WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

フラウエンコール第40回記念定期演奏会

2021-07-28 | アーティスト魂
 


7月10日、「フラウエンコール」というアマチュア合唱団の定演がありました。

昨年はコロナ禍の影響で中止になりましたが、
顧問、薦田義明先生と合唱団の熱意で、今回は40回ということもあって、なんとしても開催したいという思いがあったのだと思います。

そして、前日から客席をソーシャルディスタンス仕様にするため、1席おきに着席禁止の張り紙をしていました。
いやもうもちろん、それだけじゃなく。

私は、今年3度目の「モーツァルト・レクイエム」の日本語字幕係。いろいろあってお引き受けしています。





本番はレクザム大ホール(県民ホール)。これまでは小ホールだったのです。
ソーシャルディスタンスのために大ホールにしたようでした。

「レクザムホール」です「レグザム」と発音してる人多数。私もその1人だったんだけど、息子に思い切り訂正されました。
(息子はレクザムホールで吹部の定演をやっているので、わりとうるさいのだ。)
「アボガド」とか「みつごし」…な感じでしょうか。

客席は、きれいに1席おきにお客様が並んでいて、ほぼ満席に見えました。
そして、緞帳が上がったとき、団員のドレスと合唱用マスクのデザインと色がぴったりで、すごく綺麗でした。アラブ女性風な雰囲気も…
「ステージでマスクして歌う」ことに違和感は全然感じませんでした。

コロナ禍の中、団員の方たちは、開催する為に、練習も本番も、これまで経験したことのない、想像を絶する努力をされてきたことと思います。
そして、お客様は、フラウエンコール、薦田先生の長年のファンの方、友情関係の合唱団の方、そして、団員のお友達、、、コロナ禍の中、とても頑張って開催にこぎつけた合唱団を「応援するよ」というお気持ちの方で埋め尽くされていたのだと思えます。

団員の方とお客様の間に通う心、、まぎれもなく「愛」です、なんと「愛」の通い合うコンサート。
私には、団員と、お客様がそれぞれやわらかな大きな塊になって、大ホールの中で、「愛し合っている」「呼応している」ように感じて感動しました。
こうして字にしてしまうと理屈っぽいですが、これを書いている私はかなりうるうるしています。
ほんとうにすごくいいコンサートでした。




本番の1週間前に、リハーサルにお付き合いさせていただきました。

その折、たまたま集合時間が同じだったようで、薦田先生と入り口でバッタリお会いしました。
先生は、このコロナ禍で練習もままならない中、空いた時間に、ご自分の思いいれのある日本歌曲やポピュラーな曲を20曲、アカペラでCDにまとめて主に団員の方たちに差し上げたとのこと。アナブキさん(私)にも渡してねということだったそうで、謹んで頂きました。
CDの同梱メッセージには、感想をお聞きになりたいと。
先生にお会いしたら、まずこのお礼を感想をお伝えしなくてはいけないのですが、ちょっといきなりすぎて、準備はしていたのですが、予定通りにはいかなかったーー。
月並みなことしか言わなかったのがとても残念です。
先生の発声が、矍鑠として素晴らしいこと。言葉がとても美しいこと。

選曲がかなり私の好みであること。
ほんとはもっと言いたいことがあったのだ。

少し時間があったので、いろいろお話をしたのですが、先生はSYOさんが亡くなったことをご存じで、「ご愁傷様です」…と、、、SYOさんの話に。
「長かったんですか?」「いえ、もう突然ででびっくりしました」

そして終活についてなどの話に及び、、、

私は、先生のCDの中の、武満徹の「死んだ男の残したものは」について、私もこの曲がものすごく好きで、LIVEで、自分でアレンジ…というか即興演奏しましたということを実はいちばんお伝えしたかった。
他にも、先生のCDの中で私がLIVEで、SYOさんのピアノで歌った曲がかなりありました。…ということもお伝えしたかった。

SYOさんの話になってしまったので、さすがに「死んだ男の残したものは」のことについては言えなくなってしまった……残念!!!
ほんとに薦田先生とはこのことについていちばん語りたかったのでした。
武満徹氏が中学校の頃から好きだったこととか、、、

