WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

母の喜寿

2013-09-26 | 人生妙なり




9/25

この日は母の誕生日。めでたく喜寿を迎えました。

しかし、突然の訃報。両親(実父、養父共に)の古ーーーくからのお友達、ダンス仲間のTさんが亡くなり、今日はお通夜となってしまった。
私にとっても、小さい頃からずっと身近で、楽しく陽気な方でした。
でも、「おじちゃん」などと呼んだことはなく、いつも苗字で呼んで、「おじちゃん」って感じはなく、ダンス人…!?

家族ぐるみでお付き合いをさせていただき、私が子供の頃、家庭が複雑だった時代、奥さまに毎晩夕飯を作っていただいていたことも、、

この日私は体調不良で、レッスンお休みさせていただいてましたが、夜にはなんとか復活して、
お別れにいってきました。

Tさんは、享年84歳。実父が亡くなったと同じ歳。
男性の平均寿命を超え、天寿を全うしたと、、、周囲の人は思うかもしれないけれど、
家族は違います。
私は父にもっともっと生きていて欲しかった。
父が亡くなったのは私が51のときだったけれど、まだまだ、たくさん話もしたかったし、90になっても元気で踊っていると信じていました。


Tさんの奥さまは、18歳年下で、まだお若いです。いつもとても仲良しカップルでした。
今日、久しぶりにお会いしたら、とても元気溌剌で、気丈でいらっしゃいました。
大変だった介護の日々を、にこにこ顔で話してくださいました。
そして、これからは、1人だから、好きなことを思い切りやるわと仰っていました。
その明るさを見ていると、逆に長い介護の日々、どれほど大変だったか、
そして、最後のお別れが、どんなに辛かったか、胸に迫る思いでした。

数年前から体調不良で、入退院を繰り返していたけれど、Tさんのご希望で基本的にずっと在宅で、最期も在宅で、最愛の奥さまとお嬢さんに看取られて、お幸せだったことと思います。

Tさん、どうぞ安らかに…


自分のいろんなことと重ね合わせ、いろんな思いが心を巡りました。


私は80まで生きられるだろうか、そんなに長く生きても、収入もなく、Takのお荷物になるだけだ、、、
適当な歳で天国にいきたいなあ…
しかし、息子としてTakは違う。
「高齢出産はイカン。親と一緒にいられる時間が短いから。」
ボケでも寝たきりになってもいいから長生きしてほしいと(今は)言うTak。
私も、50を過ぎて親を亡くしても、まだまだもっと生きていてほしかったと思うんだもの、、、
やっぱり私も頑張って、元気で長生きしなきゃ…かなあ、、、

そして、やっぱり夫婦揃って元気でいるっていいことだなあと、、、
つれあいを失くすって本当に辛いだろうな。
あんまり仲良くない夫婦なら、残された妻は「あーやっと1人になれる、これからが我が人生」みたいに思うかもしれないけど、
(夫が残された場合は、また別)
私の周囲は、仲良し夫婦がとても多い。
親の死と違って、つれあいの死は、もぎとられるようだろうな。
今まで連れ添ってきた半分がもぎとられたら、その部分が埋まっていくのに、すごく長い時間がかかるだろうな、、、
埋めることなんかできないかも。


……ここで、かなり考え込みましたが、個人情報丸出しですが、母への喜寿祝をご披露。
個人情報なら、かつて母が新聞に載ったときの写真も披露したしな(^_^;)





卓球のことばっかり書いていただいてしまったけど、今となっては、「夫婦円満」系の文言も入れていただいたらよかったな、、、
母は、自分の母親もおばあちゃんも、七十七歳で亡くなったので、これから先は、+αの余生と思って生きていくと申しております。
まだまだ卓球は続けるそうです。生きてる限り続けるのではないだろうか、、、


Tさん、きっと母に「ワシのことも毎年思い出してくれ」ってことで、母の誕生日に召されたんだよ。

Tさんと実父もきっと、天国で再会を喜んでいることでしょう。
お互いのパートナーがやってくる日まで、酒盛りでもしながら、どうぞこれからもこの世でもう少し頑張るわたしたちを応援してください。
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真面目な晩ごはん♪

2013-09-25 | 宅飲み&うちごはん



アップが遅れまくっていますが、構わずいきます。先だってのウチら親子には全く関係ない3連休!



