので、3年生がいるのです。
そりゃもう、当然…この差は歴然でした。

しかし…来年は、Takが引っ張っていく立場になるんだな~~ 「アンコン」経験者として…
1年生の、「めっちゃワケわからん!!イヤや」といっている女子たちをまとめていかなきゃいけないのよね、、
もぉ~~吹奏楽部、女子だらけ、、、
こんな世界に紛れ込んでいるのかTakは…と、ちょっと同情っちゅーか、かわいそーな気がしたわ(-_-;)


県大会には、父(養父)が同行してくれました。
音楽のことなんか全く何もわからないのに、ず~~~っと最後まで聴いて、ものすごく退屈だったことだろうなあ~~
お父さん、ホントにありがとうね。

でっ、父と久々にいろいろ話をすることもできたのだけど、
父は「お母さん」とここのうどん屋に来たとか、「お母さん」はここのお店に買い物に来るとか、
お母さんといつも行く温泉の回数券を買ったとか…
何かにつけて「お母さん」のことを語りまくっていました。
お父さん…ホントに「お母さん」が好きなんやーーーーーと、しみじみしました。
あんなに母にいろいろ文句言われて、アッシーくんになりまくり、料理以外の家事はほとんどやって、
かわいそうなお父さんに見えるんですけどね(^_^;)
いいね~晩年に夫婦仲良く、回数券買って、お弁当詰めて温泉にいくなんて。

私もヒソカに目指すわ。
…ってここに書いてるってことは全然ヒソカじゃないんですけど(^_^;)

私も、父と話の合いそうな、「谷岡食堂」や、「マーちゃんラーメン」や、温泉や道路の話をしました。


「ほっともっと」で「塩から弁当」を父が買ってくれて、家に帰って急いで食べて、Takは塾へ。
自習です。
本番の後は疲れるから、前日に行っときなさいというのに、めんどくさくなって行かなかった。明日絶対行くって約束で。
かなり疲れてたと思うけど、気を取り直して、風の冷たい中、チャリで出かけていきました。

中学生は、勉強も部活も、本当に大変だなあ…
ガンバレ! 中学生!!

春はもうすぐだけど、2年生になったら、部活も勉強も本格的になる、、、
しっかり体力を養って、1日1日を大切に過ごしてほしいなあ。
無限に未来が広がって見えるこの世代には、1日1日の大切さなんかわからないだろう。
でも、私は伝え続けたいなあ…と思ったのでありました。


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アンサンブルコンテスト入賞

2012-12-25 | TakのMusic Life






Takが昨日、「アンサンブルコンテスト」に初出場にして、金賞受賞。県大会に行けることになりました。

Takの中学の吹奏楽部で、各セクションごとにグループに分かれて出演したけど、受賞してさらに県大会に出場できることになったのは、Takたちのサックス・カルテットだけだったそうです。


やったじゃん!スゴイじゃん!

嬉しい!!

正直いって、私は絶対に無理と思っていました。ナメてました。申し訳ない…
あんなぽへぽへな音でこんな難曲で入賞なんかできるワケがないと…
仕事だし、当然聴きにもいけなかったけど、昨日は振り替え休日なので、他のメンバーのお母さんたちは全員行ってたらしいわ( ̄_ ̄|||)
他のメンバー3人は全員2年生なのです。
Takは、ただひとりの1年生で、サックス初心者だし、譜面も読めないし、
「きっと、すごいプレッシャーだったことでしょう。
でも、そんな中で、Takくんはとても頑張っていると娘がいつも言っています…」
先日、先輩のお母さまと業務連絡でTELでお話したとき、そのように言われました。
女の子の先輩は、お母さんに部活のこと、日々、ものすごく話しまくっているらしい。
お母さんは、全く音楽系じゃないのに、すごくいろんなことよくご存じて、お嬢さんの部活を熱心に応援されていました。

私は恥ずかしい、、、、

本当に放ったらかしてたのに、私の知らないところでよく頑張ったよ。
土日や、冬休みの朝練は、1時間も早く行って個人練習してたしね。
家には全く楽器を持って帰ってこなかったので、どれほど上達したかは知りません。

でも、あの難しい~~曲を、早々に暗譜していたのにはちょっと感心したな。

Takの楽譜の読み方って、書いたっけ?
どっかに書いたような気がするけど、見当たらないので、再度書きます。

ふつー、楽譜を読むときって、ト音記号のドなどから、♪のタマで「ドレミ」を読むでしょ。
それから、それぞれの音符や休符の長さ、繰り返し記号など…と覚えていくけど、
Takの場合は、全く逆なのです。

まず、曲を聞きながら、インテンポで(テンポに乗って)、譜面を追うところから始める。
そのためには、まず、反復記号、コーダマーク、D.C.(ダカーポ) D.S.(ダルセーニョ) などなど、どこに戻るとか、ここへワープする…などの記号を覚えるのだ。
そして、譜面に書き込まれている「楽語」を覚える。
曲の途中でテンポがかわったり(Takたちの曲は変りまくる)、だんだんゆっくり、だんだん速くなどなど、「楽語」はとても重要。曲想を表すイタリア語もとっても大切。これがわからないと、譜面が追えない。
次に、音符の横棒(8分、16分、32分)をインテンポで追えるように覚える。
そして、最後の最後が音符のタマ。
これは、後に個人練習のときに、ゆっくり確認する。

…というワケです。アッパレ!! 彼はこれを自分で習得しました。
さすが、設計図が好きなだけあります。楽譜を設計図のように理解するのです。
音楽関係者のみなさまなら、さらに深くご理解いただき、感心していただけるかと思います。

私は、音楽講師として、こんな譜面の読み方で教えたことは一度もないです。
自分自身も、「ド」から順番に音符を読んて育ってきたし…

でも、ドラマーや、ベースの方、10代後半から音楽を始めた方は、好きなアーティストの曲を聴いて、バンドスコアーや、オーケストラのスコアーを買って、
こんなふうにして譜面に馴染んでいかれたことと思います。


