WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

瀬戸芸2016 沙弥島編

2016-03-31 | 瀬戸内国際芸術祭





3月最終日。
この日は、春会期のみの沙弥島(しゃみじま)へ。

ここは、島といっても、埋め立てれられて、四国本土の坂出市と地続きです。
なので、正確には「島」じゃありません。
瀬戸大橋の袂にあり、一帯には瀬戸大橋記念館や、記念公園、東山魁夷瀬戸内美術館などがあります。
Takが小学生の頃、何回か遊びにきました。

ファミリーにはオススメの場所です。
沙弥島は小さな島で、2時間程度でアート散歩できるので、午後はゆっくり記念館や美術館に行ったり、公園で遊んだりできます。
「マリンドーム」という野外ステージもあって、教会関係のLIVEに出演させていただいたこともありました。
ステージのバックは瀬戸内海♪ 









さて。
アートの旅。

…とはいっても、まずは腹ごしらえ。
実は、「とらふぐ弁当」を食いっぱぐれた( ̄□ ̄;)!! ガーンガーン
沙弥島の目的No.1であったのに!!
到着が遅かった! いや、出発が遅かったからです。

みなさま、ゼヒ午前中の早い時間にいって並びましょう。

でっ、「わかめうどん」と「おでん」に変更。
さすがにがっかりだったので、画像なしですが、かなり美味しかったよ。
県外からの方にはゼヒお薦めです。わかめも盛り放題。
こんな浜辺で、こんな美味しい「さぬきうどん」が味わえるのかと、感動していただけるハズ。

それに、さぬきうどん店ではお決まりの「おでん」も、味が滲みて、美味しかった。




 「そらあみ<島巡り>」 五十嵐靖晃



沙弥島、瀬居島、与島、岩黒島、櫃石島、それに香川本土の方たちとの手作りの漁網。
携わった人の名前がボードに記されています。
 漁師や島の人たちとともに漁網を編むことによって、人と人をつなぎ、海や島の記憶をつなぐ。(瀬戸芸公式ガイドブックより)





「12島の物語 回遊式アニメーション」 蓮沼昌宏



壁掛け時計ぐらいの大きさで、上のハンドルを回すと、1回転分の島に関するアニメーションがぱらぱらと動きます。これが12台。
波や鳥、虫、島の植物たち…
小さな世界に吸い込まれる。



ここから、沙弥島小中学校に移動。


この浜辺から見る瀬戸大橋は、とても美しいです。
大きなタンカーが橋をくぐっていきました。
巨大なタンカー、橋にぶつかるんじゃないかって見えたんだけど、おもしろい遠近感の錯覚でした。
余裕でくぐっていきました\(^o^)/









沙弥島の遊歩道は、1時間程度で美しい瀬戸内海をみながらのんびり1周できます。
これも、瀬戸芸、記念公園などなどとセットでオススメです。
今回は、午後に高校野球の「決勝戦」があるので、見送り。



「Las Islas -しま・しま」 中山玲佳



小学校の外壁に展示された壁画は、ワタクシ的には、イマイチ周囲の景観の中で違和感あり、なんとまあ、、、な感じだったのです。
でも、じっくりと寄ったり引いたりしながら鑑賞すると、だんだん楽しくなってきた。
これもまた、現地の小学生とともに制作されたとのこと。


旧沙弥小・中学校の中の展示




「完熟の唄 海原に浮かぶ瀬戸の太陽」 さくまはな



金時みかんの絞り汁で描いた「あぶり出し」とのこと。小学校の頃、やったよね、、、、









「ハレの日、金時への道」 かわいひろゆき



学校の教室の中が塩の山。
この瓶詰めはなんなのだ?? 人参??
お風呂掃除用の靴に履き替えて、作品の中を歩くのですが、靴を履いたときから、もう塩を踏むのが不思議な感触。
そして、この構成にものすごく遊び心を感じて、なんだかものすごくわくわくする♪♪
何これ?
解説読んでなくて、何の予備知識もなく、子供の心だけが伝わってくる。
ランダムに配置されている瓶詰めが、ところどころ機関車のように並んでいたり、人型が整列していたり。
なんか、世界やストーリーがあるんだな、、、、

