WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

国際ロマンス詐欺

2022-03-25 | よしなしごと

井出智香恵さんのTwitterプロフ画像をお借りしています


先日「国際ロマンス詐欺」というドキュメンタリーをNHKオンデマンドで観ました。

漫画家の井出智香恵さんが被害にあって、7500万円を騙し取られたというもので、衝撃的な内容でした。

「井出ちかえ」といえば「ビバ!バレーボール」タイトルだけならご存じという方も多いのでは?
私は彼女の画風…あの爆発してる目がダメで、「りぼん」は買ってたけど、読んでませんでした。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが(私は全然知らなかったけど)
「国際ロマンス詐欺」とは、外国人からまずはメールが来て、そのうち恋に落ちて、大金を騙し取られるというもの。

井出智香恵は、50年もずっと漫画家で、今では英訳も出版されているらしく、大英博物館に展示されたこともあるという、今では世界に名だたる方。カネある。
ということで、ターゲットになってしまった模様。

私、ドキュメンタリーの内容とWikipediaの情報のみで書いてます。ご容赦を。

井出智香恵のところに、あるときファンレターのようなメールが来て、
「あなたの作品を読みました。すごくよかった。」というところから始まって、ものすごく時間をかけて、彼女の信頼を得た模様。
犯人は、彼女の好きなハリウッド俳優に成りすまして、動画も送ったり、しかしやはり俳優なので、「この恋はヒミツ」ってことで進展していったらしい。
彼女は、すっかり信頼し、騙されてしまいました。
バツイチで3人の子供を筆で育て上げ、その子供たちさえ彼のことを信じていたとのこと。

そして、私が衝撃だったのは、
「本当に幸せになれるチャンスがきたのかもしれない。私にこういうことがやっとおこってもいいんじゃないか。」と思ったということです。
彼女は世界的漫画家で、70歳であろうと、自信があったのだ。容貌ではない。自分そのものに。
番組では、彼女の首から頬にかけての皺を強調するアップや、丸い背中の後姿を殊更に映していたように思います。不愉快でした。

自信がなくては恋はできないと思います。
井出智香恵の場合は、結局詐欺の被害者であった訳だけれど、
そして、どんなに時間がかかっても相手(犯人グループ)を特定して捕まえてやろう…と今は思っていらっしゃるようだけど、
私は早く忘れて、次は本当の恋をしたらいいのになと思います。この先の人生の、大切な持ち時間なのです。

独身男女のみなさまも、70代で恋をしましょうよ!!いや今すぐからでも。



えっ私?
もうひと恋…とは、正直ごく近親いやその周囲からも言われております。理由もよく承知しております。

音楽にときめき惚れまくるはこの先いくらでもあると思うけど、
恋はしません。私にとってSYOさんに優る人はこの世にはいません。



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クレーンでピアノを交換した去年の冬

2022-03-13 | アーティスト魂



SYOさんのピアノが私のマンションに来たのはもう昨年のこと。
そして、私のピアノは工房に引き取られていきました。

古くて象牙の鍵盤で、汚れが目立ってきたら「オキシドール」で拭いて。
それでも、象牙の黄ばみはどれませんし、薬品の乱用はダメなのです。
梅雨時になると打鍵した鍵盤が時々ちゃんと戻らなくなったりして、いろいろ大変でした。
でもとっても愛着のあるピアノ。
引き取っていただけただけでとても感謝しています。

このグランドピアノ2台をいちどきに交換するのに、「四重」http://yonjyuu.com/さんのお世話になりました。
6人がかりで、クレーンでの搬出、搬入。
代表おひとりと、あとの5人はワカモノ。
大変凛々しかったです。

まず代表は、事前にSYO Michael Studio と私のマンションを下見に来て下さり、
どこからどうやって搬入搬出をするか頭に描いて下さいました。
そして、当日の作業は、あまりにも鮮やかで、手際よく、惚れましたわ。










本当にあまりにも鮮やかなので、
「こんなん、日常茶飯事なんですか?」と伺ったところ、
いやーやっぱり「ピアノ」となると、気持ちがが「ピーン」となります。
とワカモノが仰っていました。

そして、無事に我が家にやってきたSYOさんのピアノ。
こぢんまりとして、ご家庭用。(私のは学校の講堂のステージに設置されていたらしい)
さらにサイレント機能付きなので、夜中も遊べる。(練習にはきっとならない。ヨッパなので。)

大事にするよ。


とにかく「四重」のスタッフのチームワークがあまりにも素晴らしくほんとに惚れ惚れしたのでした。


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