WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

曹操のご飯

2017-06-22 | 三国志沼
三国志沼にハマってしまったTAKAMIにございます。

ついに吉川英治全巻買った。
そして、美容室のオーナーからお借りしているDVDは、3巡目に突入。
いんや~~2回観たらお返ししようと思っていたのであったが、、、
機会を失い(詳細は割愛)斯様なことになってしもうた。


3回目ともなれば、多少余裕を持って観とります。


さて、私はあらゆる時代・地域の「飲食生活」に興味があるのですが、ここをゼヒとも切り取ってみたかったのです。
ほんとマニアックですみませんね~~




このシーンは乱世の中で天下統一を狙っている主人公の一人、「曹操」(魏の初代皇帝のとーちゃんの若かりし頃)食事の場面。臣下の戦況報告を聞きながらの食事。
食事より当然臣下の報告の内容のほうが重要なので、食べ物をクローズアップするってことは殆どといっていいほどないよ。






途中で、自分が遠征で留守中に手薄になった城に敵が攻め入ったとの悪い知らせを聞き、頭に血がのぼり、
手にしていた碗を振り上げて、机の上にひっくり返す( ̄□ ̄;)!!





中身は、こぼれず、ひっくり返した椀の中。
誰だヤツにそんな入れ知恵をしたのは!!…と憤慨しまくりの曹操。
それが、以前袂を分かった相手であることわかり、なるほどそうであったか。それなら合点がゆく…などと言いながら、、、





だんだん冷静を取り戻し、ひっくり返した椀を再び手にとり、机の上の飯を箸で拾い集める。





肉を食べるシーンもあるよ。





酒を飲むシーンはいっぱい出てくるけど、食べ物は、机の上に並んでいるだけで、食べているシーンは殆どないので貴重なのです(^_^;)

しかし、三国志オフィシャルブログの哲舟さんによると、この時代、この地方には米はとれず、粟などの雑穀を煮てお粥のような状態で食べていたとのこと。
なので、「あの長い箸で食べている椀の中身は何のつもりなのだろう?」…と、、、

でも、正直いって、どの宴のシーンの食べ物も、あんまり美味しそうじゃないです。
品数も少なく量だけがめちゃくちゃ多い。


なかなか、時代考証も大変なのですね。




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新生教会チャペルライヴ2017

2017-06-14 | アーティスト魂





新生教会の「父の日ライヴ」も6回目となりました。

これは、私のパートナーピアニストSYOさんの所属する教会のイベントで、教会員の方よりもむしろ、広く一般の方に向けたライヴです。

「チャペルライヴ」ということで、これまでもなんとなく敬遠されている方がたくさんいらっしゃいました。
全~然、私達ミュージシャンとしては、キリスト教とは無関係の、通常ライヴハウスでやるジャズのライヴと同じですので
どなたさまもお気軽にお出かけくださいね。

「教会に行く」っていうだけでも、ちょっと構えがあるかもね。
なんか、入り口で、名前とか書かされるかも…とか、、(^_^;) それもナシ。お作法も全然なし。


ただね。
「入場無料」ってのも、なんだ、たいしたことないんだろうな…と思われがちなのです。
めっちゃたいしたことありますからね!
教会がめっちゃ太っ腹で経費をご負担くださっているのです。
このすばらしい企画、
ゲストでお招きいただいているこの私自身がいちばんショボいから、めっちゃ頑張らねば…といつも思っているのです。
でもそれでも、いつもご指名いただき、ありがたく感謝してお受けしています。
「タダ」でサイコーに素敵なJAZZをお楽しみください。
乳幼児もOKです。



昨日、SYO Michaelスタジオにてリハやった! 私個人的にはめっちゃ充実、楽しかったんですけど
メンバーのみなさんは、大変真剣に取り組んでおられました、、、



毎年バージョンアップしています。
私も、アップアップしつつも、気合入れてついていっています。


       
 

 
 山田マルヨシ             チャリダー広瀬               國井 類           SYO Michael

 
このように並べてアップすると、三国志にハマっている私にとりましては、このミュージシャンたちが、ツワモノの武将たちのようにみえます\(^o^)/
しかし、SYO Michaelの軍師のような風貌とかわいいTシャツの模様の落差がウケる(^_^;)



当日は、「食」系のイベントがあちこちで開催されるようですが、
食いっぱぐれないよう、早めに食べて、その後はLIVEにゼヒ来てね。


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三国志にハマっとります

2017-06-04 | 三国志沼


「三顧の礼」
フトンのように見えるのは、諸葛亮が今後主君に仕えるために諸国を旅して作った地図




このところ三国志にハマりまくっているTAKAMIでございます。
ついに全95編、おわた………
DVDにして32枚。
前半2度。そして、後半2度目に突入しています、、、

壮大で感動的でありました。


ナゼこんなことになったかというと、私がお世話になっている美容室のオーナーからお借りしたという、それだけのこと。
書けば長くなるので割愛。ワタクシ、三国志には、全く興味ありませんでした。