この不思議な空間、今回の沙弥島でいちばん好きでした。






「空とぶ赤いボタン」 戸矢崎満雄



空中に浮かんでいる赤いハートは赤いボタン。
床に散りばめられているのは白いボタン。
画像では伝わり切らないけど、とっても美しいです。




「赤いネジ」 しりあがり寿



なにこれ!! Takの部屋じゃ~~~ん!!
学校の勉強机の上でネジが力強く回転しているのですが、
この絵本などなどが散乱している光景は、全くTakの部屋そのもの…ってことで却下!!
見たくないものを見てしまった!!
いんや~~~~ここに来てまでTakの部屋を見るとは( ̄□ ̄;)!!
日ごろ、きちんと整理整頓され、お掃除もゆきとどいた美しいおうちにお住まいの方にとってはとっても興味深い作品であろうかと思われますが、私はヤだよ~~~~っっっっ!!
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
Takの部屋にも、この赤いネジを持ってきてぐるぐるとネジ込めばよいのであろうか!?!?
どうなる!?!?ヽ(`Δ´)ノ
しりあがり寿さん、大昔から存じておりますが、コレは神経逆撫ででありました。
それが狙いか!?!?




瀬戸芸では、島の方たちとの共同作業でつくる作品というのがとても多いです。
私は、先入観を持って、ガイドブックを読んでから作品を見るのは好きじゃないので、あとでゆっくり解説を読みます。

坂出の名産「金時人参」「金時芋」「金時みかん」
「ハレの日、金時への道」では、作者が地元の人たちと、まず畑で金時人参を栽培し、ピクルスを作るところから。


また「空とぶ赤いボタン」では、地域の方たちかなどから集めたボタンで作品を構成する。


アーティストの方がたは、それぞれ、自分のパフォーマンスと、島と、そこで暮らす人たちとをどう結びつけるかということを追求しながら作品と向かい合っているのだということがものすごく伝わってきます。


私もがんばろう!…と思うのです。



さて、高校野球決勝戦を車の中で観戦しました。地元高松商業高校は、惜しくも準優勝となりましたが、素晴らしい試合でした。
超感動でしたが、別のお話しなので、ここでは書きません。

このあと、最後の作品を訪問して、沙弥島を後にしました。




「八人九脚」 藤本修三



この作品は、前回は、学校の前の浜辺に設置されていました。背もたれが斜めっていて、デッキチェアのようで、海と瀬戸大橋と空をとっても心地よく眺められたのに、
この場所で座ったら、海が見えないよ~~!!ヽ(`Δ´)ノ



やっぱ、ここがよかったな… 



島国ニッポンに橋が架かり、トンネルで繋がり、すべての島が、島でなくなる。 島国ニッポンどこへ行く??
いろんなこと、考えさせられます、まだまとめ切れません。

次はどこに行こうかな? 






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3/24 瀬戸芸 女木・男木編

2016-03-27 | 瀬戸内国際芸術祭


いよいよ始まりました!!\(^o^)/

この日は、まだ行ったことのない直島から…のつもりが、
前日夜更かししすぎて、早起きできず、まあ手近に女木、男木からってことになりました(^_^;)
3年ぶり。

またまた、素敵な出会い満載の旅でした~~~!!

3年も経つと、持ってくものとか、あれば便利なものとか、だいぶ忘れちゃってるな。
でもとにかく、片手にガイドブック以外は持たないで歩く。





チケットをパスポートに換えて、いざ乗船。
そして、20分程度でまずは女木島に着いたら、島からの高松サンポートを撮る…これもお約束(*^_^*)





今回は残念ながら「女木」はゆっくりできませんでした。

洞窟の中の作品は、、、、
初回がものすごく良かったので、それを超えるものを期待してしまうんだな、、
島に上陸したら、まずバスで洞窟に向かうので、バス代かかる、洞窟入場料もかかる…
なので、それなりのものをものすごく期待してしまうのです。
でも、それ以外にも、作品はたくさんあるのだけど、前回と同じものもあるし、船の時間の都合で、早めに女木を後にしました。
女木は、毎回夏に気合を入れてるので、また再訪したいです。