9/23

この日は、私の朝の「スーパー」が終わったら、Takと一緒に、どっか行こうってことになってたのです。
…が、いきませんでした。

結局、お腹を空かせて家で留守番してるTakのリクエストのピザを「スーパー」で買って帰って、
まったりと、DVDやTVを見て、、 これがTakのご要望。

それから、昨夜突然壊れたPCのキーボードを買い替えにいって、、、

でっ、久々に真面目に夕飯作りました。地味ですけど。


ヨ○ケイのメニューのちょいアレンジですが、私たち親子には超好評でありました~~~




まずは栗ごはん。

終日オフのTakに剥くのを手伝ってもらった。こーいうのって、「イベント」にでもしなきゃ、1人でやるのはストイックすぎる~~~~!!


これが炊き上がるまでに、、、






前菜(^_^;) は、もやしとニラのナムル。
TAKAMI家のナムルのお約束はごま油と擂りおろしニンニクだけど、味付けはその時どき。
今回は、塩とラー油。
もやしはとにかく安くてボリュームありまくりなのでTAKAMI家御用達であります♪♪






次に、鶏肉と車麩のじぶ煮風

材料は他に、小松菜、ネギ、人参。
普通の煮物の味付けに、香り付けで練りワサビを溶き入れるのが、すっごく良かった♪
これはイケます! ぜひやってみてね。
鶏肉は片栗粉をまぶしてから煮ました。
片栗粉をまぶしたら、普通、揚げ煮…って感じですが、揚げる手間も省けカロリーも低く、
車麩も、食感がしっかりしてて、ヒット!です。
この秋は、コレ、リピートしまくりそう。
お芋や銀杏も入れたいね♪
長いもや、里芋でもいい気がする♪♪


汁物は、舞茸のおすまし

私は、きのこの中で、舞茸がいちばん好きなのです♪
香りがいいもんね!
松茸に負けてません!!
ちゃんと鰹と昆布で出汁をとったら、上品な香りで、コスパ最高!
この日は、水菜だったけど、やっぱ三つ葉がいいな~♪
そして、仕上げにはすだちを2,3滴。
松茸の土瓶蒸しにも全く引けをとりません。






デザートは梨と葡萄(画像なし)


ほんとは、いつもゆっくりこんなふうに季節の恵みを作って味わいたいけどね…
これが私の理想の晩年かな~~~(*^_^*)



これからの秋、次々とライヴが続きます。
実はもぉ、次々とありまくりなのですが、アップが追いつきません。
近々早急に告知いたしますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


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「職場体験」~ヨレヨレTak

2013-09-22 | 教育ママ日記





先日、木、金と2日間、Takの学校では2年生の職場体験でした。
Takはとある建設会社に行くことに。

第一希望だったとのことだけど、他のメンバーは第一希望が通らなかった女子ばっかりとかで、最初はすご~くブルーだったTak。

2日間の体験に先立って、会社訪問。その際に、自分の家の見取り図を書いてくるという宿題を出されました。

見取り図って、結構難しいよね。
私も、自分のアパートの見取り図って、大昔から書いてみたりしたけど、なかなかうまく書けません。
「比」が難しいんだよね。特に、バス、トイレあたりは難関!
しかし、Takは、意外と実物に近いものを、きちんと書いて持っていった。
さすが、図面が好きなだけのことはあるなあ…と、かなり関心したよ。

でっ、1日目(木)は、モデルハウス見学や、クライアントさんから「おうちを建てたい」という依頼があってから、図面をおこして、施工、引渡し…までのミーティングについてお勉強したりした模様。

3年前にSYOさんのスタジオを建てるにあたって、一級建築士macotoさんとSYOさんは、何度もミーティングしてました。
ときには私もご一緒させていただいて、ランチをご馳走になったりしたっけな~~
そんなことを思い出しながら、施主さまとのミーティングの内容を、実習生用にまとめたレジュメを楽しく読ませていただきました。

............................................................


【コーディネーターの打ち合わせ(すべて個人差はあるが、だいたい1回2~3時間程度】
※あくまで、一番スムーズにいったケースです

◆第1回目
サッシの大きさ、種類の打ち合わせ(これだけで2時間かかる方もいる)
間取りの確認
棚類の確認
ニッチなどの確認

.............................................................


