「香松」ディナーライヴ、満席で、和やかに且つ盛り上がりとてもヨイヨイヨイ(酔い良い宵)であったと思います(*^_^*)
私と致しましては、本格フレンチレストランのディナーライヴというようなのにお声がかかったのは初めてのことで、
しかも、60周年、アニバーサリーの大切なイベント。
しかも、ジャズのピアノトリオをバックに、、、
何を歌おうか、考えまくりましたが、結局、直前になって「新曲」は全部却下してしまいました。フランス語の歌を…とか、他のジャズ・ヴォーカルの方があまり歌わない曲を…とか、いろいろ考えたけど、
私たちは美味しいワインとお料理の脇役なのであって、こんな場面で、新曲を披露するのはどんなものか…
いえ、自信たっぷりに仕上がったのであればよいのですが、不安や気後れを含みつつこの場で新曲披露は…
毎日チャリで、スーパーの仕事の往復で歌いまくった「新曲」は、敢え無く却下。
リハ1回だけじゃ、やっぱ無理、もっとこなれてないと。
お客様にも、オーナーにも、大変喜んでいただき、「Bravissimo!」があちらこちらから飛び交い、こんなに気持ちよく歌えたのは想定外のことでありました(^_^;)
私はとにかく、JAZZのピアノトリオで久々に歌う緊張感で、お客様にもお店の方にも、ご迷惑、失礼のないようにってことで、精一杯だったのでした。
大切なイベント、お客様にご堪能いただき、ミュージシャン冥利に尽きるってもんです。
ところで!!!ヽ(`Δ´)ノ
この日、私は朝から美容室に行ってカラーとかセットとかしてたので、Takと殆どすれ違い状態でありました。
Takが寝てるときに出かけ、本番終わって帰ってくるまで、会えない状態。
寝てるTakに「鍵、ちゃんとかけて持って行け」…と、くどく言っておいたのに、Takは鍵を持たずに部活に出かけていった、、、
美容室から帰ってきたら、玄関の鍵がかかってなかった。
もしや、ヤツは鍵を持っていっていないのでは… イヤな予感が…
と思って、Takの鍵を思い当たるところ探してみたけど見当たらないし、慌てたので、持ってるけど鍵をかけずに行っただけ??
このビミョーな状態に、対処を迫られるも、私だって本番前。
とりあえず無用心なので、鍵をかけて出かけた。
「香松」でサウンドチェック~最終リハをやってるときもずっと気になって、
タクシーでいったん家に戻ることにした。
案の定、Takの荷物が玄関に放置されてた(-_-;)
Tak、どこに行ってんだ??
私が帰るのは、10時半を回るってのに、、
携帯には、知らない番号から着信履歴があった。
「コレは、Takが今、お世話になってる、部活のお友達の家に違いない」と思って、何度かけても話中になるところを、しつこくかけまくった。
20回ぐらいかけて、やっと通じたお相手は、「シオン教会」でした。
この日、シオン教会のデイ・キャンプやら、幼児の夕涼み会やらのイベントがあったらしく、
Takが教会にいるとわかってものすごくホッとしたけど、、しかし、私の本番直前のこのストレスはどーなるのよ( ̄□ ̄;)!!
Takは、電話でへらへらと、全く反省の様子もなく、教会のイベントに溶け込み和みまくってるじゃないのよ!!
「教会にいるのはいいけど、私は今、アンタが家に入れるように玄関の鍵を開けてきたので、無用心なので、今すぐ家に帰って、自分の鍵を探して、鍵をかけて来い!」
と、まくしたてました。
復路のタクシーの中で怒鳴りまくり、とりあえずまあ一件落着で、運転手さんに「そーゆうワケなのです…とほほほ」と言ったら、
運転手さんは、めっちゃウケまくり、且つ同情してくださり、「ホンマ、ハラたつでしょぉ~~わかりますわかります!ウチもそうでしたから!!」と、2人で大いに盛り上がりまくりました。
言っときますけど、私はTakにこの日の夕飯、「マック」を所望されてたので、なるべく冷めないよう、時間も調整して、出かける直前ギリギリ買ってきてたんだ。
勝負の本番の日に、こーやってアンタのこともちゃんとこなしてんだヽ(`Δ´)ノ
しかも!!
このタクシー往復の時間っちゅーのは、他のメンバーのみなさんは、現場での最終リハを終えて、優雅にお食事を召し上がっている時間なのであります。
「香松」のディナーよ。
フィレステーキの上にフォアグラが乗っかってるのよぉ~~~~!!
そんなんを、私はTakのせいで15分でガツガツと食べ、いつも感動しながら一口ずつじっくり味わうスープも10秒でかきこみ、
デザートの時間には、もぉ大急ぎでメイクとか着替えもしなきゃいけないので、切羽詰ってて、一口食べただけで殆ど残しました(T_T)
せめて画像に残しておけばよかった!!!残念!
そんなこと思いつく余裕もなかったわ。
ただでさえ本番前のディナーって、どんなに美味しくても、じっくり味わう気持ちのゆとりがないのよ。
去年の高知の「城西館」といい、数年前の豪華客船「ふじ丸」のディナーといい、
ゆっくりワインを飲みながら心行くまで味わいたいところを、
本番前の私は、悲しいかな、そんなゆとりがないのであります。
でも、心のゆとりのみならず、時間的にもTakのせいで、ガツガツとただ摂取するだけみたくなったじゃないのよヽ(`Δ´)ノ
しかし、ベテランのミュージシャン3人は、余裕で堪能なさっていらっしゃる…
エエなあ~~~このゆとり。私もコレを目指すわマジで。
やっぱ私って、A型だし、繊細なのよ、線が細いのよぉ~~~!!(T_T)
しかもSYOさんは、本番前にもふつ~~に飲みますから。
飲んだほうが調子よくなるんだって。麻薬か!?
でも、いつも思うのですが、本番のSYOさんは、リハのときと全然違う。
「ピアノと戯れる」感最高潮ってなカンジ。
ひよっこな私は、リハと全然別モノのような素敵なSYOさんの演奏に、「うひぇ~~そう来るか!」ってびっくりして、いろんな意味でハズすこと多発…なのですが、
だからといって、「リハでも本番と同じようにやってくれ」とは当然言えません(^_^;)
頑張ってついていくわ、、、、
長々と失礼いたしましたm(_ _)m