さて、男木島。

さあお昼だから、まずランチしよう。

ここで訪れたお店がとっても素敵でした。
古民家を改築して、古いものをそのまま残し、民宿&自然食レストランとしてリニューアルしたのだそうです。
「ドリマの上」



ランチは、1種類限定。
オーナーさんが、食材について、ひとつひとつ、丁寧に解説してくださいました。
ここに立ち寄れば、男木島で採れた季節の食材だけを使ったランチを、魂で味わえます。




「蘇の膳」のテーマは
”2000年の教え”
蘇は、 「草かんむり」と「魚」と「禾」でできています。
草は、ビタミン
魚は、たんぱく質
禾は、穀物つまり、炭水化物
この3つがバランス良くそろえば、私達の体は、蘇ります。
漢字が作られて2000年。
蘇るバランスの良い食事は、2000年の教え 。
化学物質ではなく、
いのちを頂いて、2000年の間、命をつないできたのです。バランスの良い食事が健康を作ります。
蘇の膳は、化学物質不使用。男木島のいのちを召し上がれ。
(「ドリマの家」Facebook記事より



ここで生活するなんて、現実的に考えて私にはあり得ない。
ここで暮らすには、農業と漁業で生きる。
それこそが人間の原点で素晴らしいと思う。
ここで野菜をつくって魚を捕ってる人たち、ものすごく尊敬します。
そして80歳を超えてなお元気で現役なシルバーの方たち。
生き抜くパワーを持っている方たち。

私にはできない、、、とほほほ、、、、
自分のヘナチョコさを思い知ります。
私は、「おもひでぽろぽろ」で、田舎に憧れている、ストーリー前半のタエ子みたいなものです。
せめて生涯現役で歌をうたいたいです。
「歌うこと」の原点に戻ります。


さて、作品のご紹介もしておきます。














「アキノリウム」 松本秋則


今回の新しい作品のなかで一番好きでした。
納屋のような建物を改造したとこで、梯子で2階に上がると、そこには、床や壁、天井から吊るされた「サウンドオブジェ」というものが展示されていて、
ひとつひとつが奏でる音がランダムに合わさって、えもいわれぬ音楽を奏でるのです。
木、竹、草、風、水…などなどのイメージです。自然が生んだ、これは神さまの音楽?
体育座りで、いつまでもず~~~っと聴いていたい音楽でした。
まさに「WIND AND SOUND」…素晴らしい、、、、








「自転-公転」 林天苗

築150年のこの家で暮らしていた方が日常に使っていらしたものが、それぞれの部屋で、くるくると回っています。
回ること(動くこと)で、旅立って行かれた方が遺された「もの」たちが、新しい命を与えられ、鑑賞者に「伝える」という役割が与えられる。
「なんじゃこりゃ~~」という中に、不思議な納得、奥深いところで腑に落ちる感じでした。





「カレードスコープ ブラック&ホワイト」 川島猛とドリームフレンズ




「均衡」 行武治美 








「SEA VINE」 高橋治希





3時を過ぎ、日が少しずつ傾き始めて、寒くなってきました。
「熱燗がほしいのぅ」
…ってことで、なんかビールじゃなくあったかい酒はないのか!?
SYOさんも私も、上陸したときから「酒系」にチェック入れるのは、もぉ、「お約束」のようなものです。
それはあの6年前、豊島でまさかの積み残しに遭って、臨時高速艇を待つ2時間の思い出が強烈すぎて!!
興味のある方はこちらをご覧下さい。「積み残し」に遭うのはバカヤロウ…ともいえないのですよ~~

まずは、SYOさんが上陸早々にチェックを入れてたオープンカフェに行ってみました。
お客は私たちだけ。
焼酎、ウィスキーあり。
お湯割りできますか?と伺ったところ、OK\(^o^)/ しかも、焼酎お湯割の配合まで聞いてくださり、しかもしかも、「試作品です」といって、ニシガイがオリーヴオイルに浸ったおつまみをサービスしてくださいました。