「三国志」を読まれた方は、拙ブログをご訪問下さっている方には殆どいらっしゃらないと思うので、内容詳細は割愛します。

今から約2000年前のこと、日本には、まだ文字さえもなかった時代、
中国ではこのような壮絶な戦乱の時代が展開されていたのか。
そして、ものすごく魅力的な人物が次々登場して、現代とは全く違う戦国時代の価値観の中で展開されるストーリーを観て、
脳ミソがぐちょぐちょに掻き回されたって感じ。
戦乱の世の価値観は、現代のゆるゆるの日本とは全く違っています、当たり前ですが。
常に死が一寸先にあるところを生きる。
言い換えれば、明日死ぬかもしれないことが当たり前の日常。

しかし、全編終わって、なんたる虚脱感、虚無感、、、
栄枯盛衰、超魅力的な登場人物も、すべて戦や病に倒れ、次々と死んでいきます。



諸葛孔明


司馬懿

決戦直前にして2人で語るシーンですが、こんなん実際にはあり得ません。
超絶緊張感の中で、この笑顔を敢て切り取った。
別の世なら、或いは天国でなら、この2人の天才は、こんなふうに語らって過ごせたのであろうなあ、、、





「天命」という言葉が度々出てきますが、これはキリスト教における「神の計画」と同義なのではと…

「諸葛孔明」という名前ならご存じのかたはいらっしゃるかと思いますが、
この人は、軍事においても、政治においても「天才」だったようです。
けれども、このストーリーでは、あくまでも「人間孔明」として、「神」のような側面は描かず、最後まで義を重んじる軍師として描かれていました。
彼は、天文や気象さえも掌中にして、次々と勝利を収めますが、
その孔明でさえ、志ならず、病に倒れて死にます。ああ無常、、、救いがない、、、

諸葛孔明さまに心を寄せている私としては、「司馬懿、どうせならここで焼き殺されろ!」
…などと思ってしまうのです。
火責めにあって焼き殺される予定が、突然の豪雨で火が消えて、孔明の策が失敗に終わる。(史実がどうかは不明)


やっぱ、こんな無常な三国志に浸かっていると、やっぱりここは「救い主」に登場してほしいよ…と、正直思いました。


しかし、ヨーロッパではビミョーな時間差あるけど、まさにローマ帝国がキリスト教を弾圧しまくっていた時代。
「暴君ネロ」は有名で、キリスト教徒をコロッセオで空腹のライオンの群に襲わせ、見せしめに処刑した話は有名ですが、
当時はまだ単発的で、この後もっと弾圧が激しくなっていきます。
数え切れない殉教者が、、、
こちらも「明日は死ぬかもしれないのが当たり前」な時代。
これまた話は別なので、ここは割愛。


しつこいですが、当時日本には文字すらもなく、邪馬台国が魏国に使者を遣わしたことが魏志に記されているのみ。


さて、三国志。
命乞いをする者、ハラを括って我が首を差し出す者、土壇場で自害する者、君主が自分に仕えて欲しいという願いを聞き入れず、自ら斬首を申し出る者…
それぞれの場面、とても壮絶で深く考えさせられます。


今、現代のこんなゆるゆるとした緊張感のない安穏とした日々の中で、
明日は死ぬかもしれないこの瞬間、自分は本当は何をするべきなのかなんて、考えられない。
生まれて半世紀以上、そんな緊張感を持って生きてきたことなかったし、これからもないと思う。
…てゆーか、絶対わからないよ、その感覚。
私は全く愚鈍で凡庸ゆえ、、、
私達は、家族のことを大切に第一に思うことが当たり前な人生を送れることを神に心から感謝しなくてはいけないと思います。


でも、天変地異あります。そのうち必ずといわれている。
地震、津波、まさかのミサイル攻撃…!?
いつまでも永遠に今の状態が続くわけがないのです。
いつか必ずやこれまでの価値観は崩れ去るであろう、、、


…という重~~~い話は、とりあえずおいといて。



人の名前や顔がなかなか覚えられない私は、この大量の登場人物が把握できず、
死ぬときになって、「ああ、この人は、あの時登場した人だったのか…」となります。
でっ、やはり1回ではダメだということで、2度目を、、、、


2度目ともなると、細かいところにも目が届くようになり、
特に、宴席の食事や、酒器などが気になります。
いや酒器は最初から気になってたけどね(^_^;)

いんや~~それにしても、さすが、大陸の漢民族、よく飲み、よく食べるようす。




これは、主君と客人の数人での宴席の模様



これでも見た目かなり質素…でも量はめっちゃ多い!




これが一人分。
とりあえず、これだけ出して、お好きなだけどうぞ…ってカンジ??
残ったらどーすんだ? それともホントに漢民族は、全部食べるのか( ̄□ ̄;)!!
お誕生パーティーなどのときは、もっとスゴイです。
わざわざそこを捜し出してきて画像撮るのめんどうなので、割愛しますが、、、、

Comments (6)
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