WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「メッセージ展」始動

2012-05-31 | アーティスト魂





5/30 NAYA-NANYAにいってきた。


朝の8時ごろ、書家の池田秋濤先生からTELがありました。

「うわぁ~~センセ、お久しぶり~~♪♪ 携帯鳴って開けてみたらセンセの名前が出てきたらうれしいわ~~♪♪♪」

でっ、なんでこんなに朝早くTELがあり、主旨はなんだったのかわからないまま、いきなりお互い近況報告会が始まり、
私はTakの楽器購入のこと、秋濤センセは、近々ギャラリーで被災地の方がたの心の声を書にして、「メッセージ展」を催されるとのお話etc.

先生は、「やすらかに」湯のみをお作りになり、ご遺族の方に届けるという活動をされています。
素焼きのオリジナル湯のみに先生が「やすらかに」の文字を1個1個書き添えて、砥部焼きで仕上げたものです。

3月末には、ご自身で被災地を訪れ、東松島市の仮設住宅の集会所に一晩宿泊して、集まって下さった居住者の方がたの、それぞれ思い思いの言葉をその場で色紙に書いて差し上げたとのこと。
2日間で百数十枚。「やすらかに」湯のみとともに差し上げて来られたそうです。


また今回、先生のギャラリーで催されるのは、仮設住宅に訪れたボランティアの方などへ向けて
チャリティーとして売られている「栞」や、「千代紙人形」などの中に同梱されている被災者の方がたのメッセージ…心の叫びを、先生が書にされたものの展示だそうです。

「がれきと一言で片付けないで 昨日までは自慢の家」

「いつものつもりで4人分作った夕食 2人分食べる息子がいてよかった」


朝の電話で、先生は…それらを展示してみた、ところが、額が邪魔だったり、
色紙の金縁が邪魔だったりする。
いろいろ考えながら並べてみた…とおっしゃるので、そりゃ~今すぐ見にいきたい!!と思いました。
ホントは、Takも一緒に連れていきたいと思ったけど、とにかく、まあそれは後日ってことで、早速見にいきたい!!

ちゃっちゃとお昼を済ませて、駆けつけたところ、先生は接客中だっだのですが、
その間に、じっくりとギャラリーの展示を見てまわりました。



NAYA-NANYAの玄関



先生のギャラリーは「NAYA-NANYA」
そぉ…納屋なんや。

このような被災者の方たちのメッセージを床に座ってじっくりと向き合い、味わい、受け取るには、こんな相応しい場所はほかに思いつきません。
私はたちまち涙が溢れました。
ここに展示されている「ことば」のひとこと、ひとことが、津波になって、その津波の先端の飛沫のところからどどどど…っと、襲い掛かって、
こころの奥底までなだれ込んで、奪い去っていく…みたいな、本当にそんな感じ。






























これは、被災者の方たちの声であって、先生の作品でもあって…
先生が「書」にすることによって、よりリアリティーをもって迫り来るメッセージとなっているように感じる。
こういうかたちの「アート」もあるのか。

先生は、「自分の役目はメッセンジャー」とおっしゃり、すべての書に作品として落款をされていません。
ここに並べられた先生の書に、全部ハンコが押されていたら、この「メッセージ展」は、全く主旨の違ったものになるのだと思います。
Takにお習字のお手本を黒い墨で書いて下さるときでさえ(ふつーは朱のお手本)絶対に署名押印をされる、
書家とはそのように、自分の作品に責任を持つものなのだろうなと私は感じてきました。


この「メッセージ展」を通して、「被災地に直接赴くことができない人たちに、被災者の方のことばに触れて、味わってほしい。」と先生はおっしゃっていました。
私自身も、ここにいてただ祈ることしかできないけれど…
報道の映像よりも、記事よりも、「メッセンジャー」秋濤先生を介した被災地の方たちの思いは、とても苦しく辛く切なかったです。




7月開催をメドに準備を進められているとのことでした。
その折には、展示されるメッセージを小冊子にまとめて販売し、収益を被災地への義捐金として届けるとのことです。
また、具体的になりましたら、当ブログでもご案内させていただきます。








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楽器の購入…「接客」編

2012-05-30 | TakのMusic Life





5/28 

本日、「うどん」(セルフうどんアルバイトを今後このように表記させていただきますので、ご了承くださいませ)のあと、運動会の代休のTakとともに眼科へ。

親子それぞれ問題ありまくりで、
私は緑内障、
Takは右目が0.04、左目1.0という極端な視力で、学校の視力検査で当然ひっかかる。
バンドのメンバー、オカリナで眼科医「まんべくん」のとこに親子で受診。



ついでに、管楽器系のまんべくんに「市内の管楽器専門店」について尋ねてみたところ、いろいろ情報収集した中で、やっぱ、ココか…というお店おを教えてくれて、
帰りに早速行ってみました。

「中1で、吹奏楽部に入部した息子の楽器購入を検討している」ということで。


実は、昨日も、別の店に同じ用件で、行ってみたばかりでした。
誰も伴わず、親子だけで行ったところ、ものすごく威圧的で、上から目線な扱いを受け、
シロウトには一方的に啓蒙…みたいで大変感じ悪かった。
本人を連れていったにもかかわらず、本人は全く無視で声もかけず、私に楽器について、一方的にまくしたて、私が尋ねることには、「そんなこと、常識なんですよ」みたいな対応なのでありました。
たとえば、「安い楽器(といっても10万円)は2,3年もすれば、やはり物足りなくなるでしょうか」というようなことや、トランペットより、アルトのほうが高いものなんですね」なんてこと。
そして、店員の方はエラソーに、説明をしてくださいまして、
「わかりました。やはり私と息子とでは、専門的なことはわからないので、次回、専門家の方を伴って参ります。どうもありがとうございます。」
「はい、それじゃ」みたいな感じで軽く、店員の方はくるりと後ろを向いて、持ち場へ戻って行かれました。Takと私は、その場に取り残された感ありまくり。えっ?この方の接客はこれで終わり!?!? マジですか???


しかし、ここの店は、ピアニストSYOさんなどはVIP待遇のようなのです。
支社長?とか、店長とかが出てきて、丁重に対応されるらしいです。
そりゃまー、当然といえば当然なのかもしれないけど…ミュージシャン、有名人、お金持ち?、、そんな人を楽器店は大切にしなくてはいけない、、、





しかし私はそ~~ゆ~~~~お店の態度がずっと以前からすごく納得できないので、ココにはVIP待遇の方を伴ってTakの楽器を買いに行きたくないのです。


でっ、本日、眼科の帰りに覗いてみたお店。

そこは小さな店構えだけど、教育楽器取扱店のようで、いろんな学校との取引があるところ。

昨日のお店とは全然違った対応でした。
このシロウトの親子に、一方的にまくしたてるでなく、きちんとお客様主体の…って、それが当たり前なんだけど、前日の店があまりにもスゴすぎたので、ものすごく良く感じたんだけど、
よくよく考えたらこれが当然で当たり前の対応だ、、、

「中1で、吹奏楽部に入部した息子の楽器購入を検討している」
それに、一言「中古も含め」と付け加えました。

しかし、狭い香川の小さな楽器店。サックスの「中古」の流通はめったにないのが現状とのことでした。
なので、結局はやはり昨日の店と同じ型番の楽器の話になっていくんだけど、それでも、最初から一番安いものはダメだとは言わず、
高い楽器ほどいい…と言ってしまえば身も蓋もないのですが、日本製でも、初心者向けなら10万円からあります。
インターネットで出回っているような安いものはやめたほうがいい、部品が粗悪だったりして、メンテができないということになってしまって、結局は損な買い物になります。