それからまた次へ。
「男木小中学校」
ここは、前回は休校中で、校内にたくさんの作品が展示されていました。
アートも楽しかったけど、かなり哲学的で、いろんなこと考えさせられました。

ところが今年は「校内立ち入り禁止」

島に、小中学生のいる世帯が移住していらしたのです。
これこそが、今回のいちばん感動したことです。
そして、その学校の入り口には、真っ青な空と雲の壁画のようなアート。
写真撮らなかったのがとっても残念。


そして、男木島の〆は、港のすぐ近くのお店。
ビールとともに、タコ飯や、さざえのつぼ焼きが売られています。
歩きながら「熱燗」を求めてきょろきょろしてると、お店で飲んでるおっちゃんに声をかけられました。
「あとで寄ります~~」と言って作品をいくつか見て回ったら、4時になって、さすがに寒くなってきました。
「熱燗ないですか~~?」
メニューにはないけど、ご主人が、ヤカンに日本酒を入れてあたためて下さり、
大きな大きなサザエのつぼ焼きをいただきました。
久々に食べた! ものすごく美味しかった~~!!






さてそこで、「ひさこばあの息子」と名乗るおっちゃんと、ご主人と私たちと4人で、世間話が始まり…
瀬戸芸について、男木島について、たくさん語りました。
途中で「こえび隊」のお嬢さんもいらして、加わりました。
前回「こえび隊」(瀬戸芸ボランティア)をやって、感激して、男木島に住み着いたのだとか??
お嬢さんにも、いくつか質問しました。

私が知りたいのは、高橋治希さんの「SEA VINE」という作品についてなのです。
1回目から展示されているものですが、私は、この作品がものすごく好きなのです。





作品はすべて磁器でできていて、天上から細い糸で吊るされています。
波しぶきを表現したもののようですが、波から見た島の風景…とでもいうか、
このお花や葉っぱのような小さな磁器の1枚1枚には、すべてに島の風景が描かれているのです。
しぶきのひとつぶひとつぶに短いけれど命が宿っていて、その生まれて消える一瞬に見た島の風景が描かれている…
そんな印象でした。
波しぶきたちは、海で生まれて消えるけれど、こうして、一瞬で見る島の人びとの生活の中に入ってみたい…
そんな願いをアーティストが掬い取って表現しているのだなあ、、、
と、私は感じましたが、作品を観て感じることは、自由。

(前回瀬戸芸の拙ブログ記事より引用しました)


私が知りたいのは、この風景は写生したものでしょうか? どこから?
こえび隊のお嬢さんは、わからないと仰いました。そして、「こえび隊」は、同じところに留まるのでなく、その日によっていろんなところに派遣されるようです。
こーなったら、アーティストご本人と直接繋がるしかないかな~~!!

お店のご主人が、次々と焼いてくださるサザエのつぼ焼きを、はふはふと、本と~~に美味しくいただきながら、SYOさんと私は、ヤカンから勝手に熱燗?をおかわりして、いよいよ最終便の出港の時間が迫ってきました。

もうひとつ食べる?…とご主人。
めっちゃ食べたかったけど、帰りの船の切符も買ってないし、ここは思いとどまるか迷ってたら、「ひさこばあの息子」さんが、
「島では出港15分前はまだ寝よる」
「10分前に着替えれば間にあう」
「乗り遅れたら、ご主人が漁船で高松港まで送ってくれる」
と言い出しました。
…まあ、冗談なのですが、でもものすごい説得力です。
島から島へ、自在に渡れる船、、、

今回の瀬戸芸のテーマは「海の復権」。

瀬戸内海を自在に運航する漁船にとっての「海の復権」というテーマの大きさについて、おっちゃんは語ってくださいました。
ここ、めっちゃ良かった。
島に住む方の視点からでしか語れない。このおっちゃん、タダモノじゃないのです。なので、画像もNG(^_^;)


今回の瀬戸芸の出発点として、男木島で最終便を待つ時間、濃くて深~~いひとときでした。








結局、最後のサザエは諦めたかわりに、お店のご主人と記念撮影しました\(^o^)/
そして、おみやげに、タコ飯2人前もいただいてしまいました。
 ものっそ美味しかった!!

