さて。
夜更けにTakは目を覚まして(4時ごろだったかなあ)、リビングをチェックしにいきました。
サンタさんはもう来たかな?
電気をつけて、ツリーの周りをチェック。
その後、どうやら自分の部屋にも行ってみてる模様。
それから、トイレにいって、とぼとぼとベッドに戻ってきた。
眠れない様子…思わず目があった。
「サンタさん、来てた?」と聞いてみた。
「来てなかった」
「ああ、そうなん?今年は遅いねえ。まだ明るくなるまでに時間があるからね。だいじょうぶよ。」
(ホントはとっくに来てたんだけどね)
実は、Takはことのき、こっそり泣きべそをかいていたらしい。
「信じる子供のことろにしか来ない」ので、
少しでも疑ったりした報いかと…
…それから、私は夢をみた。
サンタさんのTakへのプレゼントを探しまわっている夢。
Takの部屋は散らかっていて、もしかしたらプレゼントはとても小さなものかもしれない、Takがプレゼントと気付かないうちに、どっかに紛れてしまっているのかも…と、、、
夢の中でTakは、クリスマスツリーを2つに分けて飾っていた。
あーあー、ほら、こうやって、ツリーまで勝手に分解して「工作」の材料にしてるじゃん…
そうこうしてるうちに6時。起きる時間。
「Tak、お母さん、もう6時だから起きるよ。
プレゼント、お母さんが先に見つけてもいいの?」
「俺も起きる」
こうして2人で一緒にリビングに行ったけれど、やっぱりプレゼントらしきものはなかった。
「ほらね、来てないよ」
「あの赤いものはなに?」
ツリーの下になんかあるじゃん。
コンタクト入れてない私には、さっぱり見えない…
「あれは、くつ下や。でも何も入っとらん」
ツリーを飾った日に壁に画鋲で留めてぶらさげていたくつ下だった。ツリーの下に落ちたのかな?
ぺったんこで、何も入っている様子もないけれど、一応Takは手に取ってみていた。
私がトイレにいってるとき、Takは、くつ下の中に何かみつけたらしい。
「え~~~っ!!」
と、大声をあげた。
「おかあさん、おかあさん、ちょっとこれ読んで!」
…と、トイレのドアを開けようとするので、
「ちょっとぉ!開けないでよ!!」
Takは、ドアの下の隙間からから、クリスマスカードを挿し入れてきた。
サンタ・クロースからの手紙か…
「え~~~~っ!!」
私も、大声をあげた。
ジュニア・ロードバイクが欲しいといっていたTakでしたが、
「自転車は無理よ。だって、ちゃんとツツイ(近所の自転車やさん)にお世話になってメンテをしてもらわないといけないんだから、サンタさんに貰うんじゃなくて、ツツイで買わなくちゃ。
自分でお小遣いを貯めて、ロードは高校生になったら買いなさい」
…と言っていた今日この頃だったのだ。
そして、Takは、7時になるのを待ちかねて、「ツツイ」に確認のTEL。
おばあさんが出てきて、私ではわからない。お店が開くのは9時だといわれた(^_^;)
8時半に、ツツイのおじさんからTEL。
「サンタさんのプレゼント、届いてるよ」と、、、
朝ご飯を食べてたTakは、食べかけのままで、「ツツイ」へ全力ダッシュでいきました。
サンタさんからのプレゼントはロードじゃなくMTBでした。
私はこの日も仕事で、朝はサンタさんからのプレゼントの確認もできず、へろへろで帰ってきました。
Takは、今年最後の「エコサイエンスクラブ」に、颯爽と新しいMTBに乗って出かけた模様。
そして、1日じゅう、ハイテンションでした(*^_^*)
夜、Takの同級生りゅうちゃん(仮名)がピアノのレッスンに来て、2人でサンタさん談義を始めた。
2人とも、サンタクロース「信じる派」。
最近「信じない派」が増えてる模様。(特に女子)
りゅうちゃんは、ゲームソフトを貰ったらしい。
2人で、サンタがどうやって世界中の子供にプレゼントを配るかを話し合っている。
りゅうちゃんによると、サンタがプレゼントを配っている径路は、インターネットで、今どこの国にいるか、配信されていたらしい。
知らなかったよ~~そんなの!!
りゅうちゃんがチェックしたときは、オーストラリアにいたんだってさ。
でっ、彼によると、サンタは、トナカイの橇に乗って空から来るのだけれど、
時間が止まっている、または地球時間の経過からは外れているので、人間には見えない。
一晩でプレゼントを配ることができるのも、そういう仕組みなのだそうだ。
なるほどぉぉぉ!!!
ウチの場合は、ネットを張ってあるベランダからどうやって入るのだってところが問題で、「影分身の術」みたいなヤツで、大勢のサンタに分身し、さらに障害物も通る…という説を打ち立てたのだが(^_^;)
さすが、りゅうちゃん(めっちゃ優等生)!!
それなら、ウチのベランダのネットも、ゆっくり外して入って、また元通りにして帰っていけるんだね。
2人の話をきいていて、私もなんだかすごく、心がじわ~~ん…とあたたかーくなったよ。
本当のサンタクロースさん、ありがとう…
サンタさんが訪れた瞬間はこんなかな♪