そして、私が、10万円台と20万円台はどこがどう違うんですか?と尋ねたら、
とても丁寧に説明をして下さいました。とても納得しました。
途中で、また別の親子が訪れましたが、丁重にに「すみません、少々お待ちくださいね」と一言断ってから、私たちへの説明を続けてくださいました。

早く持ち場に戻りたい気満々の昨日の店員とは全然違うじゃないの。
でも、フツーだと思うんですけど、これが…。

ここで対応して下さった方は、オーナーの奥様なのではないかと思うのですが、
中学校の吹奏楽部事情にもかなり詳しく、Takの中学にも、いつごろどの楽器を納品したか、頭にインプットされているようでした。
そして、次のお客様が待っていらっしゃるので、気を利かせて早々に出ていこうとしている私たちに、最後に値引きについても「ここまでお引きできます」と、金額を提示して下さり、
私たちがお店を出るまで次の方をお待たせして、きちんと対応して下さいました。

私はもう、値引率の問題でなく、メンテをどこまでしっかりやってくれるかということが最大の関心事で、値引のことなんかどうでもいいような気がしてしまっていたのでした。
末永く、信頼してお付き合いができるかどうか…ということです。


私は、客単価平均 \500以下の「うどん」をやっているので、1日に何百回も「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」を大声で言います。
肩や腰が痛くなる仕事ではありますが、この「ありがとうございました(す)」の大声って、
これだけ言いまくると、自分がなんだか浄化されていくような気分になるってもんです。
清清しく、気持ちいいのです。
「ありがとう」は言い得と、すごーーく思います。
商売の醍醐味はココにあり!です。


購入に関してはまだ保留。
っつか、「金策」がまたまた考え込むところで、、、、

この際なので、情報収集中に名前のあがった楽器店はすべて行ってこようと思っています。

昨日、帰りの車の中で、私が憮然として、「あの店員めっちゃハラ立ったわ、なによ、あの上から目線は!!」と言ったら、Takが
「そりゃ、当然や、しょうがないやろ、お母さんは管楽器に関してはシロウトなんやから」と…
「それは違うよ。私たちは『お客』なのよ。うどん屋では、うどんを作ったことのない人にうどんを提供してるけど、ウマイうどんを食べさせるんだといって上から目線なんかしてたら、お客さんが来なくなるでしょ。
お店の人たちは、常に、おいしいうどんだけじゃなくて、気持ちよく食べて帰ってもらえるように、努力をしているのよ。」
「ああ…そうか、、、」

…などと言っていたTakが、今日は
「あのお店、めっちゃよかったね。あそこで買おう♪♪」と、、、
Takも社会勉強をしている。「商売」というものを、肌で体験するいい機会だ。

実は、Takの楽器は、Takがこれまで貯めてきたお年玉で買うのです。
ところがそのお年玉の中から私が11万円も借金してるので、20万円台を買うとなると、予算が全然足りない(-_-;)
もぉ~~ほんと、ザル持ってカンパのお願いに回りたいよ(^_^;)



おゆきちゃんのリクエストもあって、今後、Takの部活について新しいカテゴリーにまとめることとしました。
これまでの部活関連も全部。
Tak関連は全部「母親奮闘記じゃん!」って気もするけど、まあ、とりあえず、、、
「親子Art Life 」じゃなくて、親は親、子は子」…となってきたもんね。

では、長々と失礼いたしました。

あっそうそう、眼科の検診の結果、Takは、これほどの左右の視力の差でも、眼鏡はとりあえずは不要。
私の緑内障は、150歳まで生きたら失明するかもしれないけど、80歳ぐらいまでなら、なんとか持つ…とのこと。


冒頭の画像は本日のディナー…ただそれだけ~~(^_^;)


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ふつ~に日記…本日運動会

2012-05-26 | よしなしごと




先日木曜日、久々に仏生山温泉にいってきました。
お昼前に美味しいお蕎麦をいただいてから温泉へ。
お天気がよく、この日は、脱衣所から露天風呂の回廊へのガラスの扉も開け放たれて、
開放感満点!
こういう日に行くと、ものすご~~く得した気分(*^_^*)
これから気温が上がって暑くなってくると、脱衣所にも冷房を入れるので、全面開放ってワケにはいかなくなります。

こーいう日は外の洗い場で身体を洗って、低温のお風呂でまどろむのが最高!
ちょろちょろと源泉の流れる音を聞きながら…小一時間もまどろんでしまった(^_^;)
それからあったかいお湯に浸かって、また暫しぼ~~っっとしてから、本格的にアカスリ。
ふやけまくってるので、ゴシゴシとやると韓国式アカ擦りか!?っていうくらい、老廃物がよく落ちるのでございますよ~~~♪♪(^_^;)

お顔もかまわずゴシゴシと…
(初心者?にはお薦めしません。私は、以前からずーっとやってるので平気なのですが。)
でっ、また低温槽に浸かってクラゲになるのです~~~~
もぉ、お肌すべすべで、心身ともにリフレッシュ!! コストパフォーマンスもGOOD。

このあとマッサージ…だとさらに最高なんだけど、レッスンがあるので打ち切り。

この日は、入浴時間的最高記録更新でございました~~~あ~~満足!!
しかし…また近々、完全オフの日にいくぞ~~~~







そして、昨日は、久々にポテトサラダ、作りました。
Takの部活の友達が初めて遊びにきて「遊戯王」をやってるところで、
「私はここにはいません。無視してください。」と言い放ち、キッチンで黙々と地エビを茹でて剥く…
TAKAMIバージョンのポテサラは、地エビを茹でて、新ジャガをシャキシャキ感を残して、エビの茹で汁で茹でるのがお約束。
インゲン、玉葱も軽く茹で、ゆで卵もざっくり切って、軽く和える。
きゅうりは買い忘れたので、浅漬けの残りを刻んで投入。
めんどくさいよね~~ポテサラって。小一時間かかる。しかも、メインディッシュにならないし!!
地エビはね、パック入りだけど、まだなんとなく微かに生きておられるのです。
そのままかき揚げにできるような新鮮なエビなので、殻を剥くのがなんだかもったいない…
Takはポテトサラダは全くお好みではないので、レッスンに来たTakの友達と、妹が、レッスン終わってもいつまでもTV観てるので、
できたてを、おやつ?にお出し致しました(^_^;)







でっ、本日は、Takの中学の運動会。

4時前に目覚めてしまった。二度寝すると、寝過ごしてお弁当作れないとマズイので、
仕方なくシャカシャカとお米を研いで、お弁当作りにとりかかる…
たいしたことないお弁当。
昨夜から漬け込んでおいた鶏モモを揚げ、あとは卵焼きとかブロッコリーとか定番。
希望者は親と一緒に体育館で食べるようだけど、それ以外はみんな教室で食べるらしいので、「運動会弁当」みたいに気合い入れる必要もなし…

運動会は、午後にちょこっと覗きにいくことにしました。
いちおー、吹奏楽部の演奏もあるしね。(一年生はもちろん出ない)
Takは、楽器の搬出で、7:15集合。
頑張ってね。母は、これから二度寝しますから。

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「サックス」受かったよ♪

2012-05-25 | TakのMusic Life




5/24 サックス受かったよ!