「アンコン」(アンサンブルコンテスト)の曲、改めて聴いたけど、ほんとに初心者にとっては難し過ぎる。
私は、音楽講師として、「楽しく、末永く」ということを基本にしているけれど、大昔、Takの保育園で、和太鼓の先生がものすごく厳しい指導をされていたときにも、音楽の練習における「厳しさ」の必要性をひたひたと感じましたが、
今回もまた、それを目の前にどーん!と叩きつけられたような気がしました。

なんだか、超でかい本マグロを息子が担いで帰ってきて、「ほら、どうだ、俺なりに頑張って獲ってきたゼ」と言われた気分でございます。


ほんとに、すごく嬉しい…というよりも、私、Takのこと見くびってたな…と、とても反省しています。
他の3人の各パートの先輩たちの気持ちだって、殆ど考えたことなかった。
4人のアンサンブルのステージって、ものすごく緊張感漲りまくりだと、、そんなことも、考え及ばなかった。
日ごろからステージをやってる私としたら、当然寄り添ってあげるべきだった。
「頑張ってね」とは言ったけど、口先だけだった。心から応援してなかった。「勉強しろよ」とばかり思っていた。
仕事も忙しいし、私はいつも自分のことばっかりだ。



次はキャンドル礼拝や、クリスマスプレゼントのこと書きたい。
その次は、「受験塾」の講習のこと…
まだまだネタありまくりですが、追いつきません、、、、

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Takは夜明けとともに朝練に行った

2012-11-10 | TakのMusic Life





Takの学校の吹奏楽部は、基本的に「朝練」というものはないのですが、
年末に「アンコン」(アンサンブルコンテスト)ってのがあるらしく、
各セクション、気合入ってるらしい…

今朝は、6:30から朝練だというので、「ホンマかいな、学校開いてなかったらどーすんの!?」とちょっと心配だったので、ご令息をお車でお送りしてまいりました(-_-;)
校門は開いてました。
やっぱ、やるんや…6:30から朝練、、






陽炎の舞踏/Dance of Haze



Takたちサックスは、「陽炎の舞踏」(八木澤教司)


先日、スコアー(全部が書いてある譜面)を持って帰ってきて見せてくれたのですが、サックス四重奏のスコアーというのは、画像の左上にもあるように inB♭とかinE♭入り乱れて、
アタマの中で読み替えしなきゃいけないので、とても曲を聞きながら譜面で音を追うことができない(@_@;)
初見はテンポの変化と変拍子についていきながら、リズムを追うのが精一杯…

アルトサックスは、「ドレミファソラシド」と吹くと、実際に出ているのは、ミ♭から始まる変ホ長調の音階です。
…なので、アルト用にinE♭で書かれた譜面をピアノで実音で弾くには、移調しなくてはいけないのです。

Takは、それを母に当たり前のように、これをピアノで弾いて、自分の練習をサポートしてくれと、、、(-_-;)
めっちゃめんどくさい。しかし、これもいちおーピアノ講師である母の意地。

あとたったの1ヵ月で、コレを完成形にしなきゃいけないって、どぉよ!
楽器も読譜も、全くビギナーのTakが、、、
(む~~~り~~~~~…と私は思うのだが、できるところまではサポートしてやりたい親心)


しかし、この年代の子供の吸収力っていうのはスゴイ。
そういえば私も、中学のとき、現代音楽が大好きだった。
武満徹が特に好きで、和声的に(和音が)複雑すぎてワケわからない、一瞬ぐちゃぐちゃに聞こえるような音楽がものすごく魅力的だったっけ。
Takも、そういう時代になったのか、うんうん、なんだか微笑ましい。
私が大好きなブレッカー・ブラザーズも、Takに聴かせたら、感動しまくってたもんね。

Takは、ピアノも習ってないし、音楽の素地がない…と思っていたけれど、
よくよく考えてみたら、私が子供の時の何倍も、ナマの音楽を聴いて育ってきたんだな。
ベビーカーで、スタジオの大音量の中ですやすやと寝ていたり、ハイハイする頃には、Takを放しておけるスタジオを選んで、リハをやったっけ。
そして、LIVEやコンサートにもたくさん連れていった。息子のためではなく母の都合で。
私もダンス教師の両親のもとで、ダンス音楽のレコードを大量に聴いて育ったけれど、
Takは「ナマ」の演奏をたくさん聴いていた。それはきっと大きな違いのような気がする。

Takが物心ついたころ、彼の音楽のカテゴリーは、「おかあさんが作った曲と、そうでない曲」だった(^_^;)
「今日はLIVE」というと、「お母さんが出るか、出ないか」だった。


この曲がカッコイイと思って、難しくても「やろう」と思う気合が一番大事だ。
…にしても、基礎もほとんどないビギナーにはあまりにも無謀な挑戦とは思うのだけど、
成長や、上達の仕方にもいろいろあって
☆少しの努力で超えられる低いハードルをひとつずつ確実にクリアーしていくやり方と、
☆高い目標を掲げて、到達を目指すけど、時限的に達せなくても、結果的には、ものすごくレベルアップしたというもの。

レスナーとしては、両者をそれぞれの生徒さんによって、バランスよく配分することが求められる。

…私は、前者に偏っていること、自覚あり。
今できること、身につけたテクニックだけで表現できる音楽は無限にあるのだとわかっているので、
ハードルをクリアし、それを噛み締めて味わうことなく先走ることがもったいない…と思ってしまうのだ。
それが絶対的に良いとは思っていません。
ホントに「この曲がやりたい!」という人は、後者を突っ走りたい。
それも生きがいだったり、青春だったりする。素晴らしいことだし、そこから突出した人が生まれる。


