昨日は、高松市の高校吹奏楽部のアンサンブルコンテスト(アンコン)予選でした。
Tak達のサックスカルテットは、県大会に出場が決まりました。
私、全然期待もしてなかったし、聴きにも行けませんでした。
昨日は、日曜礼拝、ワーシップバンドによる礼拝で、ピアニストの差し替えができませんでした。
本当はTakにとって最後のアンコン、聴きに行く気満々だったのです。
この日がワーシップ礼拝だということを、直前まですっかり忘れていたのでした。
最後のアンコンなので、聴きとどけたかった。
Takが私のヴォーカルに言いたい放題を言うことを、私が深く受け止めているように、
Takも、私の講評にかなりの信頼を置いており、母に聴いてもらって、感想を聞くのを期待していたのでした。
なので、私が礼拝を休めないことに、彼は相当がっかりしてたと思う。
実は、今回のアンコンに、Takはあまり気合が入っていないように私には見受けられた。
母に部活についての愚痴をこぼすこともあり、、、
女子にまみれていることもあり(男子は吹部で2人)、女子との距離、女子の思考や行動パターンなどに違和感を感じたりもして、
メンタル的には相当な距離をおきながら、音楽活動を共にしている…という、なんとなく中途半端な状態で、
いいことよりヤなことのほうが多い時間も過ごしてきたことと思います。
「Tak、お母さんは行けないけど、頑張って!」といって送り出すしかなかった。
正直なところ、あまり気合の入ってないアンコンのようだから…って私も自分に言い聞かせて諦めたのでした。
夕方になって、Takから「県大会に行くことになった」とTELがありました。
どっひゃ~~~ん!!( ̄□ ̄;)!!
なにそれなにそれ。
気合入ってなかったんじゃなかったの?!
私は予選の中でも、金賞どころか、銀とか銅…みたいな平凡な結果を描いていたのでした。
Takたちの曲は「陽炎の舞踏」という曲で、中1の時に、同じ曲で、Takはアルトサックスで、2年生3人に1人混じって演奏して、県大会に出場しています。
その時のTakの演奏は、先輩たちの音の影に隠れて、無難に、先輩方の邪魔にならないように…という感じで、消極的に感じられた。
無理もないと思います。
中学で吹部に入部して、初めてのアンコン。
まだサックス歴1年にも満たないんだもんね。
アンサンブルそのものも、躍動感よりも緊張感が先に伝わってくる、地味な演奏…という印象でした。
県大会の結果は「銅」。厳しいです。
私は当時、この曲を何度も聴かされたし、譜面も見ました。
楽語や記号の解説もしてあげた。懐かしい曲です。
Takはその同じ曲を、今度はソプラノサックスで、リードを取り、指揮も兼ねます。
Takは、その、指揮で重大なミスをしてしまったのだそうです。
テンポの変わるところで。
本来なら空中分解するかもしれなかったところを、あとの3人は瞬時についてきてくれたのだと。
わかるよ~~わかるわかる。
私もバンドでそういう経験めっちゃあるもん!
東京フラミンゴ時代の最後のLIVEの「フラミンゴ・メドレー」が蘇ります\(^o^)/
他にもいろいろあったよな~~
「どこでどうなったの?」と、私は突っ込む。
「ここのところがこうで、ああで…」と、曲を流しながらのTakの説明。ミスったところで曲を止めて、詳しく解説してくれた。私には手にとるようにわかる。
その瞬間、「控え」という立ち位置の彼らの足元のゆるぎない頼もしさ。
重大なミスを差し引いても、金賞で、県大会…というのは、ほんとにすごいなあ…と私も思ったし、
Takは、瞬時についてきたあいつら、ほんとにスゴイよ…と、感謝感動してる。
私が経験して感動してきたことを、Takも自分の世界でやっているのだなあ…
いいなあ、高校吹部。
私、正直いって、息子のこと、少々軽く…というか、まだまだ頼りない、浅はかな子供だと思ってました。
いつのまにか、ぐ~~ん!と成長していることを、この冬休みで、ぎゅぅっと感じています。
いや、勉強は相変わらずどーすんの!?状態ではありますが、、、、、、、(-_-;)
県大会は、次の日曜日。
今度はすみませんが礼拝お休みして行かせていただきます。
Takたちのサックスカルテットを聴ける機会ができたこと、ほんとに嬉しい。
あと5日しかないけど、きっと彼らは、一致して、さらにいい演奏へと向かっていくと信じています。
冒頭の画像は、Takがお正月、勉強もせず没頭していた1000ピースのジグソーパズルの完成形、、、、
勉強は、、してほしい、、、、、