…ってとこから始まって、最終回第10回までが書いてありました。
中学生用にわかりやす~~く(*^_^*)

ひっぇ~~~
家を建てるって、凄いんだな、、、 しかし、なんで「サッシ」が最初なの? シロウトにはさっぱり…な世界(@_@;)
何千万単位の買い物なんだから、しつこいくらいのミーティングも当然かと思うけど、
こうしてクライアントさんと綿密な打ち合わせをしながら、満足できる終の棲家を作っていくのって、わくわくするだろうな~~

…でも、クライアントさんの我儘放題の注文にうんざりするようなこともあるんだろうなーーー

SYOさんは、殆ど「オマカセ」だったっけ。macotoさんのセンスと技量を信じての「オマカセ」だったんだなあ、、、

1日目、Takは、「めっちゃよかった! 充実しまくり」といって帰ってきて、ゆっくり話を聞く暇もなく、部活に出かけていきました。
部活のあとは、塾の自習。帰りは10時過ぎ。


2日目、「棟上げ」を見学。
実習は、「自分の家の見取り図」をPCで作る。
手書きしてきた図面をもとに、きちんと書き起こすということらしいんだけど、
会社の図面ソフト?みたいなのを使って、間取りや、家具の配置を決めていくらしい。







ウチの奥座敷にまでお越しいただいた方にはおわかりかと思いますが、
奥座敷は6畳。
なのに、8畳と勘違いしたところから、Takの図面の我が家は、実際よりも約1.3倍も広々としてしまったのでありました~~(^_^;)

ピアノやダイニングテーブルなんかも、ワンクリックでポンポン…と置けるんだろうな~~
楽しそうだな~~~

私も今年こそは楽譜のソフト買わなくちゃ!!!!
(そこへいくか、、、(-_-;))


Takは、会社からおみやげもたくさんいただいて、大充実で帰ってまいりました。
職場体験って、こんなにいいもんなの?
私のかつてのアルバイト先でも、職場体験を受け入れていましたが、
どの職場も忙しすぎて、中学生のお相手してる場合じゃない感ありまくりで、充分な経験をさせてあげるには程遠い感じでした。
しかし、ここの会社、まるで「キッザニア」の中学生版といえるのでは…!?!?

「めっちゃよかった、お母さん、俺、ココの会社に就職したい。どう思う? 大卒で就職したら、給料20万くれるんだって!!」
「そんな甘くないわよ いろいろ引かれるから、実際の手取りはもっと安いんだよ」
「じゃあ、暫くはここの家で、贅沢しないでやっていけば結構貯金もできる」
「そんなショボいこと言ってないで、志を高く、建築業界で働きたいなら、一級建築士になりなさいよ」

私の収入を知っているTakは、初任給20万はとってもいいと思っている(^_^;)
しかも、自分が就職する頃も、母は、今と同じように仕事をしていると思っている。そーなれば一家の収入はぐ~~んと増えると…( ̄_ ̄|||)
アンタね~、社会人になったら、次は結婚だよ。 いつまでも母と2人じゃないんだってば。


しかし、Takは今回の職場体験で、ちょっとお勉強のモティベーションは上がったかもしれない…のだけど、、、

この日も、実習が終わって、部活にいって、塾にいって、10時過ぎに帰宅。

もぉ、連日ヨレヨレですわ~~~~


Tak父から、またまたお届けものが…
「宝そば」の次は、ふくやの「どっから」!!!

ヨレヨレで塾から帰ってきて大喜びで「どっから」ご飯をむさぼり食うTak。(冒頭の画像)


なんか、不憫~~~に感じてしまう母であります。


翌土曜日も、朝から部活。
私が「スーパー」から帰ってくると、Takも部活から帰ったばかりで、お昼も食べる時間なく、塾のテストに出かけていきました。

「全然ダメやった。俺、全教科一桁かも…」
厳しい受験塾で、底辺を這いずりまわっているTak、、、
 「気にすんな、こんどの中間でマジで自己ベストを目指そうよ!」
…と励ます母。

これから、中間もあるし、今年もアンサンブルコンテストにむけて、Takは、今回、ソプラノ・サックスで出場します。
3年生も引退し、ただひとりの県大会出場者として、責任は重い、、、
何のためにこんなに日々ヨレヨレになりながら、やらなイカンのや
…っていうのが、少しでも職場体験を通して、将来の夢へと繋がっていったらいいなあ。