今回の投稿のカテゴリーは、自分の「アーティスト魂」じゃなくて、「TakのMusic Life」。

彼が、この曲をどこまで吹けるようになるのか、楽しみ。
32分音符や、64分音符、あまりにも随所に当たり前のように出てくる臨時記号、変拍子、、、
それらに果敢に挑んで、「今日の部活は最高に楽しかった」といっているTakは、なんだか無謀…と思いつつも、ちょっと頼もしい。
Takは、「俺、ちょっと楽譜が読めるようになってきた…」というのだけど、
彼の楽譜と耳で聴く音との重ね合わせかたのテクニック?というのも、自分なりに習得していっているのだと、わかります。
Takにとって、楽譜もある意味「図面」なのだ。
これは、実は、スゴいことだと母は密かにものすごく感心しているのです。

私には「図面」として楽譜を読む能力はあまりありません。
あまり…というのは、とりあえず少しだけはあるので、そこが現時点で私よりも秀逸な息子がスゴイな~と思えるということです。



母とは、本当に面白く楽しく、日々子供から次々と発見させられます。幸せです。


音楽系に関しては、当然ですが私はしゃしゃり出ず、ヘルプを求められたときには、愛をこめてピシリとやるつもり。
…でも、音楽でさえ、私はTakにかなわないところがあることを、これから思い知らされていくのかも、、、


お勉強に関しても、そうすべきとアタマではわかっているのに、何故にしゃしゃり出て怒りまくるのだろうか…




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いよいよアルトサックス買うよ♪

2012-07-11 | TakのMusic Life




Takは毎日「部活」をやりに学校へ行っている…というほど部活に燃えてます(*^_^*)

教会学校の先輩?だかが、「中学は地獄だった…」みたいなこと言って、
勉強も部活も厳しいと、いろいろ脅されていたらしいのだけど、
「全然そんなことない、もぉ楽しくてしょうがない」
…と申しております。
ええこっちゃ。

念願のサックスパートに入れることになり、さらに、アルトサックスに決まり、
やっと念願の楽器が買えることになりました。

私が買うんじゃなく、Takが自分でずっと貯めたお年玉で買うのです。
私は、このような有意義なお金の使い方は素晴らしいと思う。
エライぞTak。
それに引き換え、母は、Takのお年玉を10万円も使い込み、ヒドイ…(-_-;)
ここできっちりお返ししないと、買えないほどの高価なお買い物です。

先日、部活がなかったので、学校から帰ってきたら、すぐに楽器店に「リード」を買いにいきました。
(冒頭の画像ね)

でっ、楽器についても、今月中に買うことに決定。
もういちどだけ、先輩に確認するのだそうで…
めっちゃ用心深すぎかと思うんですけど。
もう新しい曲のアルトの譜面貰ってきてるのに(^_^;)
先輩には、コンクールが終わってから買うように言い渡されているんだって。
理由は、コンクール前に、わさわさ雰囲気を乱されるのは困るとか(@_@;)
じゃあ、買っても学校に持っていかなきゃいいじゃないの、本人は早く練習したいだろうに…
これまで人数が多くて、楽器が足りず、1年生は、運動会や、コンクールなどの演奏には参加していません。
夏休みに入って、ようやく演奏のメンバーに入れてもらえるらしい。

さて、その「リード」なのですが、Takは家に帰ってきて、1枚ずつ袋に入っているものを全部開けようとしたのだ( ̄□ ̄;)!!
いや、すでに私が気づいたときは4枚も開けてしまっていた!!!

アホじゃないのぉ~~~!!

コレはね、ちゃんと、時間が経っても湿気や光で変質しないために1つ1つ湿度管理をして、密封されてんだよ!
まあ、1個ぐらい開けてみたくなるのはわかるけどさ。
全部開けるってどーゆうことよ。

…といったら、先輩がそーやって、1枚1枚確認しろと言ったんだと、、、

あ~~~もうがっくし。
なんでも先輩先輩、先輩の言うことは絶対なのだ(-_-;)

しょうがないから、とりあえずアルミホイルで包んだんだけど、このあとどうすりゃいいんだ? 
ジップロックか!?

でっ、以前にも書いた「コールューブンゲン」ですが、めちゃめちゃ長い間サボってたけど、
今日久々にやると言い出した。
「楽譜が読めるようになりたい」と、強~く希望しているようだ。

まだまだ始まったばかりのコールューブンゲン、やっと休符が出てきました。
今度から、自分で音取りもさせようかな。
Takはでも、譜読みはかなり早いような気がする。
ひとつひとつの音符を、線や間を数えず、記号として見ることができている。


なんだか楽しみだな~~

楽器を買ったら、吹きまくるのかなあ~~~(*^_^*)

これで勉強もやってくれりゃーいいのだが、いや、やって貰わなきゃ困るのだが、
部活には結構優秀な先輩も多いらしく、部活に打ち込む子は、勉強も集中できて、成績もよい…と先生は仰ってたんだけど、、、
相乗効果を期待したいものです。


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「じゅげむ」

2012-06-19 | TakのMusic Life


吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」



6/19

今年のコンクールの課題曲は、「じゅげむ」なのだそうで…
先日、高松ウィンドシンフォニーの定期演奏会で、初めてこの曲を聞きました。
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの…」
という言葉をそのまま管楽器で演っているところが、ものすごく楽しくて、
私は、当日の全演目の中で、コレがいちばんよかったのでした♪♪

ただリズムだけじゃなくてね、管楽器は呼吸で表現できるので、ホントに語るように、タンギングによって、言葉に近い表現ができるのだな~~と、理屈ナシでとっても楽しかった!!
ホントに歌ってるように聞こえるんだもん。
「ぽんぽこぴーの ぽんぽこなーの!…」なんて、アレ、ほんとに心の中で…じゃなく、口でも叫びながら吹いてるに違いない(*^_^*)