ほんっっっと~~~に楽しく濃く充実しまくりで、高松港に着いてからも、余韻に浸りたく、
SYOさんとライオン通り「ふるさと」で飲んで帰りましたとさ!!



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瀬戸芸\(^o^)/今年も行くよ~~!

2016-03-20 | 瀬戸内国際芸術祭


瀬戸内国際芸術祭公式サイトより



え~~っと、まずは
WIND AND SOUND (TAKAMIのバンド)の2年ぶりのライフまであと2ヵ月。
5月21日です。
めっちゃ楽しみにしててください。
…といっても、これから本格的に構成するんですけどね。
明日から私は、完全にLIVEにシフトなのだ!

今回は、テナーサックス、國井 類 さんをゲストにお招きしての、jazzyなLIVEとなります♪♪♪
…といっても、jazzのスタンダードナンバーとか歌うのではありません。
jazzとクラシックの融合…とか、そんなんでもありません。
とにかく、TAKAMIのステージがjazzyになるのであります♪♪

あまりにも楽しみ!

…については、また改めます。


さて。

今日から瀬戸芸始まりました~~~~!!
前回は、スーパーの女で、シフトの融通がきかず、それでも頑張ったけど、断念した島多数。
今年はいくよ~~~ん!!
スタンプラリーでパーフェクトを目指すつもりはありませんが、全島制覇は目指したいな。
特に、未だ行けてない犬島に、今回こそは!!
そして、直島も、混雑をかいくぐって、シフト調整する。


なんで私はこんなに瀬戸芸が好きなんだろうか?

海を船で渡ること。

島を歩いていたら、突然現れるユーモラスなオブジェ。

学校の教室とかそのほかにも、日常的だったり、或いはふつーあり得ない場所に、文化祭のように展示されているアート。

遠足気分。

帰る頃には、なんでもかんでもアートに見えてきて「これもそうかいな…」といつも言うこと。

「こえび隊」とか、ボランティアの方がたの対応がとっても清清しくて良心的で明るくて頼もしいこと。

島の人は、大半が高齢者…その方たちが、瀬戸芸で島が活気付くことを喜んで受け容れていらっしゃるように感じること。
…これはものすごく重要と思う。
心無い観光客によって島が荒らされてしまってはいけない、そんなところにも配慮を感じます。

瀬戸芸には、いろんな思い出があります。
「瀬戸芸」のカテゴリーの過去の記事、イッキに読んでしまった。どれも懐かしい。
特に、積み残しにあってしまった第1回目の豊島(てしま)の臨時便夜間高速艇は忘れられません。

水を敷き詰めたような優しい瀬戸の海に抱かれた島で繰り広げられるアートフェスタ。

ゼヒご一緒に楽しみましょう。
今年も気合を入れて執筆します♪


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岩盤浴体験レポート

2016-03-16 | 健康とダイエット




岩盤浴体験レポート



岩盤浴、早速通うことにしました!

あれから2回行った。

車で片道30分弱、、現地で2時間となると、仕事のある平日は無理なので、終日オフの日限定となります。

しかも、終日オフに毎回岩盤浴に行くと、他のお楽しみが制約されてしまうので、月2ってとこかなあ…ちょっと不満、、、

岩盤浴の効能については、前回これでもか!と、長々と転載させていただきました。

なので、今日は、実況レポートってことで。

岩盤浴といえば、高級感のあるサロン風なところが多いなか、
私がお友達からご紹介いただいて行ったのは、「銭湯系」なところ。
つまり、ボディソープやシャンプー、コンディショナーなどなどが常備されている温泉やスパじゃない「銭湯」な感覚で、バスタオルもウェアもお水も持参で行くところ。


そこには、お風呂がある♪♪
これがとっても嬉しい\(^o^)/
ナゼって、岩盤浴は、細かいつぶつぶの汗が天然保湿クリームになるので、最終的に汗は洗い流さず、拭き取るだけで仕上げます。
だから、その前に、しっかりとお風呂に入って、皮膚をふやかして、ゴシゴシと垢を擦り落としたいのだ!