それにしても、macotoさんとは運命の出会いだったなあ~~~

Takはmacotoさんが大好きで、macotoさんのようになりたいと言っていて、それで、建築系の職場を選んだのだ。
香川では大手の建築会社でも、一級建築士は1人しかいないと知って、macotoさんがどんなに凄いか、じんわりと感じているところ(*^_^*)

macotoさんがSYO Michaelさんのスタジオを建てたのも運命の出会いだし。


頑張れTak。
母もがんばるよ。
macotoさんもがんばってね。



SYO邸の玄関付近、今はこんなカンジです♪




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食欲の秋

2013-09-20 | 美味礼讃





昨日はきれいな仲秋の名月でしたね…

…ってことで、これから秋本番。


美味しいものをアップしとかねば。


まずは、Tak父から、久々のお届けもの。

東小金井「宝華」の油そば。(冒頭の画像)



久々に食べる、多摩の味、、、懐かしい…ウマイ!!

ギフトボックスには、チャーシューもメンマも入っていて、あとはネギとかいわれを買うだけ!

塾帰りのTakに「スーパーマルヨシ」までお使いさせて、「お夜食」となりました。

ヤバいです… ハラが、、、、( ̄_ ̄|||)






さて、続いては、久々の「大島家」さん。



我が家で2週に1度、マッサージの施術をされてる「てるてるぼーず」ちゃんと一緒に、束の間のランチタイム。

てるてるちゃんの施術時間は、私の仕事の時間でもあり、夜遅くまでお客様もお見えになるので、放ったらかし。
いつも、「勝手にお願いします」ってなカンジで、申し訳ない、、
でっ、まあ、お昼だけでもご一緒しましょ…ってな感じで。

久々のわかめうどん。美味しかった~~
ししゃもと茄子の天ぷら、小鉢付きのお昼定食。
しかも、待ってる間におでんも食べたし…

午前中スーパーで、へろへろの私にとっては、このガッツリ感がたまりません!
完食!!

ヤバイです… ハラが、、、、( ̄_ ̄|||)







こちらは、先週の「さぬ一」エコメニュー

トムヤムつけ麺 \250

お昼過ぎて、遅い時間に行ったら、もう売り切れてたのに、大将、わざわざ作って下さいました。
ありがたや~~~

うどんの上には、揚げ鶏の香味ソース油がけ(油淋鶏)が乗っかってて、
コレだけでもメインディッシュでイケます。
贅沢すぎます。
なぜにこれが \250 !?!?





最近、デジカメのバッテリーを紛失して、ウマげな写真が撮れないので、これまた{^L^}さんよりお借りしました。


今日も、夜だけレッスンってことで、突如、お休みってことになったので、
いってきました、「さぬ一」→「仏生山温泉」





今日のエコ・メニューは「マッサマン・カレーうどん」 {^L^}さんより拝借






低温浴で、お昼寝しました~~~


ぐにゃぐにゃ状態で家に帰ってきたら、ほどなくTakが帰宅。

Takは、昨日、今日と、2日間職場体験。お弁当を持って、チャリで建築会社へ行ってました。
ものすごく充実したらしく、
「ここの会社に就職したい。いい?おかあさん…」
とか、言い出す始末。


次回カテゴリー「教育ママ日記」に、つづく

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曼殊沙華(ひがんばな)の季節

2013-09-16 | 光と風と旅







昨日は、暴風雨の中、カフェ・ド・アーク ラストライヴにいってきました。

諸事情により、(半沢直樹を観るため…ってことになってたけど) 歌い逃げのようなカンジで、早々においとましてしまいましたが…
アットホームな、地元ミュージシャンが気軽に集うライヴスペース、SYOさんと私が参入させていただいたのは、まだ最近のことなのですが、
いつもいつも、ミュージシャンに送る、温かいみなさまのエール、お客様との一体感がすごくあたたかで、いいLIVEだなあ…と感じておりました。
それがもう、今宵限り…とあれば、絶対行かなくちゃ!ってことで、本とはチャリで行く予定やったんだけど、さすがにこの暴風雨では無理やろ。
でっ、まあいろいろアリ、スケジュール変更とあいなりました。


高松千春さんよりお借りしました 「故郷」TAKAMI & SYO Michael


外は暴風雨でも、ARKはホット♪♪


チエママ、地元ミュージシャンが、故郷のように帰ってきて集える場所、また作ってくださること、信じていつまでも待ってます♪♪♪



さて。
今日は台風一過、晴天なり~~!