7時過ぎてもTakが帰ってこない。
よしよし、ちゃんと学校の帰りに公文にいったんだな。

帰ってきたのは8時半過ぎで、だら~~っとベッドで寝っころがっている私に
「おかあさん、結果聞きたい?」
「うん、どうだった?」
「受かった~~~!!めっちゃ嬉しい!!!」

希望者7人中5人が受かると聞いていたし、Takは自分でも自信ありそうだったし、
でも、やっぱり、第2希望のパートが極端に人数少なかったりすると、
どの楽器もすぐに音が出たというTakは金管セクションに回される可能性もあるのではと、
親子で、とても落ち着かない日々だったのであります。

Takは、本当に本当に嬉しそうで、「めっちゃ興奮する~~!!」とずっと言ってました。
「おめでとう、本当によかったね~~~」と抱きしめたら、素直にぎゅぅぅ~~って抱きついてきたわ(*^_^*)

さあ、次は楽器選び…といきたいけど、担当楽器が決まるまでまだ暫くあるからね。
アルト、テナー、バリトン…とありますが、まっ、手の小さいTakはほぼアルトに決定だな。

あんな嬉しそうなTak、ほんとに初めて見たよ。これまでの人生でいちばん嬉しかったんじゃないかなあ…
サンタさんにMTBを貰ったときよりもっともっと嬉しそうだった。
自力で勝ち取ったもんね。
自分でも「自力で勝ち取るから、お母さんから先生に口添えするな」と言われてました。そして、きっとヒソカに「お祈り」もしていたことでしょう(*^_^*)

Tak、どうせなら、部長になれるよう、頑張れよ…
うんと練習して、うんと勉強もして、みんなから信頼され慕われる人になれ…
と、母は思うのであります。


Takの友達の男の子たちも、みんな希望の楽器に受かったらしい。
1年生30人中男子はたったの4人。仲良くしろよ~~
サックスで仲良くなった「気の合う」女の子も受かった模様。「好きとか、そんなんじゃ全然ないから、絶対勘違いしないでね!」

めでたしめでたし。
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「公民」のお勉強

2012-05-22 | 教育ママ日記





Takが、鼻水だらだらで、また公文に行かずに帰ってきた。
頭も喉も痛く、明日は運動会の予行演習で、吹奏楽は7:10集合で楽器の搬出をするらしい。
でも、部活も運動会リハも休むわけにいかないというので、
じゃあ、今日はもう宿題はいいから、公文の宿題だけ取りにいって、さっさと夕飯食べて寝なさい…となりました。

「夕飯まで、公民の勉強じゃ」

テキストはコレ

大阪府教委が出した「国歌起立斉唱」の職務命令に対し、MBSが府立学校の全校長に対しアンケート調査を行った結果を踏まえて、
2週間ほど前の、橋下市長の登庁時の囲み取材(橋下市長は、毎朝コレをやって、大阪市がこれをYou Tube にアップしている)の際に市長に意見を求めたときの一部始終です。

この様子は、民法や、ネットでも大きく取り上げられ、アクセスも200万を超えています。
観た方もいらっしゃるのでは…


橋下市長は、MBSの記者に対して、「あなたは誰から誰に出された命令かという基本的なこともわかっておらず、私の質問に答えないで、私に意見を求めるとは言語道断!」という意味のことを言って激昂されています。

私は、「君が代」が子供の頃から好きで、Takの卒業~入学の時期でもあるふつーの日本国民の母親且つミュージシャンとして、大阪府の条例については注目していました。
けれども、「職務命令」については、この取材した記者同様、命令の主体と対象者などというのは、あまり深く考えていなかった。

橋下市長は、この記者に対し、激昂しながらも、「パフォーマンス」の目的もあってか、この条例制定~職務命令の発令~校長の裁量などについて、くどいほどに噛み砕いて説明しています。


コレを私はTakに最初から最後まで見せて、日本国憲法をもとに法律が作られ、さらにそれをもとに、各都道府県、自治体の条例が制定されること、
「法の整備」とは、ひとつの法律や条例が改正するということは、網の目のように他の法律と絡み合っているので、理論を構築することはとても大変なことなのだと伝えました。

日の丸・君が代が、国旗・国歌と制定されたのは、Takの生まれた1999年なんだよ。
それまでは、「君が代」は正式な「国歌」ではなかった。
これは、Takにとって衝撃的なことでした。
Takの世代にとって、「君が代」が国歌なのは当たり前。

当時私は、代議士事務所に勤務していたので、法案の審議~採決の過程にはかなり深くどっぷりと浸かっていました。
会議に代理出席して、その内容を代議士に伝えるためです。
ただ、だらだらと代議士の時間を無駄にする報告レポートを書くのでなく、代議士の知りたいことを簡潔にまとめるには、勉強しなくてはいけないのです。

私は、個人的、感情的に「君が代」が国歌と定められたことは嬉しく、感慨深かった。
いとしき「君が代」は、戦争によって深手を負い、針のむしろに置かれ、政治に利用されてきたのだ。
「君が代」になんの罪があるのだ…


しかし、感情論ではなく、「法の整備」です。
橋下氏は、公務員への職務命令の意味を、これもまた、噛み砕いて説明されています。
私個人的には、氏は無知な記者の質問を逆利用して、パフォーマンスを行っているんだなあと感じます。
それは、Takに見せても「うんわかる」というほど、市民レベルで。
彼は途中で「くだらないからもう答えない」と言いながら、「あなたの質問をもういちど、何がいいたいのか最初から言ってください」と言う。
そこで、噛み砕いた説明をしています。
本来なら、この質問は、取材の最初の3分で終わり…という程度のことなのを、この際だから、激昂して注目を集めながら市民レベルで語り、物議を醸そうという意図だろうと私は感じました。



ところで、この「囲み取材」の模様は、民放で大きく報道されたようなので、チェックしてみましたが、
とある番組では、橋下氏が記者の女性に執拗に詰め寄るところだけをクローズアップしていたり、橋下さん、こーゆうパフォーマンスは、これから国会へと目論んでいる人には、もう限界ですよ…とか、
民放各社の意図によって、このように構成されるものなのだということも、よ~~~~~くわかりました。
これは激しく感じました。

原発についても推して知るべし…です。


でっ、Takともいろいろと話が炸裂している間に、本日の晩ゴハンの鰆の塩麹漬けは、スミと化してしまいました( ̄_ ̄|||)
罰として、私は、近所のココイチのカレーをテイクアウトしてきました~~~







(5年前の記事を追記させていただきます)


君が代は 千代に八千代に さざれ石の いはほとなりて 苔の生すまで



私は、このうたから心に広がる風景は、ミレーの「晩鐘」です(冒頭の画像)

これは祈りのうたです。

万葉びとにとって、国を統べる王の顔などみたこともなく、
まして、自分の住むくにがどのくらいの広さで、どこまで続いているのか知りようもない。

私がこのうたをうたうとき、「君が代」という言葉は「世界」のことだと感じます。
1日の農作業を終えて、夕陽が沈むとき、今日も健康で働けたことを感謝し、貧しくとも家族がこれからも健やかで、そして自分達を取り巻くこの世界の平安がいつまでも続きますようにという祈り。
自分を取り巻く世界を、「われらが世」や「この世」ではなく「君が代」とうたって、世界を統べる、大いなる叡智のあることを感じて、敬虔に祈りを捧げるうたなのです。

これが、私が君が代をうたっていて感じる、自分なりの解釈です。




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擂りゴマおにぎり)

2012-05-21 | 教育ママ日記




今日は金環日食。
…といっても、高松市では、ビミョ~に完全なリングにはなりません。
塩江や、東かがわまで行けば観測できるのだけど、登校時間に間に合わないので自宅で観測することに。