「韓国式垢擦り」って体験したことある?

私は、2、3度あります。
私はゴボウ!?!?というほど、ものすごい量の垢が削ぎ落とされます(@_@;)
この体験以来、私は、時々温泉や銭湯に行くときには、「垢すり」なるものを持参して、
ジャグジーや低温浴などにゆるゆる~~~~~っっっっと浸かったあと、ボディソープをつけず、ゴシゴシとやります。
…すると、あの韓国式垢擦りの牛蒡状態が再現されるのですよ~~~!!
韓国式ほどにはならないけどね。
ゼヒみなさんも、やってみてください!!
ボディソープをつけずにこするのです。


ジャグジーでふやけるよりも、岩盤浴では、細かい汗をかくので、もっとすごいです。
腕やおなかに、軽~くツメを立てて掻き掻きしてみると、すぐに垢が消しゴムのカスのように、、、
汚くてごめんなさい。しかし、ここ重要。

最初にお風呂に入って、ある程度「垢擦り」ゴシゴシやってるのに、それでもまだ出るよ。
なので、1度目の岩盤浴から出たら、再度「垢擦り」やります。結果はスゴイです。
そして、天然クリームの良い汗は、1回目は惜しげもなく洗い流した後に、岩盤浴、2度目、3度目。

私がこれまで行ったことのある岩盤浴は、シャワールームしかありませんでした。
シャワールームでは、ボディソープ、シャンプー…などなどで全身洗うだけ。
じっくりと「垢擦り」なんかやる人、いないと思う。

これは単なる私の拘りですので、一般のみなさまは、岩盤浴に行かれたら、まずはシャワールームで、体を普通に洗えばよいのです。

お友達にこんな話をしたら、まだまだ、岩盤浴、行ったことない人たくさんいた。
なんといっても汗を洗い流さず、拭き取るだけっていうのが
「汗臭くないの~~!?!?」ってことで、抵抗ある人が多いな。
でもでも、この魔法の天然クリームの汗、ぜひ体験してみてね。



もうすぐ瀬戸芸なので、本日の画像は全然関係ないけど前回の瀬戸芸。わくわく♪♪♪
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3/5 啓蟄LIVE at ラ・フォンテーヌ

2016-03-12 | アーティスト魂



カガワ写真館 「ウクレレゆうちゃん」ご提供



先日、高松市亀井町のショットバー「ラ・フォンテーヌ」さんにお招きいただき、「TAKAMI & SYO Michael」でLIVEやらせていただきました。
この日は4組出演され(といっても私たち以外はみなさんお一人の弾き語り)
それぞれ個性溢れる素晴らしい演奏で、いろんな意味でインスパイアされました。


あまりにもいろいろ感じたことあるのですが、まずは自分のLIVEから。


この日は「啓蟄」(けいちつ)
二十四節気のひとつで、土の中で冬眠していた虫や生き物たちが、生命活動をはじめる時期です。

私はLIVEをやり始めたときから「季節」をとっても大切に考えていて、
俳句に季語があるように、私のつくる歌には、どれにも「季節」があるのです。
これが、実は困りもの、、、
「この時期にしか歌えない」ものばかり。

「The End Of Summer」なんていう歌があるのですが、これはもう、ものすごく好きな歌なのですが、夏の終わりにしか歌えんやんか!!

「明日から秋の靴に履き替えて歩いていく君のために 繋いだ手をそっと離そう…」


と、まあ、それはさておき、「啓蟄」にふさわしい5曲を選曲しました。

蘇州夜曲       君が手折りし桃の花
川のほとり      だんだん陽が延びる季節でよかったね
野草は雑草     だれっちゃ見とらんとこで咲き だれっちゃ知らんとこで散る
かあさんの歌    根雪も融けりゃもうすぐ春だで 畑がまってるよ
ジョニーへの伝言  犀は投げられた もう出かけるわ

春の、命のベクトルな選曲のつもり♪
楽しかった~~~
あまりにも楽しくて、喋りすぎてしまい、「アンコール」がお約束とも知らず、持ち時間オーバー…ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
それでも喋り足りなかったことを、以下に記しておきます。