しかし、コレを、中学生の吹奏楽の課題曲に!?!?
難しすぎるんじゃないのぉ~~!!
変拍子のようだし、テクニックも相当要りそうだし、アンサンブルも、楽器を始めて2年やそこらの子が挑戦するには相当ハードル高いよ、、、


Takは、TWSの定演を一緒に聴きにいって、この曲を知ってるので、
学校で練習してる先輩たちの様子を「相当ヤバい」と言います(^_^;)
そりゃ、大人と比べたらね~~無理もないんだけど。
16分♪のところが壊滅的なんだそうで…
ご案内の You Tube の曲を聴いていて、「おかあさん、ココが壊滅的なんや」と…
「じゃあ、Takは、どうしたらいいと思う?」
「やっぱ、パート練習の前に、個人練習や」

うん、その通り。

私は、これまでTakの吹奏楽部の演奏を聴く機会ごとに「音がぞろぞろしている」と、正直に感想を述べてきました。
そりゃ、もちろん経験が浅いのだから仕方がない、でもホントのことですから。
こんなところで、「楽しい」と満足していないで、もっともっと、学び、感じて、磨いてほしい。



以前、このブログのどこかに書いたことがあったのです…
「フラミンゴ」の本番での出来事。

リハのときに、「ココはこうして、いったんブレイクにしてほしい」ってことで、2拍ばかり、ブレイクを作ることにした。
しかし、まあ、TAKAMIのことですから、直前の通達で、みんな「そーかよし、わかった」といっても、
いざ本番になると、忘れるメンバーとかもいたり「あっ、しまった、そうだった!」などなど、、、(^_^;)
「おっとっとぉ~~」って停まるのよ。「ホイきた、待ってました!!」じゃなくね(-_-;)
これがね、まるで、幼稚園児のお出かけで、信号のところで、ぞろぞろ~~っっと止まる感じ。「ぴたっ!」と停まりたいのよ、私は~~!!


私が肝心なベースとドラムの音を聞き逃していたため、空中分解しそうになったこともあります。メンバー全員「ヤバイ、これでもうこの曲は終わった!」と思ったのです。

しかし、プロは、立て直しもキッチリできます。
そこはやはり経験と技。もうこれで空中分解か!?っていうほどヤバい場面をも切り抜けるのであります。




アンサンブルは本当に楽しい。そういう失敗談も、いつまでも笑い話になるしね(^_^;)
しかし、個人練習あってこそのアンサンブル。
グループレッスンだけではどうしても無理があるよね、そりゃ、、


この曲を作られた「足立正」さんのプロフィールなども拝見しました。


>この作品の中間部に優しさと切なさ、安堵感と緊張感といった二面性があ-ると思います。
世の中には辛いことや悲しいことが沢山あるけれど、強く逞しく生きてほしい...そういった親の愛、子供の成長を願う祈りが子守歌には込められているのです-。
 落語を題材にしたあるドラマの中では、この「寿限無」のことを「子供に良い名前をつけたい一心のアホな親の話」だと紹介していました。
実は私も昨年子供を授かりました。結婚16年目で授かった子供だったので、本当に嬉しかったのですが、命名する時は本当に悩みました。
そんなこともあって、我々夫婦と同じ「アホな親」が登場する落語に強く引かれたのかもしれません。





高く目標をもって、切磋琢磨してほしいな。
子供や、若者の才能や柔軟性…などというものは、全身ギシギシになってる我々からは想像もつかない、漲ってるものがあるもの。


ああ、私も潤いを注入しつつ、がんばらねば…ってことで、嵐の仏生山温泉へつづく…




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楽器の購入…「接客」編

2012-05-30 | TakのMusic Life





5/28 

本日、「うどん」(セルフうどんアルバイトを今後このように表記させていただきますので、ご了承くださいませ)のあと、運動会の代休のTakとともに眼科へ。

親子それぞれ問題ありまくりで、
私は緑内障、
Takは右目が0.04、左目1.0という極端な視力で、学校の視力検査で当然ひっかかる。
バンドのメンバー、オカリナで眼科医「まんべくん」のとこに親子で受診。



ついでに、管楽器系のまんべくんに「市内の管楽器専門店」について尋ねてみたところ、いろいろ情報収集した中で、やっぱ、ココか…というお店おを教えてくれて、
帰りに早速行ってみました。

「中1で、吹奏楽部に入部した息子の楽器購入を検討している」ということで。


実は、昨日も、別の店に同じ用件で、行ってみたばかりでした。
誰も伴わず、親子だけで行ったところ、ものすごく威圧的で、上から目線な扱いを受け、
シロウトには一方的に啓蒙…みたいで大変感じ悪かった。
本人を連れていったにもかかわらず、本人は全く無視で声もかけず、私に楽器について、一方的にまくしたて、私が尋ねることには、「そんなこと、常識なんですよ」みたいな対応なのでありました。
たとえば、「安い楽器(といっても10万円)は2,3年もすれば、やはり物足りなくなるでしょうか」というようなことや、トランペットより、アルトのほうが高いものなんですね」なんてこと。
そして、店員の方はエラソーに、説明をしてくださいまして、
「わかりました。やはり私と息子とでは、専門的なことはわからないので、次回、専門家の方を伴って参ります。どうもありがとうございます。」
「はい、それじゃ」みたいな感じで軽く、店員の方はくるりと後ろを向いて、持ち場へ戻って行かれました。Takと私は、その場に取り残された感ありまくり。えっ?この方の接客はこれで終わり!?!? マジですか???