しかも、専用メガネもなし。
事前にいろいろ家にあるもので実験して、カラーのクリアケースを重ねて観ればOKってことで、
さらにいろいろ試した結果、黄色とぴんくのクリアケース2枚重ねで観測しました。
なので、濃いぴんくの空に浮かぶおひさま…ってな感じ(*^_^*)
太陽がこんなに欠けても、日差しはやわらかく、心なしか、「光」とは違う優しいエネルギーが満ちているように感じました。
この世界に生きてる間に体験できてよかったな。

昔は下敷きとかで観測したっけね…
青い下敷きで観測した部分日食、真っ青な快晴の空に浮かぶ欠けたお日さま…みたいなのがとても印象に残っています。



さて。

「擦りゴマおにぎり」





最近のTakの朝ごはんは、毎日おにぎり1個。
焼鮭ほぐしと、おかか、ちりめんじゃこののヘビロテでございます。
あとはウェイパー頼みの、限りなく即席に近い玉葱&卵スープとか、わかめスープ。
これでも、食べかねての登校。
朝食にかける時間は3分。長くても5分(-_-;)

もともとTakは、朝寝坊で、ギリギリまで寝るし、寝起きにすぐには食べられない。
中学生になってからは、部活の疲れもあり、宿題も最後の最後にやるので、睡眠不足ぎみ。
この習慣を正すのは至難のワザで、私も毎日「先に宿題をしろ」とくどくど叱る気力もなし。
しかし本人も、自分でなんとなく時間の配分はしてるようなのだ。
「余裕を持って」という気は全くなく、寝る前に宿題をやるのも、朝ギリギリに起きるのも、一応自分なりの時間配分なのだろうと…
しかし、朝食を抜くのだけは許さん!一口だけでも!!と、母としてはこのあたりがギリギリの攻防なのであります。
私も、中高生の頃、全く同じだったので、えらそーなことはいえません。

最近、おにぎりにゴマを擂ってまぶす(または混ぜ込む)ようになりました。
いつぞや、TVで、ゴマは擂らないとそのまま排泄されるのでせっかくの栄養が無駄になってしまうというのをやっていた。
歯で噛み砕いたものだけが消化、吸収されるけど、噛み砕いているのはほんの一部とか、、、
でも、あの噛み砕くときの「プチプチ」感がいいんじゃないのよ。
ってことで、市販の擂りゴマは、ドレッシングやとんかつのソースに混ぜるぐらいしか出番がなかったので、金ゴマを毎回かるぅ~く、プチプチ感を遺して擂ることにしました。
めんどくさいけど、芳ばしいし、栄養も食感もこれでクリア。

私は、最近10時とか11時の出勤が多いので、Takと一緒には食べず、あとで残りのおにぎりを、スープと、浅漬けなどとともにしっかりと食べて肉体労働に出かけます。

慌しい朝の「朝ごはん」みなさまは何を作ってるのでしょうか?
10分以内で作って3分で食べられる朝ゴハンのアイディア、ありませんか~~??


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部活懇談

2012-05-19 | TakのMusic Life




行ってきました~~部活懇談。

前半は部活の見学、後半は顧問の先生からのお話…ってことで、計2時間弱。
まあ、だいたいはわかってたけど、吹奏楽部というところは、次々と「本番」があって、ほんとうに大変なところだ。
親が音楽系だと、いろいろと気づくところも多い。
今日の練習見学は、2,3年生が練習しているところを、1年生は見学のみって感じで、全く楽器に触ることもなく、ずっと聴いていました。

今年度の入部は30名超。一方夏に退部する3年生は15名。
夏までは75名の大所帯となる(@_@;)
その後も部員60名…先生も大変なことかと…
楽器も足りない、もともと修理しまくりつつ使っている、耐用年数をはるかに超えた楽器を使っていることもあり、、、

でっ、まあとりあえず練習を見させていただいたところ、
「リズムが甘いよなーー」と思ってしまった私。
入学式の奏楽のときにも感じたのでしたが、、、
顧問の先生、2,3人いらっしゃるようなのですが、70名超える部員を率いてそんな音楽的指導をするのは至難のワザだよ。
それらは、部長以下、各パートリーダーに任されているのだろう…
にしても、音楽経験1年や2年のパートリーダーに、そんなにたいしたことなんかできるわけないし、
部活ってほんとに大変な世界だな~~~と、しみじみと思ったのであります。
個人レッスンなら、その場で的確に指導できることだけど、部活となると、全然違う世界だもんね。

でも、今日、帰ってきたTakにいろいろと感想を述べさせてもらったわ。
「あのアルトの女の子はパートリーダーなの?
あの子は抜きん出ていちばんウマイね。音もいいし、習ってるの?」
「習いよるワケない」
「でも、その子でさえも他の子も、みんな付点が甘いわ。マーチであんなだらけた付点音符ではイカンわ。タッカタッカタッカってゆーヤツね。あれは、タッカじゃなくてターッカなのよ、3:1なのよ」
「お母さん、センセと同じこと言いよる。センセは先輩たちがみんなへこむぐらい厳しいんや」

当たり前です、専門家ですから…(-_-;)

私には、効率的な練習をやっているようには思えなかった。無駄な時間が多い。
この部をコンクールの金賞へ、そして代表へ導いていくにはどうしたらいいのだろうと、
ものすごく真剣に考えてしまったよ。
さっさと楽器を運び、パート練習だけでなく、個人練習もやるべきだ。うるさいかもしれないけど…
まあ、環境も整っているとはいえないので仕方ないけど、、、

懇談のとき、音楽室周辺から、運動会用の君が代や、校歌、マーチなどの全体練習が聞こえてきた。
がさごそした感じだったなあ~~
それでも、楽器経験1~2年でこんなアンサンブルができるなんて、素晴らしい。
子ども達はみんないい経験をしているな、、、と思いました。


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母の日

2012-05-17 | 親子 ART LIFE





話は遡りまして…

母の日の前日の土曜日、Takと一緒にTVを観ていたら、映画「テルマエ・ロマエ」のCMををやってました。
基本的にTV観ない私は、このとき初めて、こんな映画をやってることを知ったのであります(^_^;)
おもしろそーじゃん。

Takが、ゼヒともおかーさんと一緒に行きたいというので、
もぉ~全然お金ないんですけど、Takと2人で映画デートなんて久しぶり…って感じだし、たまにはいいか!と、大盤振る舞いをすることに。
「でも、ホントにお金がないんだから、劇場でのおやつはナシよ。夕飯は、納豆とキムチとスープだけだよ!」
それでもいいから行きたいと…

でっ、当日、Takは礼拝前に教会学校に行ったあと、イオンのワーナーマイカルまでチケットを買いにいきました。(自転車で10分弱)
私も久々に仕事が休みなので、教会に。
礼拝の途中でTakが帰ってきて、「席をゲットした、センターでいちばんいい席だよ!」と♪


ホントにお金がないので(しつこい)お昼は、教会で150円うどんをいただきました。
それから、家に帰って昼寝1時間。(なんだか、このところお疲れモードのTAKAMIなんでありました)


そして、いざ準備をして劇場へ。

映画は、ものすごく楽しかった。涙を流して笑いころげました。
私の「笑いのツボ」にぴったりハマりました。
Takも、アホになって笑いころげてました。

ストーリーもいいし、キャストもそれぞれハマっていて、ものすごく感情移入してしまいました。
特に市村正親さんの「ハドアリアヌス(14代ローマ皇帝)」は素晴らしかった。
日本人俳優がローマ人に扮しているのが何の違和感もなく、
「平たい顔族」の日本人のじーちゃん達が裸で下町の銭湯や、温泉に入っている現代の日本と、ローマ帝国皇帝周辺との対比があまりにも笑える。

そして、「ワープ」のシーンをはじめ、随所に出てくるオペラアリアも、「そう来るか!」ってな感じで、イタリア・オペラを専攻していた私にとってはたまらなく楽しかった。

私は、もっとトダバタのお笑い系の映画かと思っていたのでしたが、期待を遥かに超えた作品でした~~~!!