「啓蟄」とはいっても、虫の歌は登場しませんでした。虫の歌、一応捜してみたけど、なかったんじゃわ~~~
「赤とんぼ」とか「虫の声」とか、秋の歌しか思い出せなかった。

ところが
「手の平を太陽に」
コレがあったな! と、翌朝になって思い出しました。
これ、みんなで歌えばよかったな~~~~
啓蟄にぴったりじゃん!!
きっとSYOさんがめっちゃJAZZYにアレンジしてくれるに違いありません!!!
次回やります♪♪♪

ちなみにSYOさんは、この日、ピアノソロで「パフ」を演奏してくださいました。
「ラフォン」のような、フォーク系、ギター&ヴォーカル系のLIVEに参入するのは初めてなので、何をピアノソロで弾こうか…といろいろ考えた模様。
SYOさんは、曲さえ決まれば、ピアノソロは楽譜もなく「気分」に任せて弾きます。
これがSYOさんの真骨頂。
アカデミックなところを全く通過していなくて、縄文人が「ピアノ」というオモチャを天衣無縫に操る…という感じ。これがたまらん!

アカデミック系TAKAMIと致しましては、天衣無縫SYOさんとのデュオをどうやって成立させるか…ということに関してはまた別のおはなし(*^_^*)


さあ、これから、虫や動物たちも活動を始め、わたしたちミュージシャンの「中央公園ランチセッション」もおもむろに活動を始めますよ~~~!!

ウクレレゆうちゃん、 オカリナようちゃん、ピアニカSYOちゃん
などなどにサポートいただき、ヴォーカルも数名控えております。
私たち、高松セントラルパークの名物になることを目指しとります\(^o^)/
ただのランチセッションじゃなく、タダモノじゃないセッションを目指しとるのであります!!
神出鬼没ですが、ゼヒお天気のいい日は皆さんも公園でランチを!
きっと私たちののどかで素敵なセッションが聴けますよ♪♪



さて。あとのお三方ですが、(以下の画像はサイモンさんご提供)




トップは橋本竜太さん。

初対面です。お話しできずに残念でした。
私の知ってる曲は、「アンパンマンのマーチ」だけでした。
私も、ファミリーコンサートや、高知のホテルなど、子供さんのいる場面で何度もうたってきましたが、
大人限定のこの場所で、個性あるアレンジをされていて、とても爽やかでした。
思わず一緒に歌ってしまった!




章子さん

西讃方面で活動されているピアノ&ヴォーカルの方です。
数年前から、ブログやYouTubeで存じていましたが、生で聴いたのは初めて。
香川でピアノで弾き語りをされているメジャーな方は、私は章子さんしか知りません。
なので、お会いできてとっても嬉しかったです。
キュートでぴゅあで、繊細で、透明で、切なくて…いろんなものを持っていらっしゃるのは、山あり谷ありの人生の昇華なのだろうなあ。




最後は、ラフォンの看板ミュージシャンともいえる、大御所サイモンさん。

さすが、このお店で100回以上のステージを重ねてきただけあって、
瞬時にお客さまの空気を体で察知して、歌でぐいぐいと世界をつくって引き込んでいくテクニックは、さすが!
ご本人はきっと無意識なことでしょうけど、それほど、自然で且つ説得力ありまくり。


こんなふうに、タイプの違うミュージシャンのライヴをいちどに聴けるっていいなあ。
私は日ごろはジャズの地元ミュージシャンの方たちにサポートしていただいて歌っているので、
それ以外のジャンルの方とはほとんど接点がありません。それって悲しいよね。ジャンルで区切られてるって。
ステージで演奏することをやっている人たちは、みなさん、それぞれ、自分のそれまでの人生を「音楽」にして表現しているのです。
過程や度合いにはそれぞれ違いがあっても「生みの苦しみ」を通過して表現の場に立つのです。
「伝えるため」にです。

それはとても尊いことだと感じ、私も、表現者の端くれとして、これからも一生懸命やらせていただきます。



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