明日から、フツーのハードな日々が戻ってくる、最後のオフ。さあ、出かけまっせ~~~~!!

まずは、大窪寺…の傍の「八十八庵」へ。
ココは、いつ行ってもおばーちゃんちへ返ってきた気分な場所。



おばちゃん、ただいま~~~












いつもの打ち込みうどん それに蒟蒻のお刺身をオーダー♪ 



蒟蒻の刺身が美味しかったので、お土産に買って帰りました♪


さて、大窪寺散策。
写真撮ったりしてたら、お遍路さんの集団の「般若心経」の合唱が聞こえてきました。
お経って、音楽です。東洋の音楽。




ここでて手を洗い、心を洗い、口をゆすぐ…




四国八十八箇所  八十八番札所 結願の寺 大窪寺



ドライヴの途中で立ち寄った「おへんろ資料館」で、曼荼羅の図?を見ました。
中心に「大日如来」がいらっしゃいまして、その周り、東西南北にいろんな仏様?のお名前が…
めっちゃ興味津々なのですが、これを書き始めると収拾つかなくなるので割愛するとして、、、、、


次は、「細川家住宅」見学。

以前にも行きました。ちょっと立ち寄り…系、、、





昭和41年5月、この地の民族調査で発見され、同44年の古民家調査によって、香川県東部山間地の農家としての地方色を持った建物として認められ、同46年6月国の重要文化財に指定された。(さぬき市ウェブサイトより)







駐車場(ただの空き地)に車を停めると、傍には茄子や唐辛子の小さな畑。
冒頭の画像もこの付近で撮りました。
酷暑だった夏もすぎ、ヒガンバナは、「きっちり」咲いていました。 

咲く時を知る、、






少し坂を登ったところに「細川家住宅」はあります。
























風鈴が、台風一過の強い風に、とても清清しい音で揺れていました。



この後、塩江「行基の湯」にいって、のんびりまったりしました~~~~
以上、SYO Michaelさんとの、ミュージシャン・ツーリング。

途中の会話の中身は、殆ど音楽関係のことだった。これからのLIVEのこと。曲やPAや…
あっ、あと、昨日の半沢直樹の話も炸裂しまくった!!



今回の画像は、携帯カメラで撮りました。明るすぎて全然画面が見えなくて、、、とっても不本意。
デジカメのバッテリー、私のこの足元で充電したのに、その後行方不明に…( ̄□ ̄;)!!  誰か私のデジカメのバッテリー、知りませんか( ̄_ ̄|||)



さあ、これから、我が家は母子水入らずで「しゃぶしゃぶ」の宴♪ 
贅沢は本日限り。
明日からは、「あるもの」で何日過ごせるかのサバイバル状態に突入ですので、経過はなるべく早めにアップいたします、、、


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Count Basie Orchestra

2013-09-14 | アーティスト魂





9/10

いってきましたよ~~~

カウント・ベイシー オーケストラ。
ビッグバンドです。


しかし、レポート提出が毎回遅れてる…な感じで、いまさら感アリ。
FBなどには、みなさま速攻でリアルタイム発信してますが、私には無~理~~
オソオソのレポートて申し訳ございません(-_-;)


ビッグバンドとは、ピアノ、ベース、ドラム、ギター(リズムセクションという)に、ホーンセクションが加わり、
サックス5 トロンボーン4 トランペット4
というのが基本形です。
めっちゃゴージャスな編成なのです♪

私は、子供の頃、両親が社交ダンス教師だったので、毎日ゴージャスなビッグバンドのダンス音楽(のレコード)を聴いて育ちました。
私の音楽の原点は、ビッグバンドにあるといっても過言ではない!!