しかし、ここの店は、ピアニストSYOさんなどはVIP待遇のようなのです。
支社長?とか、店長とかが出てきて、丁重に対応されるらしいです。
そりゃまー、当然といえば当然なのかもしれないけど…ミュージシャン、有名人、お金持ち?、、そんな人を楽器店は大切にしなくてはいけない、、、





しかし私はそ~~ゆ~~~~お店の態度がずっと以前からすごく納得できないので、ココにはVIP待遇の方を伴ってTakの楽器を買いに行きたくないのです。


でっ、本日、眼科の帰りに覗いてみたお店。

そこは小さな店構えだけど、教育楽器取扱店のようで、いろんな学校との取引があるところ。

昨日のお店とは全然違った対応でした。
このシロウトの親子に、一方的にまくしたてるでなく、きちんとお客様主体の…って、それが当たり前なんだけど、前日の店があまりにもスゴすぎたので、ものすごく良く感じたんだけど、
よくよく考えたらこれが当然で当たり前の対応だ、、、

「中1で、吹奏楽部に入部した息子の楽器購入を検討している」
それに、一言「中古も含め」と付け加えました。

しかし、狭い香川の小さな楽器店。サックスの「中古」の流通はめったにないのが現状とのことでした。
なので、結局はやはり昨日の店と同じ型番の楽器の話になっていくんだけど、それでも、最初から一番安いものはダメだとは言わず、
高い楽器ほどいい…と言ってしまえば身も蓋もないのですが、日本製でも、初心者向けなら10万円からあります。
インターネットで出回っているような安いものはやめたほうがいい、部品が粗悪だったりして、メンテができないということになってしまって、結局は損な買い物になります。

そして、私が、10万円台と20万円台はどこがどう違うんですか?と尋ねたら、
とても丁寧に説明をして下さいました。とても納得しました。
途中で、また別の親子が訪れましたが、丁重にに「すみません、少々お待ちくださいね」と一言断ってから、私たちへの説明を続けてくださいました。

早く持ち場に戻りたい気満々の昨日の店員とは全然違うじゃないの。
でも、フツーだと思うんですけど、これが…。

ここで対応して下さった方は、オーナーの奥様なのではないかと思うのですが、
中学校の吹奏楽部事情にもかなり詳しく、Takの中学にも、いつごろどの楽器を納品したか、頭にインプットされているようでした。
そして、次のお客様が待っていらっしゃるので、気を利かせて早々に出ていこうとしている私たちに、最後に値引きについても「ここまでお引きできます」と、金額を提示して下さり、
私たちがお店を出るまで次の方をお待たせして、きちんと対応して下さいました。

私はもう、値引率の問題でなく、メンテをどこまでしっかりやってくれるかということが最大の関心事で、値引のことなんかどうでもいいような気がしてしまっていたのでした。
末永く、信頼してお付き合いができるかどうか…ということです。


私は、客単価平均 \500以下の「うどん」をやっているので、1日に何百回も「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を大声で言います。
肩や腰が痛くなる仕事ではありますが、この「ありがとうございました(す)」の大声って、
これだけ言いまくると、自分がなんだか浄化されていくような気分になるってもんです。
清清しく、気持ちいいのです。
「ありがとう」は言い得と、すごーーく思います。
商売の醍醐味はココにあり!です。


購入に関してはまだ保留。
っつか、「金策」がまたまた考え込むところで、、、、

この際なので、情報収集中に名前のあがった楽器店はすべて行ってこようと思っています。

昨日、帰りの車の中で、私が憮然として、「あの店員めっちゃハラ立ったわ、なによ、あの上から目線は!!」と言ったら、Takが
「そりゃ、当然や、しょうがないやろ、お母さんは管楽器に関してはシロウトなんやから」と…
「それは違うよ。私たちは『お客』なのよ。うどん屋では、うどんを作ったことのない人にうどんを提供してるけど、ウマイうどんを食べさせるんだといって上から目線なんかしてたら、お客さんが来なくなるでしょ。
お店の人たちは、常に、おいしいうどんだけじゃなくて、気持ちよく食べて帰ってもらえるように、努力をしているのよ。」
「ああ…そうか、、、」

…などと言っていたTakが、今日は
「あのお店、めっちゃよかったね。あそこで買おう♪♪」と、、、
Takも社会勉強をしている。「商売」というものを、肌で体験するいい機会だ。

実は、Takの楽器は、Takがこれまで貯めてきたお年玉で買うのです。
ところがそのお年玉の中から私が11万円も借金してるので、20万円台を買うとなると、予算が全然足りない(-_-;)
もぉ~~ほんと、ザル持ってカンパのお願いに回りたいよ(^_^;)



おゆきちゃんのリクエストもあって、今後、Takの部活について新しいカテゴリーにまとめることとしました。
これまでの部活関連も全部。
Tak関連は全部「母親奮闘記じゃん!」って気もするけど、まあ、とりあえず、、、
「親子Art Life 」じゃなくて、親は親、子は子」…となってきたもんね。

では、長々と失礼いたしました。

あっそうそう、眼科の検診の結果、Takは、これほどの左右の視力の差でも、眼鏡はとりあえずは不要。
私の緑内障は、150歳まで生きたら失明するかもしれないけど、80歳ぐらいまでなら、なんとか持つ…とのこと。


冒頭の画像は本日のディナー…ただそれだけ~~(^_^;)


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「サックス」受かったよ♪

2012-05-25 | TakのMusic Life




5/24 サックス受かったよ!