それにしても、イタリアでは、日本の封切に先駆けて、「プレミアム上映」をした際、
スタンディングオベーションが起こったとのことだけど、
私もやりたかったよ、スタンディングオベーション!
イタリア人は、飛行機が着陸しても拍手するもんね(^_^;)
私は、いつもいい映画のあと拍手がしたくなるんだけど、スクリーンに向かって拍手しちゃダメなのかい!?

Takと家でDVDとか観るときは、あまりにも楽しかったらいつも2人で拍手してるんだがなあ~~


どうぞみなさん、劇場でご覧ください。


ウチから車で5分のところに映画館があるってのは、実はものすごく恵まれてると思います。
そうはいっても、万年金欠なので、これまであまり利用してこなかったんだけど、
Takはいろんなお友達(大人も含む)と、かなり行ってる。
しかも、はたと思えば、Takは、ふつーの12歳に比べたら、ものすごく多量の映画をDVDで観ていると思います。
それも、ゴジラやガメラ、ウルトラマンなどの昭和の特撮系、「オリバー」や「サウンド・オブ・ミュージック」なんかの名作ミュージカル系、「荒野の7人」シリーズや007、聖書に基づくストーリー…などという、ふつーの小学生はあまり通過しないところを押さえてる。
…というのもほんの一部で、これまでに300本は軽く超え、500本にも迫るのでは…と思われる、、、
これだけ観てたら、きっとなんか少なからず「人生観」に影響与えるだろうな…





ところで、この日のチケットは、Takからの「母の日」のプレゼントってことで、
あとからTakがチケット代を払ってくれました。うるうる(T_T)
2人分は申し訳ないので、Takの分は貰わなかったけど。

Takとは、帰りの車の中でも、家に帰ってからも、本日の映画のことを語りまくり、
ほんとにいい1日だった。
この楽しい1日がTakからのプレゼント…って、すごく嬉しい。
なので、今日は「プレゼントの1日」ってことで、私のチケット代は、ありがたく感謝していただきました。
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「いろは市場」飲んべーの宴

2012-05-16 | よしなしごと



いってきました~!!「いろは市場」!!
GWはものすごく混んでて、長蛇の列という噂をきいていたので、ちょっとはずし、
平日「昼飲み」です。SYOさんと。
「ランチビール」じゃなくね(^_^;)

県外の方へ。
「いろは市場」とは、高知市内の「ひろめ市場」を模倣した屋台村的飲食店街。
大フードコートって感じですが、昼間からビールだけじゃなく、アルコール類をガンガンと販売しておりますので、堂々と飲めます(^_^;)


ああ…しかし…

閑散としてましたよ、、、大丈夫なんだろうか??と不安になるほど。





そりゃま、私たちが行ったのは3時半ですからね~
おやつタイムですが、ふつーのお仕事の方は、みなさん働いていらっしゃるのですから、
昼間から飲む私たちのほうが変人なのですが…
でも、やっぱ、いるいる、飲んでるオッサンたち…






あとは、小学生がグループで探検?してたり、大学生らしきカップルも、、、
いいぞいいぞ、みんな電車で来て遊ぼうよ、オトナは飲みましょ~よ!!
常盤街の復活を~~!!

このブログにもこれまでも何度も書いてきたけれど、常盤街は、吉祥寺のサンロードのような、アーケードの商店街で、私が子供の頃は、とても賑わっていたのだけど、今は殆どの店がシャッターを下ろし、人通りも少なく、閑散として、なんだかスラム街の様相…
新しい道路が次々とできて、郊外に大型量販店が誘致され、電車やバスが衰退して、
図書館や映画館も次々に郊外に移転していってしまって、「車社会」の中で高松はどんどんドーナツ化していってしまった。

「いろは市場」も、オープンに漕ぎ着けるまでに、消防法やら、排水などの設備面やら、いろいろと問題にぶち当たり、冷ややかに傍観していた人も少なくなかったようです。

高知の「ひろめ市場」は、なんといっても昼間から飲む土佐の風俗習慣に根付いてるからな~~






でっ、まず「きませ」の鰹のタタキ…と思ったら、「ただいま仕込み中」だって。
次の販売開始は5時からでした。
それまでの1時間半近く、韓国料理「双六」のカルビチムと白菜キムチ、それにSYOさんがどこからともなく買ってきた黒胡椒のきいたフライドポテト。












飲んべー2人組みにとっては、〆まではあまりガッツリ食べたくないので、ここで何をオーダーするか、慣れるまでは{^L^}さんをはじめ、地元ブロガーのみなさまの情報を頼りに、手探り状態が続くな(^_^;)

いくら行列ができててウマそーな鯛塩らーめんでも、¥700なんて、そりゃ飲みながら食べるわけにもいかない、〆には多すぎ、「ハーフはないの?」といいたくなるわよ(^_^;)


でっ、SYOさんとは、昼酒を飲みながら、「香川県政」についてボヤきまくり。
SYOさんは持論「鉄道を整備するべきだ。環状線を作るのだ!!」とまくしたてる。
私としては、「そりゃいちばんソレがいいけど、予算がないので、実現が難しい。せめて市内循環バスの復活を! 府中市には、ちゅうバスという、\100のコミュニティバスがあった。アレがいい。」
そんで、2人とも、運転免許を持たない未成年者や、高齢者が「街」に呼び戻すには、街を復活させるには、イレモノだけではダメだ、公共交通の整備を!!みたいなことを酔っ払いになって、ボヤきまくったのであった(^_^;)




鰹の藁焼きはこうして炙ります



でっ、これ! ワイルドで美味しかった~~



最後はハーフラーメンで〆



あ~~楽しかった!

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「ジミーのアップルパイ」

2012-05-14 | アーティスト魂

★沖縄ローカルCM★ - Jimmy's ジミーのアップルパイ 15秒 2010年



でっ、先日higeさんとお茶した折、
「こんど沖縄にいったら、ジミーのアップルパイをおみやげに買ってきてあげよう」と仰るのです。
「マズイんだこれが」とhigeさんはおっしゃるのですが、
「Jimmy's 」という沖縄のお店の創業の経緯などお聞きし、とても興味が湧いて、検索しまくりました。

どうやら、アメリカの家庭の味、懐かしい味…という感想が多く、higeさんの仰るような「マズイ」という意見は見当たらなかったなあ、、、、
早く食べたいなあ~~(^_^;)

higeさんには、泡盛をいただいたり、沖縄に関する本やCDをお借りしたり、
私も少しずつですが、higeさんとのお付き合いの流れのうちに「オキナワ」が自分の中で広がっていくようです。

彼は、いろいろな経歴をお持ちですが、現在、沖縄の終わっていない戦後について、
そこのところを通して、「平和」について、語り、ともに考え、仲間を広げていくことをされています。
来年には、いよいよ沖縄に移住されるとのこと。

無宗教で無神論者で反体制で、労組系で「過激派」(とレッテルを貼られた)のhigeさんが、
「オキナワをやる」(彼はそう仰っていました)ようになってから、「神」について想うようになった…というのは興味深いお話でした。