しかし、世界に名だたるビッグバンドのLIVEっていうのは、実はこの歳まで聴いたことがありませんでした。
6月に、GREAT JAZZ SUMMIT で感動して、そのときにこのコンサートの告知があり、ずっとずっと楽しみにしていました。


今回もSYOさんとTakと3人で行きましたが、私は早くいって、並んで席を確保する係。
SYOさんは、部活後帰宅のTakをピックアップして、開演までに連れてくる係。
連携プレイで、それぞれバッチリお好みの席をキープ。
私は最前列、残りの2人は「音がいい」1Fの後部席。






2人の到着まで、私はロビーでちゃっかりワインとか飲んで時間つぶしてるし。



演奏は…スゴかった。
すべての曲は私の懐かしい曲でした。嬉しかったすっごく♪
しかし、あまりにもスゴかった。
ビッグバンドってのは、あの塊になって迫ってくるホーンセクションがものすごく気持ちいいのよ。
そんでもって、トランペットのハイトーンがスカッとしまくりて、もぉ~~溜め込んでいるストレスが、すべて音に、きっれ~~に流されていくって感じね。
超一流の演奏は、一人ひとりの音が全部網の目のように整然と並んでいて、
ぐしゃっと潰れた感じが一切なくて、こんなに大勢なのに、すごくクリア。

FBなどにアップされてる感想には「インプロビゼーション(アドリブ)が短いのが残念」という意見が結構多いと意外に感じたのですが…
インプロビゼーションは、コンボ(数人の編成)で思う存分聴いてくださ!と言いたい。
オーケストラの楽曲で、例えば、「白鳥の湖」の「情景」の曲の中で、冒頭にオーボエ・ソロがあるけど、僅か10数小節。
オーケストラの中でソロばっかり次々と聴かせる作曲なんて、あり得ないし。

このビッグバンドのゴージャズな音の洪水の中で、時折きらきらと陽の光に輝くのがソロ。

…などという薀蓄はさておき、

ビッグバンドといえば、ゴージャスなホーンセクション!と思っている私ですが、
今回、ビッグバンドにおけるリズムセクションの凄さをガツンと感じました。
底辺がここまでガッチリと存在感あるからこそ、ホーンセクションが燦然と輝くのだなあ…
特にドラムは凄かった。超絶技巧的テクニック以前に、音が凄い。大音量なのに、全然散らからずにまとまって、全く他の音の邪魔をしない。音が球のように丸く、角がない。
なので、他の音とごちゃ混ぜにならず、いつもクリアーに底辺で護ってるカンジがもぉ~素晴らしい!


他のミュージシャンについても、いっぱい感じたことあるけど、とにかく、嬉しくて楽しかったのです。






第2部。

Keiko Lee さんのヴォーカル…

正直申しまして、私は、ヴォーカルよりも、Keikoさんのプロポーションに釘付けでございました。
人魚のような衣裳… マーメイドラインね。
年齢不詳だけど、40代後半のハズ、、、、
あまりにも完璧で、そして、立ち居振舞い、めっちゃ美しい…
表情や仕草、チェック入れまくり~~~~
やっぱり人前に立つ人は、ここまで中身とともに外面も磨くのか、、、
衣裳で騙すのでなく、鍛錬した肉体に、タイツのような完璧フィット系のドレス…
足の付け根から下だけがひらひらと人魚のように泳いでるんだよ~~~
そして、静かに腰がスウィングしてて、決してステップ踏んで踊ったりしない。
この圧倒的なボディの存在感がスゴかった~~~~!!

正直申しまして、私は「衣裳で騙す」ことはちょっとだけ得意なつもりだったので、Keikoさんのこの殆どヌードなステージには、完璧KO喰らいました。
「騙す」なんて小賢しいことが恥ずかしい、、、、

後日、今月末にあるLIVEのリハでお会いした、ベースのN氏も、「ヌードなステージに釘付け」やったと仰ってました。音楽聴くどころでなかったと(^_^;)
まあ、男性諸氏は、そんなところやろうなあ~~


人生、一生「切磋琢磨」やな。

衰えゆくばかりの肉体。
このところの私は、更年期を迎え、高音がキツくなってきたと、はっきり感じるようになり、
「澄んだ美しい声」を追い求めることに見切りをつけて、曲のキイも下げ、
新たな時代に突入していくことを受け入れなくては…と感じていたところでした。