その日のリハーサルで、私も自分の作業の練習をさせていただいたのですが、
薦田先生のご指導は、パワフルではあるのだけど、以前と比べ優しかった。ちょっと意外でした。
でもコロナ禍で練習もままならないので、怒鳴りまくらなくなったのかな、妥協していらっしゃるのかなあ…とも思いました。


本番が終わって、先生は「いやも~~後期高齢者ですからね。ずいぶん穏やかになったでしょう。」と私に仰るのです。
「なにをおっしゃる、先生、矍鑠として今年もすてきでした。これからも期待してます。」みたいなこと申しまして、「フィストバンプ」というヤツを初めてやりました。
ぐーを合わせるやつね。
初めてのことだったので一瞬どちらの手を出せばいいのか焦りましたが、普通に右手でOKとのこと。

嬉しかったなーーーー

私、ちょっと斜め下な、特殊?な立場からですが、これからも「フラウエンコール」と薦田先生のことは、ずっと応援したいと思っています。
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息子のこっそり帰省

2021-07-15 | たいせつ
いろいろまとめて書かせていただきます。長文ご容赦。

先日、息子が所用で大阪からこっそり帰省してました。
私はその期間は、友人の合唱団のコンサートのお手伝い、教会の奏楽奉仕…などいろいろあり、まあいつものことですが、お互い勝手に行動するんだけど、
帰省が決まったとき、LINEで「一度ぐらい一緒に飲めたらいいね」というのがお互いの暗黙了承事項…みたいな感じ。
息子は突然私の打ち合わせ先のホールに現れ、家に帰る途中マウスピースを買い、自宅に着いてから、今宵は飲みに行こうってことになり…

「羊小屋」にいきました。

ラムチョップと生ラムのお店 羊小屋

ラムチョップと生̎...

 


以下の画像は、後日友人と行ったときのものです。もう食べることに夢中で画像を撮ることなんかブッ飛んでいて、
食前と、焼き肉が終わったあとのおつまみ系の画像しか撮っていません。悪しからず、、、








息子とお互い、食べに行くなら羊!…ということになり、この日は息子のおごりで、とことん食べまくり飲みまくりました。
いや~~~めっっっちゃ美味しかったわ。ご馳走様でした。
高松には羊肉専門店、ここしかないらしいよ。
テーブル席3 カウンター数席
息子も私も、お店で食べたことがないので(ジンギスカンのBBQはあるけど)、どうやって組み立てたら美味しく食べられるのか教えていただきました。
この日は店長ひとりで切り盛りしていましたが、さりげなくてきぱきとされていて、絶対忙しいと思うんだけど、全然そうは見えず、
それにも感心していたのですが、息子も全く同じくそう思ったとか。

お客が私たちだけになった時、店長にいろいろお話を伺いました。(というか主に息子が)
息子は人好きで、このような出会いのときには、話をせずにいられないらしい。
そして、この店が、COVID-19緊急事態宣言が始まる直前の3月にオープンし、即コロナ禍にまみれながら、営業努力をされてきたとか。
店長は北海道の方だけど、この店は会社は県外で全国に数店舗?(もっとだったかも)あり、決してチェーン店ではなく、
高松は高松で、どのように営業を展開したら高松の街や人に馴染んで貰えるかということを中心に努力を重ねてきたとのこと。
もーすごい感動的なお話しでした。



ひやぶっかけ


ひやかけの出汁


大阪に帰る日曜日、教会の奏楽奉仕が終わってから時間があったので、息子とセルフうどんを食べに行きました。
「たも屋」本店。「たも屋」は息子の高校の傍にある、彼の胃袋の故郷。
そしてそのすぐ傍にある「宮脇書店」に寄った。
だだっ広い店内。
私は本屋なんかに行ってどうすんの…な気分だったけど、息子はたぶん初めての店内を効率よく歩く。
私は目的がないので、ついて行くだけなんだけど、平積みにしてある本の中から情報をキャッチする勘も鈍ったな~~
息子とは生きるテンポが違うと感じた。当たり前だけど。
だけど、途方もなく広く感じる店内を息子と歩くのも、なんとなくデートだな。
「若いモンにはまだまだ負けん」とか全然思わないし。負けて?あたり前だし。