7時過ぎてもTakが帰ってこない。
よしよし、ちゃんと学校の帰りに公文にいったんだな。

帰ってきたのは8時半過ぎで、だら~~っとベッドで寝っころがっている私に
「おかあさん、結果聞きたい?」
「うん、どうだった?」
「受かった~~~!!めっちゃ嬉しい!!!」

希望者7人中5人が受かると聞いていたし、Takは自分でも自信ありそうだったし、
でも、やっぱり、第2希望のパートが極端に人数少なかったりすると、
どの楽器もすぐに音が出たというTakは金管セクションに回される可能性もあるのではと、
親子で、とても落ち着かない日々だったのであります。

Takは、本当に本当に嬉しそうで、「めっちゃ興奮する~~!!」とずっと言ってました。
「おめでとう、本当によかったね~~~」と抱きしめたら、素直にぎゅぅぅ~~って抱きついてきたわ(*^_^*)

さあ、次は楽器選び…といきたいけど、担当楽器が決まるまでまだ暫くあるからね。
アルト、テナー、バリトン…とありますが、まっ、手の小さいTakはほぼアルトに決定だな。

あんな嬉しそうなTak、ほんとに初めて見たよ。これまでの人生でいちばん嬉しかったんじゃないかなあ…
サンタさんにMTBを貰ったときよりもっともっと嬉しそうだった。
自力で勝ち取ったもんね。
自分でも「自力で勝ち取るから、お母さんから先生に口添えするな」と言われてました。そして、きっとヒソカに「お祈り」もしていたことでしょう(*^_^*)

Tak、どうせなら、部長になれるよう、頑張れよ…
うんと練習して、うんと勉強もして、みんなから信頼され慕われる人になれ…
と、母は思うのであります。


Takの友達の男の子たちも、みんな希望の楽器に受かったらしい。
1年生30人中男子はたったの4人。仲良くしろよ~~
サックスで仲良くなった「気の合う」女の子も受かった模様。「好きとか、そんなんじゃ全然ないから、絶対勘違いしないでね!」

めでたしめでたし。
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部活懇談

2012-05-19 | TakのMusic Life




行ってきました~~部活懇談。

前半は部活の見学、後半は顧問の先生からのお話…ってことで、計2時間弱。
まあ、だいたいはわかってたけど、吹奏楽部というところは、次々と「本番」があって、ほんとうに大変なところだ。
親が音楽系だと、いろいろと気づくところも多い。
今日の練習見学は、2,3年生が練習しているところを、1年生は見学のみって感じで、全く楽器に触ることもなく、ずっと聴いていました。

今年度の入部は30名超。一方夏に退部する3年生は15名。
夏までは75名の大所帯となる(@_@;)
その後も部員60名…先生も大変なことかと…
楽器も足りない、もともと修理しまくりつつ使っている、耐用年数をはるかに超えた楽器を使っていることもあり、、、

でっ、まあとりあえず練習を見させていただいたところ、
「リズムが甘いよなーー」と思ってしまった私。
入学式の奏楽のときにも感じたのでしたが、、、
顧問の先生、2,3人いらっしゃるようなのですが、70名超える部員を率いてそんな音楽的指導をするのは至難のワザだよ。
それらは、部長以下、各パートリーダーに任されているのだろう…
にしても、音楽経験1年や2年のパートリーダーに、そんなにたいしたことなんかできるわけないし、
部活ってほんとに大変な世界だな~~~と、しみじみと思ったのであります。
個人レッスンなら、その場で的確に指導できることだけど、部活となると、全然違う世界だもんね。

でも、今日、帰ってきたTakにいろいろと感想を述べさせてもらったわ。
「あのアルトの女の子はパートリーダーなの?
あの子は抜きん出ていちばんウマイね。音もいいし、習ってるの?」
「習いよるワケない」
「でも、その子でさえも他の子も、みんな付点が甘いわ。マーチであんなだらけた付点音符ではイカンわ。タッカタッカタッカってゆーヤツね。あれは、タッカじゃなくてターッカなのよ、3:1なのよ」
「お母さん、センセと同じこと言いよる。センセは先輩たちがみんなへこむぐらい厳しいんや」

当たり前です、専門家ですから…(-_-;)

私には、効率的な練習をやっているようには思えなかった。無駄な時間が多い。
この部をコンクールの金賞へ、そして代表へ導いていくにはどうしたらいいのだろうと、
ものすごく真剣に考えてしまったよ。
さっさと楽器を運び、パート練習だけでなく、個人練習もやるべきだ。うるさいかもしれないけど…
まあ、環境も整っているとはいえないので仕方ないけど、、、

懇談のとき、音楽室周辺から、運動会用の君が代や、校歌、マーチなどの全体練習が聞こえてきた。
がさごそした感じだったなあ~~
それでも、楽器経験1~2年でこんなアンサンブルができるなんて、素晴らしい。
子ども達はみんないい経験をしているな、、、と思いました。


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コールューブンゲン

2012-05-05 | TakのMusic Life


一昨年の峰山



4日は、峰山BBQでした。
朝、二度寝をしていたら、突然牧師先生ご夫妻からTELをいただき、突如ご一緒させていただくことに!!
しかも、ギターとミニ・キーボード持参。
cafeでランチがてら打ち合わせ予定だったSYOさんとヴォーカルのMさんも「打ち合わせは現地で」と、まとめてお誘いして、
賛美の歌~カントリーロード~涙そうそう…などなど歌いまくり、いいお天気、新緑の中、気持ちいい空気に包まれ、至福のひとときでした♪♪

画像はナシですm(_ _)m 


さて。

本日は私、フツーにアルバイト~レッスン。
発表会の練習も始まり、気合入りまくりです。
きっとこれから本番までは、時間延長のレッスンが繰り広げられることでしょう(^_^;)

そして、生徒さんたちのレッスンが終わったあとは、Takのレッスン。
本人からの希望で。

「コールューブンゲン」をやることに急遽変更しました。
なぜなら、Takはほんと~~~に全くといっていいほど譜面が読めないので、
前出のテキストは難しすぎるのです。
私にはものすごく初歩的で簡単に感じるのだけど、
しかも、5線の真ん中が「シ」って教わった…というので、ほな、まず「シ」の周辺から始まる「コールューブンゲン」からだろう、、、


「Chorübungen」



音大受験生が必ず通過するテキストですが、自分の声で音程を作って歌う…という点では前出のテキストと同じ。
最初はめちゃくちゃ簡単なのですが、(といっても、実際に歌う最初はコレ。どーでしょぉか、みなさま? これを見てすぐに実際に音程をつけて歌えるのでしょうか? 純粋な疑問であります。)
途中からどんどん難しくなっていきます。かなりツラくなるのです。
Takにどこまでついていけるか!?!?