私はこれまで「知識」としてしか沖縄を知らなかった。
なぜ「オキナワ」なのか… higeさんと出会って、「オキナワ」の心を少しずつ教えていただいて、自分なりに、なにか少しずつわかりそうです。
それは、自分の中の「音楽」や「神さま」とものすごく繋がっていると感じるのです。

↑↑こんなこと書いてもなんじゃそりゃぁ~~??でしょうけど、
私が音楽仲間や、音楽を基軸としたお友達や、アーティスト系のお友達が多いのには、はっきりと理由があります。
「価値観」なのです。
「音楽」やその他芸術系をやっていると、必ず一度は「自分の演奏や作品を売って収入を得る」という問題にブチあたります。
「売れること」や、また「有名になること」が自分の芸術の最終目標なのか…?
違います。
アーティストは、稼ぐために作品を創っているのではないのだ。
それでも、収入がなくては生きていけない。
お金があってもなくても、そのあたりの葛藤を、必ず通り抜けてきた人たちなので、根底のところで、暗黙のところで何も語らなくても通じるものがあるのです。
極論としたら、「かたちのないもの」「自分の魂」をお金に替えるということなのです。
「"A" is good. so,buy it.」といってスーパーに並んでいる商品とはちょっと(いや殆ど)違う。
それが、ミュージシャンやデザイナー、書家、建築家…などの職業に何年も携わっている中で、共通の価値観として、自然に備わっていくのだと思います。

higeさんは、アーティストではなく、私の勝手な言い方で言わせていただけば、「平和運動家」だと感じます。
それも筋金入り、生涯を賭して「平和」のために尽力しようとしている…
「労働運動」は、私にとって、音楽とは最もかけ離れたところにあるもののような感覚でしたが、実は、「音楽」もある意味では「反体制」といえます。
「平和」ってなんだろうか? まずは「和解」だと思います。
「和解」…これは、私の、大変プライベートなことではあるけれど、自分の人生においても大きな問題であります。

共通の価値観を持つ人は、なにもアーティスト系に限ったことではなく、
あらゆるところに、共通の思いをもった人たちがいることを最近とても感じます。

沖縄の人たちは、戦争、戦後を日常としてその中で「価値観」を培ってきた。
それが、きっとやはり深いところで「共通の思い」なのではという気がします。





真振 MABUI
海勢頭 豊
藤原書店




「自分を飾り、よく見せようとするのはやめようよ」


higeさんにお借りしている、沖縄のミュージシャン海勢頭 豊(うみせど ゆたか)さんの半生を語った「真振」(MABUI)という本の中に、「音楽の罪」という言葉が繰り返し出てきます。
私はこの言葉の意味がなんだかわかるような気がする…

私が音楽をやっているのは、「自分を飾り、よく見せようとするため」ではないと、今は確信を持っていえるけれど、
嘗てはそんな時代もあったかもしれないし、実は今でも、このブログなんかはそんな思いが心のどこかにあると思います。
「良く見せよう」となんかしてないつもりでも、自分の中に「ダークな部分」は確かにあります。
「美化」は「美」ではないと、海勢戸さんはこれも繰り返し仰っています。
「罪」とはなんぞや。
それは「影」とか「闇」「迷い」「弱さ」に置き換えられるかもしれない。
法を破ることとは根本的に違うのです。
「TAKAMIのブログからいつもパワーを貰っています、ありがとう」
と、コメントやメールをいただくけれど、だからといって私はいつもパワフルでポジティヴなわけではないのです。
そうでない部分をこの場に書かないだけのことなのです。

「現世」は「うつしよ」とも読みます。
この世は人のこころが映し出された世界であるという意味です。

先日、温泉で湯船に浸かっていたとき、内風呂の広い湯舟に私ひとりで、
外の景色…いいお天気できれいな空や真っ白い雲が、明るくくっきりと映っていました。
私が少し手足を動かすと、その景色は波立ってって歪み、やがてはまた静かなもとの鏡のような状態に戻ります。
そこへ、別の人が来て湯舟に浸かると、お湯は大きく波打って、景色は散り散りに、一瞬にして壊れてしまった…

「うつしよ」とは、こんなものなのだろうなあ…と、ぼんやりと感じました。

ほんとの空や雲は、別のところに厳然とあり、私が見ているのは、お湯に移った影なのだ。
そうは思えないほど、くっきりと美しいので、「これが実態なのだ」と錯覚しているだけだ。



戦前から、いや、太古から続いてきた沖縄の姿を私は何も知りません。

なぜ「ちんすこう」や「豚耳(ミミガー)」じゃなくて、アップルパイなのか?

創業者は日本人で、「ジミー」とは米兵たちから呼ばれていたニックネームとのこと。
ジミーは基地のベーカリーで働いていて、アップルパイのレシピを米兵から教わったとのこと。
今ではもっと美味しいアップルパイを作ることはいくらでもできるけれど、この商品のこの味だけは、「Jimmy's」の原点として守り抜いているとのことでした。

「Jimmy's」のアップルパイには、オキナワの純真さ、柔軟さ、したたかさ、そして悲しみや苦悩がこもっているのだとhigeさんは仰っていました。



味や香りというのは、出会ったとたん、命の記憶のようなものを呼び覚ますことがあります。
一瞬にして封印が解け、眠りを覚まされるような感覚。
ショットバーに通っていた頃は、シングルモルトや、カクテルの中にそんな出会いがあったし、
ブームになる前、都内にも数件しかなかったタイ料理の店でも、ナンプラーと香菜の強烈な味と香りに何かが呼び覚まされる感覚でした。
「出会った…」とはっきり感じるほどの。

文章で書くと、理屈っぽいですが、とても素朴で懐かしくあたたかい出会いです。

どんな出会いも偶然じゃない、全部がやがては縒り合わさっていくなかで、
今もまた「オキナワ」と、出会いつつあるんだなあ…と感じます。




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5月11日 日記

2012-05-12 | よしなしごと






Takは今日、校外学習ってことで、お弁当持って体操服で登校。

私はアルバイト、オフ。レッスンも1人のみ。


最近なんだか、ブログの更新が停滞してます。

…ってか、いろいろプライベートな案件が溜まってくると、頭のなかをいろんなことがぐるぐると巡って、
ブログを書くことがら遠ざかってしまう私。
実はとりとめなく書いてはボツにして…を繰り返しているのであります(^_^;)


そんな中で今日は、higeさんからご紹介いただいたサイトを読了。

その直後に、higeさんからTELをいただきお茶することに。
なんというタイミング!!

higeさんとは、以前もそうでしたが、お会いしたとたんに「さっきの続き」のように
原発のこと、沖縄のこと、彼のあちこちにいらっしゃるお友達との交流のこと、ご家族のこと…などなど、ノンストップで語りまくり、あっと言う間の1時間でありました。


ご紹介いただいたサイトは「原発の危険から子どもを守る北陸医師の会」からの配信です。

ドイツ人学識者による『チェルノブイリの健康被害-原子炉大事故から25年の記録』を翻訳したもので、淡々と、データが文章や表でで記録されているものです。
やっと今日、読み終えました。
チェルノブイリの事故から25年。
飛行機事故などと違って、起こった日から、年々、被害は膨らみ続けていることが、データからよくわかりました。
被爆の結果というのはこのようにじわじわと現れてくるものかと…
もう既に、地球(ヒトもすべて)がこれほどまでに汚染されてしまっていることに悲しくなりました。


原発については、いろんな学識のある方がいろんな切り口で書かれていて、膨大な量の情報がネット上で交錯しています。
お友達の紹介してくださるサイトで見て、いろいろ考えるところもあったり、
「これは私のブログでも紹介しようか、どうしようか…」と、考え込んだりもしましたが、これまでたぶん1度だけ紹介したけれど、その後は基本的にやめました。

