父の日。午後から教会で「歌声カフェ」というのを催しました。
コロナ禍になるまでは、毎年恒例でSYOさんをリーダーとするJAZZのメンバーで「父の日LIVE」やってました。
私もヴォーカルとして参加させていただいていましたが、あまりにも毎回私ではお客様が飽きるだろうということで、
時々お休みさせていただいてましたけど。
そのうち、コロナ禍に突入し、SYOさんも天国に帰って、今回は、教会始まって初めての「歌声カフェ」を催すことに。
奏楽者3名のうち1名司会、1名キーボード 私は、歌唱指導を申し付かりました。責任重大。
とにかく前例がなく、どうやって進めるんだ、、、
冒頭の画像は、「歌声カフェ」のダイニング。SYOさんとの誓約式の後、内輪だけでささやかなパーティーやったときのもの。
趣旨は、「父の日コンサート」と同じ。
教会員以外の、近隣の一般の人たちに気軽に来てほしい。
ターゲットは主に歌の好きな高齢者。
礼拝堂は3F部分なので、1Fのダイニングスペースでやります。人数は10~20人程度。これで、年いちど「父の日」じゃなくて、毎月となります。
とりあえず今回は、1曲は、日本歌曲を部分練習などしながら仕上げて、その後カフェタイム、2曲目にはさらっと讃美歌を歌う。
…という流れでやってみました。
歌は、「埴生の宿」と「いつくしみ深き」
「歌声カフェ」をやるというなら、私としてはまずは「埴生の宿」をやってみたかった。
みなさんに、とても喜んでいただけました。すごく嬉しい。
曲は知ってるけど歌詞を知らない方が殆どで(これ、狙ってました)一行ずつ丁寧にご説明し、味わいながら歌っていただきました。
メロディーは知ってたけど、こんな素敵な歌詞だったとは知らなかった…
と、みなさん仰って下さいました。
でしょーでしょー。私はこの歌が我が人生で一番好きなのです。
歌詞の意味をみなさんに説明しているだけで胸がつまって涙ぐむほどです。いつもそう。
途中で発声練習も少しだけやりました。
それは、この曲の高音域を気持ちよく出すための、ほんの少しのサポート。
「まず発声練習から」というのも本意ではないのです。合唱団じゃないんだから。
そして、仕上げのときには、みなさん、本当に気持ちよく高らかに歌っていらっしゃいました。
カフェタイムには、初めてということで「他己」紹介の時間もあり、隣の方を紹介するというもの。
でっ、最後に私に回ってきて、お隣の方にご紹介いただいたあと、牧師先生から、「何か、他には…」と言われ、
「SYO Michael の妻です…コロナ禍中の入籍、当教会への転籍…いきなり「やもめ」となってしまったので、みなさんマスクで、お顔と名前が全然覚えられません、ごめんなさい…」
みたいなこと申しました。
それをきっかけにSYOさんの思い出話なども始まって、私にとっては、ものすごく久しぶりに、SYOさんのお話が聞けて、すごく楽しかった。
私もSYOさんが召されたときの様子を会が終ったあとで、雑談でお話させていただきました。
SYOさんの召天は、あまりに突然すぎて、みなさんきっと私にこの件については遠慮されていたのだと思います。
画像はすべて2019最後の「父の日コンサート」
SYOさんは奏楽者としても偉大だった、、、、
これからは、引き継いだ3人の奏楽者で、派手なことはできないけれど、歌の好きな一般の高齢者の皆さまに、
ものすごく楽しくて充実したと思っていただけるような音楽のイベントを企画していこうと思います。
きっと「歌声カフェ」もどんどん進化していくと思います。