ちなみに私のところにレッスンに来ている生徒さんで、バンドのヴォーカルをやっている女の子がいます。
彼女もコレをやってます。めっちゃ悪戦苦闘中。でも、確実に実力を養ってる。
音大受験の登竜門だけのことはあって、内容の濃い、素晴らしいテキストではあります。
ピアノでいうところの「バイエル」のようなものですが、初心者用のテキストは、今では「バイエル」に限らず、年齢、ニーズなどによって、多種多様なのに、
子供の「ソルフェージュ」系のテキストは、なかなか「コレだ!」というものに遭遇しません。
私の教材研究が杜撰なこともあると思うのです。「コレがいいよ」というテキストをご存じの方、ぜひ教えてください。

自慢じゃないけど、私はこういう「音程」とかに関する才能は子供の頃から備わっていたらしく、苦労したことが全くありません。
「コールューブンゲン」も、いったい何が難しいのかさっぱりわかりませんでした。
なので、生徒さんが悪戦苦闘している様子をみて、「ああ、こういう音程は難しいのだな…」とわかる、、みたいなのを積み重ねながら、一般的な人がどういうところで躓くのか、苦労するのかがわかってきました。
なので「アンタ、こんなのができないの!?!?」な~~んてことはもちろん決して言いません。
音楽にもいろいろ才能の種類があって、私は、ピアノの両手の譜読みが苦手だし、楽譜を認識する脳ミソとピアノを弾く指が未だに直結していません。
自分で創った曲でさえ、毎回泣きながら練習しなければ弾けないんであります(T_T)
「才能」とか「専門分野」というのは、本当に狭~~い範囲なのですね(^_^;)


でっ、Takの「コールューブンゲン」初体験。

1段8小節程度の、ものすごく簡単な音程のエチュードを4つ。
強要はせず、「次もやる?」と1つずつ本人の希望でやってみました。

最初は「読譜」から。
楽譜を、音程をつけず、ただドレミを読む。
(とはいっても、なんとなく音程をつけようとするのだが、めっちゃ音痴で蒼ざめるワシ…)
次は読んだ音を、実際の音程にして歌ってみる。
音程よりまずは「譜読み」がおぼつかなく、何度もつっかえる。
でも、10回繰り返すうちに、譜面についていけるようになって、声で音程を作れるようになる。

「よっしゃ、合格!!♪」

Takは「声楽」じゃないので、声の出し方はどうでもいい。とにかく、音程とリズムなのだ。
彼は、やる気のある限りこれからも1曲ずつクリアーしていくと思う。
初心者なのに、最初に「音痴」のように譜読みをしているのに、仕上がりは完璧なのでありました。
「完璧」というのはね、音程がふらさがったり、うわずったりせず、キッチリしてるってことです。これはスゴイと思う。親の欲目を差し引いても。
ピアノの音程を自分の声ですっかり模倣できてるってことなのだ。
これに関しては私はかなりシビアです、厳しいです。
コレってやっぱ遺伝なのかな??

それは嬉しいけど戸惑う。
これまでTakの歌を聴いたりもしてきながら、こいつ、さっぱり「音楽系」じゃないよな~~と思ってきた。
クレヨンしんちゃんや、アグネス チャンさんのCMをそっくりに真似る芸は、めっちゃおもしろいけど、「一発芸」の場面でしか役にたたないよ。
微分音、発音、発声、聴いて真似て表現する能力はスゴイぞとは思ってたけどね、、、

両親がアンタに「匠」と命名したのは、決して宅配寿司の出前メニューから安易に選んだワケではなく、
地に根をしっかりとおろして、職人系アーティストになってほしい、、、という切なる願いからなのだよ。
でも、「アート系」でも、設計とかさ~~、音楽よりもっと実生活に役立つ、収入に直結するほうがいいよと思ってきたよ。
いや、今でも、ものすごくそう思いますけど、、、(^_^;)
音大に行きたいとはどうか言い出さないで欲しい、、、マジでホントにマジで…(-_-;)


私は、ピアノ講師を30年もやってるので、ちょっとしたレッスンでも生徒さんの今後の音楽的展望がわかります。
こーゆーヤツは、80%音大に行きたがる、、、(-_-;)
もし私が、Takの母でなかったら、「この子はスゴイぞ、やれば伸びる素質アリ!!」ってことで、挑発しまくるところ。



さあどうするTAKAMI…



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部活その後

2012-05-04 | TakのMusic Life




5月に入ってから、本格的に中学校の部活が始まりました。

昨日も今日も、Takは、8時半からの練習に、7時半に友達と待ち合わせをして、意気揚々と出かけていきました。
ベランダからこっそり見てたら、同級生のドラマーの男の子と信号待ちで肩組んでたよ(*^_^*)


先日、東京のおともだちと長電話してて、ふと気づくともう7時前。Takこんな時間まで何やってんだ!?!?
さすがに心配になって、電話を切って、だけど探すったってどうすることもできず、中学校に問い合わせるのもなあ、、と思案しているところに、
「ただいま~~」と何食わぬ様子で帰ってくるので、
「こんな時間まで何やってたんだい!!」と、いきなり怒鳴る。
「えっ、部活に決まってんじゃん」
「ウソゆーな!部活は1年生は5時まででしょ!」
「それは4月。もう今日は5月だよ」
「……」

いきなり夏時間で、6時半まで部活なのだそうです。

部活の月間スケジュールのプリントも持って帰ってきて見せてもらったら、GWも早速練習が入ってる( ̄□ ̄;)!!