店を出て、まだ時間があるので、急遽屋島に行くことになった。
屋島スカイウェイ(旧ドライヴウェイ)を運転するのは息子は初めて。すごく楽しそうだったなあ。
山上の滞在時間は少しだったけど、歩きながら息子がひとりで歌ってる途中で、「オカン、ここはハモれよー」という。
ああそうか。
母子で、ジブリの曲その他数曲歩きながらハモりまくった。…というか、ハモリ、2声などいろいろ。

これがすごく楽しかったし、息子も、また次回続きをやる気満々。こうして母と音楽で繫がっていることに幸せを感じると素直に言う。

今回は、息子との数ヶ月ぶりの再会の上、画像撮るのが解禁になったのだ。
さすがにブログにカオは無断で載せないでとのことだけど、それは社会人的常識。
FBにもお友達へのLINEなどにも、「俺は今までなんであんなに頑なに拒んでいたのか、アホみだいだ」
とのこと。なんか、すごく嬉しくて爽やかな気分だった。

いんや~~~~これをもって、「いっちょあがり!」 これで彼はもうホントに成人の社会人だ。
私の母としての役目は終わった。

これからは息子が、小さくなっていく母を労わってくれることだろう。そして小言もいろいろ言われることだろう。



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ダシアンの作り方

2021-07-05 | 宅飲み&うちごはん


ダシアンの季節到来。
これまで何度もしつこいほどに「ダシアン」の画像をアップしてきましたが、「ダシアンとはなんぞや」という方がいらっしゃるので、
本日は作り方を公開いたします。

…といって、ほんとに私はテキトーなので、きちんとしたレシピ書けません。悪しからず。

ダシアンの基本は、キュウリ、ナスの賽の目切り。1,5cm以下ぐらいのテキトーでよろし、
そして、「納豆昆布」とかねばねば昆布の類。これはなかなかスーパーでお目にかかれません。
見つけたら買いだめしておきましょう。
(どうしてもみつからなければ、弾き割り納豆でよいというご意見多々あり)
納豆昆布は、水で戻しながら、鋏でチョキチョキと切っておきましょう。戻す前では、パラパラとなって、大変です。




キュウリとナスは賽の目にしますが、ナスはアクとりも兼ねて暫く水に浸します。
そして、水が茶色になったな~と思ったら、ぎゅっぎゅっと水切りをして、ボールへ。



その他お好みの野菜や果物も同様の大きさに切って混ぜます。
本日は、アボカド、そしてブルーベリーはそのまま。
他には、ビワとか、マンゴー、あっ、もっとふつーにリンゴやナシ、ブドウも種がなければ賽の目と同じ大きさに。



味付けはナンプラーとレモン果汁。お味見しながらお好みでどうぞ。1:1程度よりちょっとレモン多め。

そして、唐辛子は、コレ位の量なら唐辛子大2本で我慢。鋏でチョキチョキします。そして混ぜ混ぜ。



仕上げにパクチー、またはサラダセロリをどーんとあしらうのですが、本日は切らしてしまっています。
ですので、セロリの茎千切り。見た目はイマイチだけど、香りはこれでOK。(冒頭画像)


本日は、スパム、ラスクに添えていただきますが、なんでもよいのです。
厚揚げ、焼いた肉、トースト、スクランブルエッグ、昨日の残りものなんでも、、、

私はダシアンは火を使わないことをモットーとしとりますので、スパムとか、ラスクなのです。「切るだけ」。

こう書くと、最初に材料を揃えるのがめんどうに感じられるかもですね。
しかし一度作ってしまえば、世界は開けます。

今日はナスとキュウリとアボカドとブルーベリーのグループ交際。(マリアージュとはならないな、、)
マジでグループ交際楽しいよ。





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