情報量があまりにも多いこと、それを読んで、自分がなにをすればいいのか、不安になったり、怒ったり、混乱するだけでは意味がなく、
私自身としても、「責任もって紹介できる」と思えないこと…などなどからでした。


…これらの論文から健康被害の多様性と広がりについて謙虚に学び、何が正しいのか、
そして何をすべきなのか、最終的には読者自らが考えることが大切である。
                     
                         (翻訳概要の序文より)






私の原発反対の思いは、子供の頃からずっと変わりません。

私は確かに原子力とは怖いものだと小学校で習いました。
一番印象的だったのは、「核のゴミ」は放射能を出すので人間の健康にとても怖いもので、それが安全になるのに10万年かかる」ということでした。
「プルトニウム」のことだとあとでわかりましたが、その当時は何も知らず、私はそのように刷り込まれたのでした。

当時の電力の供給源として、原子力発電の占める割合は数%だったと思います。
私は、そんな怖いものだけど、まあこんなちょっとならあまり影響はないのかな…みたいに感じたような気がします。

その後、日本では原発を次々と建設し、稼動させていく段階に入り、小学生は「原発は安全」と刷り込まれていったのだと思います。

福島原発の事故があった後、小学生の子ども達の間でも、授業で「原発」についてのディベートが多く行われたと聞きます。
原発従事者や、電力会社で働くお父さんを持つ子供たちは、「自分の父はなにも悪いことをしていない」と板挟みの状態に置かれ、
「原発は安全」と習って、実際に校外学習で電力会社を見学した子供たちも、戸惑い、ネット上でも小学生たちの議論が交わされていたとか…
大人が残した負の遺産を背負うのは子ども達世代だけでなく、何代にも渡って、廃棄物を管理していかなくてはいけない。
私たちは、「子供たちよあとを頼む」といって先に死んでいかなくてはいけないのです。

どぉよ…

あまりにも身勝手だけど、それでも子ども達には真実を伝えなくてはいけないです。


お茶から帰ってきたら、Takのお友達が来ていました。
小学校時代からの友達で、中学ではクラスも部活も一緒。
これからはきっと、小学生の時とは違う絆を深めていくんだろうな…

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さ~っ次は発表会♪

2012-05-07 | アーティスト魂





GW後半は、ちょっと体調不良もあり、なんだか思い切りぶわ~っ!!と開放感なきままで終わってしまいました…とほほほ

Takは、相変わらず朝ギリギリ間際にシャツに校章やら名札をつけ、バタバタと出かけていった。
本日はKUMONなので8時まで帰ってこないぞフフフフ…

さて。終日オフのワタクシは、これから発表会の曲のアレンジであります。
出演の生徒さんはたったの8人。
なので、だからこそ、1人ずつ心と気合をこめて、アレンジができるのよ。

生徒さんたちの演りたい曲がほぼ出揃いました。





この少人数なのに「迷宮ラブソング」の希望者が2人( ̄□ ̄;)!!
恐るべし嵐!!

さーーどうしようか。
「嵐」なんて、ホントにこういうことでもなければ、メンバーの顔もわからないし、
曲も、ちょっと耳にしたことがある程度。
もぉ~大昔からあまりJ-POPというものにハマったことがない私なのであります。

生徒さんが「これを弾きたい」と、持ってこられる曲とその周辺から、「ほぉ~~こんな楽曲があるのか」みたいな「仕入れ」をしている私なのであります。

「迷宮ラブソング」
男の子にはラテン系、女の子にはバラード系に全く同じ曲と思えないようなアレンジしたいなあ~~~
女の子には、ふんわりオーガンジーの白いドレスを纏ってお花の冠を被ったようなバラードに…と思うんだけど、本人が納得するかなあ~~
男の子には、エスニックで、派手な鳥の求愛行為みたいなさ(^_^;)
もぉ~~ミュージシャンTAKAMIとしては、妄想しまくりで、限りなくエスカレートしてしまうのよね~~~~~ん(^_^;)
オリジナルのイメージをブチ破りたい!!
生徒さんたちは納得してくれるだろうか、、、、、


あとね、TAKAMIのオリジナル「スクランブル交差点」を弾きたいという女子あり。
マジですか~~!!?大変光栄でございます。
しかし、初心者なので、コレをマスターするのはかなりの努力を要するよ。
先日、初心者用に、楽譜を書き直しました。
読みやすく、わかりやすいように、1小節を2小節に分けて、16分音符は8分音符に、8分音符は4分音符に…


こんなカンジで、本番まで2カ月余り、きっと楽しく、しかし気合入りまくりでテンション高いレッスンが繰り広げられていくんだろうな。
楽しすぎる、、、

これからの2カ月は、発表会にシフトです。
ご縁あり、私のところに来てくださった生徒さんたちのために、他のどこでも体験できない楽しい発表会をやるよ~~~!!!!


しかし、そのほぼ一週間後にフレンチのレストランでディナーLIVEがあるのです…
フランス語を歌おうと思っているのですが、、、どうなることやら。。。

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コールューブンゲン

2012-05-05 | TakのMusic Life


一昨年の峰山



4日は、峰山BBQでした。
朝、二度寝をしていたら、突然牧師先生ご夫妻からTELをいただき、突如ご一緒させていただくことに!!
しかも、ギターとミニ・キーボード持参。
cafeでランチがてら打ち合わせ予定だったSYOさんとヴォーカルのMさんも「打ち合わせは現地で」と、まとめてお誘いして、
賛美の歌~カントリーロード~涙そうそう…などなど歌いまくり、いいお天気、新緑の中、気持ちいい空気に包まれ、至福のひとときでした♪♪

画像はナシですm(_ _)m 


さて。

本日は私、フツーにアルバイト~レッスン。
発表会の練習も始まり、気合入りまくりです。
きっとこれから本番までは、時間延長のレッスンが繰り広げられることでしょう(^_^;)

そして、生徒さんたちのレッスンが終わったあとは、Takのレッスン。
本人からの希望で。

「コールューブンゲン」をやることに急遽変更しました。
なぜなら、Takはほんと~~~に全くといっていいほど譜面が読めないので、
前出のテキストは難しすぎるのです。
私にはものすごく初歩的で簡単に感じるのだけど、
しかも、5線の真ん中が「シ」って教わった…というので、ほな、まず「シ」の周辺から始まる「コールューブンゲン」からだろう、、、


「Chorübungen」



音大受験生が必ず通過するテキストですが、自分の声で音程を作って歌う…という点では前出のテキストと同じ。
最初はめちゃくちゃ簡単なのですが、(といっても、実際に歌う最初はコレ。どーでしょぉか、みなさま? これを見てすぐに実際に音程をつけて歌えるのでしょうか? 純粋な疑問であります。)
途中からどんどん難しくなっていきます。かなりツラくなるのです。
Takにどこまでついていけるか!?!?