まだ担当楽器は決定してないけど、ひととおり全部の楽器を体験し終わって、Takは、やはりサックスがやりたくて、サックスのパートに居座っているらしい。
競争率は高いらしく、オーディションもあるらしく、それでも自力でなんとかオーディションを突破したいと、ものすごく頑張っている模様。

「お母さん、腹式呼吸って、どーやるん?」

よしきた! …とばかり、私は複式呼吸を教えたんだけど、ふつー生徒さんには絶対にできない究極のレッスンを(^_^;)
すなわち、Tシャツをめくりあげて、ナマのハラを見せながら、「これは腹筋じゃなくて脂肪ね(^_^;) 」とか言いながら息を吐き、
だんだんお腹がへこんでいく様子と、吐ききった瞬間にお腹が膨らむ様子を見せて一緒にやらせたり、
並んで寝っ転がって息をしたり。

「おおおぉぉぉ~~~!!!」と、いちいち感心しまくるTak。

それから、またあるときは
「お母さん、楽譜の読み方教えて」

よしきた!これからアンタもこのテキストをやりなさい。(冒頭の画像)
1年前から習ってる、Takと同学年の、初心者の生徒さんのために用意したテキスト。
ドレミで歌う本ですが、「自分の声でドレミの音程を作れることが基本中の基本」と言い聞かせたら、Takは意外と素直に「わかった」といって師事する?気迫あり。

部活では、「筋トレ」とかやってるらしく、腹筋、背筋、シャトルラン…など、楽器を吹く身体をつくることから始めるようですが、
譜面に関しては読める、読めない、音楽の経験はかなり個人差があると思うので、読譜については本人がその気なら私が教えてやろうじゃないの。

昨日はTWSという、社会人吹奏楽団の定期演奏会に行ってきました。
こんなコンサートに息子と2人で行けるようになったのもいいな~~♪

その後、SYOさんと3人で「山活」へ。
そこで、マイミク「アミーゴ」さんと遭遇(@_@;)
ギターを独習しているマスターのところに、これからもどんどん音楽仲間が集うようになってくるんだろうな~~(*^_^*)
いいなあ~こうして音楽の輪が広がっていく…

そして、私が酔っ払いで帰ってきて爆睡してる間に、SYOさんには、「アルトサックスはE♭管 テナーはB♭管」という意味を教えて貰ったらしい。


今年のGWは私の仕事とTakの部活がちぐはぐでどどーん…とお出かけの予定がありません。
しかし、もうTakは部活のことで頭がいっぱいで、それなりに充実した日々を送っています♪





4/30 実父の月命日 従兄弟のRinと




おまけ ガーデニングにハマるSYOさんちの花壇



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「Love Sonata」番外編

2012-04-30 | TakのMusic Life





前回記事の「Love Sonata」には、Takも一緒に行きました。

最近のTakは、毎日学校生活のことを家に帰ってきて喋りまくります。
特に部活のこと。
小学校のときは全然こんなことなかった。
もともとお喋りだけど、学校のことは聞いても「忘れた」とか、めんどうがって自分から話すことなんか殆どなかった。
「説明する」ってことに少しずつ慣れてきたからのような気がする。語彙も少し増えたような気がするし。


Takは早々と吹奏楽部に入部届けを出し、念願のアルトサックスパートに入れるよう、毎日頑張って行ってます。
1年生はまだ「体験入部期間」なのだけど、もう心はすっかり「アルトサックス」
でも、希望者が多いのでオーディション制なんだって。
ガンバレ…

そして、音楽全般にも興味が膨らみ、今回のコンサートの出演者も、サックス奏者はいないけど、「コンサート」を聴くこと自体に興味が湧いてきたらしい。

でっ、件のソプラノの演奏の途中で私の耳元で、
「ねえ、お母さん、この人うまい?」
「うん、めっちゃうまいよ、わかる?」

帰り、駐車場に向かって歩きながら、
「あの人、めっちゃスゴかったよねーーー! でも、らりるれろが巻いとった。川のながrrrれのよ~~に~~~♪」
「うんうん、お母さんもチェック入れたよ! オペラの人はね、rの発音が思わず巻くのよ(巻き舌)
イタリア語のrは巻くのよ、でもお母さんも、英語でも、JAZZのときは巻かないけど、
「オペラ系」の発声で英語で歌うときは、思わずrが巻くんだよね~~(^_^;)
promise とかさ、Jordan とか…」(と歌ってきかせる)
「あの人の歌を聴いたあとでお母さんのを聞くと、ヘタに聞こえる」
「当たり前でしょ。次元が違うのよ。世界コンクールで1位になった人だよ。
よく見えなかったけど、マリア・カラス コンクールって書いてあったような気がする。
マリア・カラスっていうのは、お母さんがソプラノ歌手で最も尊敬してる人でね…」

とまあ、こういう会話を息子とできるようになるって、とっても嬉しいもんだ。
それに、Takは、唇をぷるるるる…と震わせる金管楽器の人がやるウォーミングアップを最近よくやる。
リード楽器のサックスには関係ないんだけどね。いろんな楽器を体験している模様。
それを見てると、なんだかやっぱり、トランペットの初代夫がよくやってたのを思い出して、懐かしくなる。

私のところにレッスンに来ているYちゃんは、トランペット希望で、もう楽器も購入したんだって。
昨日は、Yちゃんのお母様もレッスンのあといらして、たくさん部活の話をしました。
「私の最初のダンナさんはトランペットのミュージシャンだったんだけどね、押入れの布団に向かって毎日何時間も練習してたよ。防音のマンションじゃなくても大丈夫。」
「そうや。この人、2回も結婚しとるんで。」


まあそんなことはどうでもいいんだけど、Takとはどんどん会話の範囲が広がっていってるなあという気がする。

でも、男の子だから、そのうち家で何も喋らなくなるのかなーーー今のTakでは考えられないんだけど。
一時的にそうなっても、一生語り合える親子でいたいな。




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