本番の2日前になかちゃんからこんなメールが来た。
>こんばんわ、いよいよですね。
気になってた台風も九州西側にそれ、
四国地方は高気圧に覆われているので影響はないと思います。
「天気良すぎて、ヤバいっす!」←使い方合ってる!
ですから紫外線対策は十分にしておいてくださいね。
帽子、手袋、そしてメイクは目鼻が分からないくらい、
まるで万葉の女流歌人のように、白く塗りたくっておいてね。
相当日焼けが予想されます。
ちょっとぉ~~~
デビュー直前のアドバイスが「日焼け対策メイク」かよ( ̄□ ̄;)!!
私は、ザックに何を入れたらいいのか、山の気温はどれくらいで、服装はどうしたらいいのか、入念な打ち合わせを…と思っているのに!!
でっ、結局私は、夏用強力ファンデも持ってないし、日常的には薄化粧…ほとんどスッピンで過ごしておりますので、
とりあえず、日焼け止め乳液と、「麦わら帽」、通勤チャリで使ってる手袋。
コレで、農家のおばさんのカッコで行くわ…ってことになりました。
なかちゃんとはバンド仲間なので、私のステージメイクオンとオフの落差についてはもぉ~~、重々承知。
(ホント、差が激しくて、本番の日、私がスタンバイ状態で客席のカウンターにさりげなく座っていても、お客様が私と気づいてくれないほど)
申し訳ないんですけど、今回は「デート」系じゃなくて、「農家のおばさん」でお付き合いお願いします…と、開き直る。
「麦わら帽」は、Takがじーちゃんから譲り受けたお気に入りのものを拝借。
しかし、頂上付近の強風で、麦わら帽は両手で押さえないと風に煽られて吹き飛ばされそうでした。
やっぱり、麦わら帽は麦わら帽の活躍する場所があり、山には山の帽子が必要なのか、、、これから早速検討する。
次はお弁当のお話。
>お昼はたかみちゃんの手作り弁当がベストですが、
(朝はせわしいのに、何をぬかす!殴・蹴)
こんなメールも来たヽ(`Δ´)ノ全く何をヌカス!!
(殴・蹴)←コレ、見たとき一瞬文字化けかと思ったヽ(^o^)丿
結局、当日はTakの部活弁当も作らなイカンので、二人分のお弁当作ることになったんだから、なかちゃんのお弁当も作ってあげたらよかったな。
…しかし、私、朝は全く食欲なく、いつもTakに作るお弁当の味見をする気にもならないので、
味も確認せず、「師匠」に食べさせるワケには………
お弁当の中身は、焼鮭、鶏モモ塩麹焼き、あおさ海苔入り卵焼き、ミニトマト、メロン。
二段のり弁。
画像がないと、やっぱり説得力がないなあ~~
あまりにも慌しかったので。
Takと同じお弁当、初めて食べた。自画自賛ですが、結構美味しかった(*^^)v
このTakと二人分のお弁当を作るのに、意外と時間がかかってしまった。一人分に毛がはえたような時間しか予定してなかったため、出発が15分遅れた。
そのため、コンビニで歯磨きしたり、日焼け対策メイクをするハメに。
それからそれから。
無事に下山したあと、温泉、いきました~~!!
「ゆうま温泉」
貞光川 登山口までははこの清流に添ってのドライヴ
行く時の道すがら、なかちゃんに、だいたいどこの山にも温泉はある…という話をききました。
「なんや~~そんなら、お風呂グッズ、持ってきたらよかった! 温泉、行こうよ~ 私、コンビニでぱんつやらお風呂グッズ買うから、なかちゃんも一緒にぱんつ買って帰りに温泉いこう。」
いや私、なかちゃんと解散したあとで、ひとりでお風呂に行こうとも思っていたのであった。
でも、その準備もまにあわないくらい、出発が遅れてしまったのだ。
下山のあとの温泉、最高じゃ~~ん!!
しかし、なかちゃん曰く、温泉に入っても、冬は帰るまでに湯冷めする。夏はまた汗かく。
だから、結局、帰宅してから家でフロ入る…のだとか。
ああそうか。それって、すっごくわかる気がする。
私も昔むかし、富士山登頂のとき。(実は2度登ってます)
下山したあと、自分で高速を運転して家まで帰る、最後の最後までぱわぁをキープしなくちゃいけない。
途中で温泉なんかに入っちゃったら、もうその時点でぐにゃぐにゃになって、「ハイおわり~~」ってなっちゃうよ。
だから、「〇時に帰るからフロわかしといてね」とカミさんにTELする、
まあ私の場合は息子に(^_^;) …な感じで、帰宅したらフロが沸いてる…ってのがベストだなあ。
ついでにゴハンもできてたら最高なんですけど。
ヒレカツと、山盛りキャベツの千切りと、あおさ海苔のお味噌汁がいいなあ~~~(*^_^*)
でも、「ゆうま温泉」下山のあとの一風呂は最高でした。
私はドライバーじゃないから、ぐにゃぐにゃになってもOKってことで。
ありがとねなかちゃん、付き合ってもらって。
なかちゃんは、コンビニでぱんつは買わず、穿いてきたぱんつをまたそのまま穿いた模様(^_^;)
温泉に入るなら、そのまま飲んでお泊りコースだな。
私の当面の目標、霊峰石鎚のときには、ソレでお願いします。
どんな人たちと一緒に登るのか、これから山のお友達も少しずつ増えていくのかなあ~~(*^_^*)
実は私、マラソンの時は、10kmや、ハーフのレースに参加して、体育館で一人でお弁当食べながら、
市民ランナーの人たちにナニゲに違和感を覚え、世界が違う感を味わいました。
私はただ単に、「ホノルルマラソン」というイベントに一度参加したかっただけだったんだな。
やっぱり私は音楽系。体育会系とは全然ちゃう、、、
そんな私に「なかちゃん」という音楽系山仲間?を引き合わせてくれた神さまに感謝です(*^_^*)
人生あと何年生きられるのか、30年?10年?
いずれにしても、それまでの大切な時間を、ほんとうに好きで一緒にいたい人たちと大切に過ごしていきたいなあ…
いずれにしても神さまにお任せ。
話はだんだん大袈裟になっておりますが、、、、
神さまが創ったままの世界を無になって歩いていると、ひたひたとそんなふうに感じるというものなのでした。
all photo by なかちゃん