ちなみに私のところにレッスンに来ている生徒さんで、バンドのヴォーカルをやっている女の子がいます。
彼女もコレをやってます。めっちゃ悪戦苦闘中。でも、確実に実力を養ってる。
音大受験の登竜門だけのことはあって、内容の濃い、素晴らしいテキストではあります。
ピアノでいうところの「バイエル」のようなものですが、初心者用のテキストは、今では「バイエル」に限らず、年齢、ニーズなどによって、多種多様なのに、
子供の「ソルフェージュ」系のテキストは、なかなか「コレだ!」というものに遭遇しません。
私の教材研究が杜撰なこともあると思うのです。「コレがいいよ」というテキストをご存じの方、ぜひ教えてください。

自慢じゃないけど、私はこういう「音程」とかに関する才能は子供の頃から備わっていたらしく、苦労したことが全くありません。
「コールューブンゲン」も、いったい何が難しいのかさっぱりわかりませんでした。
なので、生徒さんが悪戦苦闘している様子をみて、「ああ、こういう音程は難しいのだな…」とわかる、、みたいなのを積み重ねながら、一般的な人がどういうところで躓くのか、苦労するのかがわかってきました。
なので「アンタ、こんなのができないの!?!?」な~~んてことはもちろん決して言いません。
音楽にもいろいろ才能の種類があって、私は、ピアノの両手の譜読みが苦手だし、楽譜を認識する脳ミソとピアノを弾く指が未だに直結していません。
自分で創った曲でさえ、毎回泣きながら練習しなければ弾けないんであります(T_T)
「才能」とか「専門分野」というのは、本当に狭~~い範囲なのですね(^_^;)


でっ、Takの「コールューブンゲン」初体験。

1段8小節程度の、ものすごく簡単な音程のエチュードを4つ。
強要はせず、「次もやる?」と1つずつ本人の希望でやってみました。

最初は「読譜」から。
楽譜を、音程をつけず、ただドレミを読む。
(とはいっても、なんとなく音程をつけようとするのだが、めっちゃ音痴で蒼ざめるワシ…)
次は読んだ音を、実際の音程にして歌ってみる。
音程よりまずは「譜読み」がおぼつかなく、何度もつっかえる。
でも、10回繰り返すうちに、譜面についていけるようになって、声で音程を作れるようになる。

「よっしゃ、合格!!♪」

Takは「声楽」じゃないので、声の出し方はどうでもいい。とにかく、音程とリズムなのだ。
彼は、やる気のある限りこれからも1曲ずつクリアーしていくと思う。
初心者なのに、最初に「音痴」のように譜読みをしているのに、仕上がりは完璧なのでありました。
「完璧」というのはね、音程がふらさがったり、うわずったりせず、キッチリしてるってことです。これはスゴイと思う。親の欲目を差し引いても。
ピアノの音程を自分の声ですっかり模倣できてるってことなのだ。
これに関しては私はかなりシビアです、厳しいです。
コレってやっぱ遺伝なのかな??

それは嬉しいけど戸惑う。
これまでTakの歌を聴いたりもしてきながら、こいつ、さっぱり「音楽系」じゃないよな~~と思ってきた。
クレヨンしんちゃんや、アグネス チャンさんのCMをそっくりに真似る芸は、めっちゃおもしろいけど、「一発芸」の場面でしか役にたたないよ。
微分音、発音、発声、聴いて真似て表現する能力はスゴイぞとは思ってたけどね、、、

両親がアンタに「匠」と命名したのは、決して宅配寿司の出前メニューから安易に選んだワケではなく、
地に根をしっかりとおろして、職人系アーティストになってほしい、、、という切なる願いからなのだよ。
でも、「アート系」でも、設計とかさ~~、音楽よりもっと実生活に役立つ、収入に直結するほうがいいよと思ってきたよ。
いや、今でも、ものすごくそう思いますけど、、、(^_^;)
音大に行きたいとはどうか言い出さないで欲しい、、、マジでホントにマジで…(-_-;)


私は、ピアノ講師を30年もやってるので、ちょっとしたレッスンでも生徒さんの今後の音楽的展望がわかります。
こーゆーヤツは、80%音大に行きたがる、、、(-_-;)
もし私が、Takの母でなかったら、「この子はスゴイぞ、やれば伸びる素質アリ!!」ってことで、挑発しまくるところ。



さあどうするTAKAMI…



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部活その後

2012-05-04 | TakのMusic Life




5月に入ってから、本格的に中学校の部活が始まりました。

昨日も今日も、Takは、8時半からの練習に、7時半に友達と待ち合わせをして、意気揚々と出かけていきました。
ベランダからこっそり見てたら、同級生のドラマーの男の子と信号待ちで肩組んでたよ(*^_^*)


先日、東京のおともだちと長電話してて、ふと気づくともう7時前。Takこんな時間まで何やってんだ!?!?
さすがに心配になって、電話を切って、だけど探すったってどうすることもできず、中学校に問い合わせるのもなあ、、と思案しているところに、
「ただいま~~」と何食わぬ様子で帰ってくるので、
「こんな時間まで何やってたんだい!!」と、いきなり怒鳴る。
「えっ、部活に決まってんじゃん」
「ウソゆーな!部活は1年生は5時まででしょ!」
「それは4月。もう今日は5月だよ」
「……」

いきなり夏時間で、6時半まで部活なのだそうです。

部活の月間スケジュールのプリントも持って帰ってきて見せてもらったら、GWも早速練習が入ってる( ̄□ ̄;)!!


まだ担当楽器は決定してないけど、ひととおり全部の楽器を体験し終わって、Takは、やはりサックスがやりたくて、サックスのパートに居座っているらしい。
競争率は高いらしく、オーディションもあるらしく、それでも自力でなんとかオーディションを突破したいと、ものすごく頑張っている模様。

「お母さん、腹式呼吸って、どーやるん?」

よしきた! …とばかり、私は複式呼吸を教えたんだけど、ふつー生徒さんには絶対にできない究極のレッスンを(^_^;)
すなわち、Tシャツをめくりあげて、ナマのハラを見せながら、「これは腹筋じゃなくて脂肪ね(^_^;) 」とか言いながら息を吐き、
だんだんお腹がへこんでいく様子と、吐ききった瞬間にお腹が膨らむ様子を見せて一緒にやらせたり、
並んで寝っ転がって息をしたり。

「おおおぉぉぉ~~~!!!」と、いちいち感心しまくるTak。

それから、またあるときは
「お母さん、楽譜の読み方教えて」

よしきた!これからアンタもこのテキストをやりなさい。(冒頭の画像)
1年前から習ってる、Takと同学年の、初心者の生徒さんのために用意したテキスト。
ドレミで歌う本ですが、「自分の声でドレミの音程を作れることが基本中の基本」と言い聞かせたら、Takは意外と素直に「わかった」といって師事する?気迫あり。

部活では、「筋トレ」とかやってるらしく、腹筋、背筋、シャトルラン…など、楽器を吹く身体をつくることから始めるようですが、
譜面に関しては読める、読めない、音楽の経験はかなり個人差があると思うので、読譜については本人がその気なら私が教えてやろうじゃないの。

昨日はTWSという、社会人吹奏楽団の定期演奏会に行ってきました。
こんなコンサートに息子と2人で行けるようになったのもいいな~~♪

その後、SYOさんと3人で「山活」へ。
そこで、マイミク「アミーゴ」さんと遭遇(@_@;)
ギターを独習しているマスターのところに、これからもどんどん音楽仲間が集うようになってくるんだろうな~~(*^_^*)
いいなあ~こうして音楽の輪が広がっていく…

そして、私が酔っ払いで帰ってきて爆睡してる間に、SYOさんには、「アルトサックスはE♭管 テナーはB♭管」という意味を教えて貰ったらしい。


今年のGWは私の仕事とTakの部活がちぐはぐでどどーん…とお出かけの予定がありません。
しかし、もうTakは部活のことで頭がいっぱいで、それなりに充実した日々を送っています♪





4/30 実父の月命日 従兄弟のRinと




おまけ ガーデニングにハマるSYOさんちの花壇



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