だけどそれに伴って、身体もだらん…と下がっていくことをそのまま許すのはチガウやろ。

60になっても、70になっても、人の前で歌を歌いたいと思う限り、どんな自分を人の前に晒すのか…
そんなことも、いつも考えてはきたけれど、甘かった自分、もっと日々、できることがあると思い知らされました。
オヤジのハラをちっちゃくしたような我がハラ( ̄□ ̄;)!!
こんなんで「トシがトシやけん、まあしょうがないやろ~!!」と、人の前で歌をうたわない人は、堂々としてて良いと思います。
ハラは幸せのバロメーター…ってことで。


帰りは、SYOさんとTakと3人、それぞれ「感想」を語りまくり、盛り上がりまくりました~~!!
話題の中で盛り上がりまくったこと Best3は

1 ドラムがスゴかった!
2 トランペットのハイトーンがスゴかった!
3 Keiko Lee さんのプロポーションがスゴかった!

家に帰ってからも、ずっと語りまくり、充足感ひたひたの楽しい夜は更けていったのでありました、、、、






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パーフェクト 終日オフ♪

2013-09-11 | 光と風と旅




9月9日

生徒さんの発表会が終わって、ものすごく久々の終日オフ。
行ってきました~~ 
「汐さぎ!庵」(うさぎあん)~「まんのう公園」~「香南楽湯」
ランチ~散策~お風呂 …のフルコース
画像満載ですよ~~♪








当日朝、ラッキーなことに、早い時間の予約がとれました。「汐さぎ!庵」(うさぎあん)
この「!」びっくりマークは、うさぎのお耳とおめめ…らしい、、、





駐車場に車を停めて、単線の線路を渡って畑の広がる風景の中「汐さぎ!庵」に向かいいます。
田んぼには、「かかし」が…





四角い入り口には「汐さぎ!庵」のロゴが…





入り口を入ると、パティオ。茄子の畑です♪
正面がダイニング。向かって左が通路。





通路から観たパティオ





通路はこんな感じ ダイニング側から





ダイニングはロケーション最高! 





しかもこの日はお天気もよく、窓半開で風が心地よく、縁側にも出られました。
蚊取り線香が風流…






写真を撮りまくっているところに、前菜が♪
季節のサラダ、イチジクのワイン煮、地鶏ムネ肉のテリーヌ、ノンアル甘酒





自家製パン
メインディッシュが待ちきれず、ちょっとつまみ喰いをしたら、止まらなくなってしまいますから…





これがメインディッシュ、真鯛と小イカのグリル ラタトゥイユ風ソース添え





デザートはりんごのケーキ



どんなに美味しかったかは、筆舌に尽くしがたいと申しておきます。
ひとそれぞれ、好みがあるでしょうが、私としては、香川に帰ってきてから、これまでの中で出会ったレストランの中で最高。
とにかく素材の味が美味しくて、さらに味付けが素晴らしいのです。

このロケーションの中、自然の空気と一緒にいただく海の幸山の幸。

このお店の盛り付けは、「てんこ盛り」感があります。
でもでも、それも、シェフのたっぷり味わってほしいという心意気でしょう。
大変贅沢なことです。


さて。

幸せひたひたで、次はとっても久々の「まんのう公園」


今は、夏→秋の狭間で、お花の総植え替えな感じ。
これから秋本番にかけて、コスモスがスタンバっています。








満開の頃にまた来たいなあ、、、









お休みの日には、子ども達でいっぱいの池も、今日は静か。
Takはこの池で、3年前だかの10月に、従兄弟と一緒に飛び込んで遊んだことがあったっけ、、、


この先はトレッキングコース。









水をたたえた満濃池を眺めると、香川県人として、神聖な、心引き締まる思いがします。






池の向こうに見えるのは象頭山(ぞうずさん) 金比羅宮のある山です。






ここが湖畔の森、最果ての地





約2時間の散策で、汗びっしょり。
このあと、「香南楽湯」に行って汗を流しました。

夕方からは、また仕事モード。
11月にオファーをいただいているミニコンサートの会場の下見&打ち合わせにいきました。

さ~~~、これからは、また次のLIVEに向けて、がんばらねば! 
この記事をアップしたら、早速部面を整えて、夜はリハ。







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発表会終わった♪

2013-09-11 | アーティスト魂


9月8日の夕焼け




9月7日

第2回 ミュージックあにまあと SEPTEMBER CONCERT 無事終わりました~!

画像は全くありません。

写真撮ってる場合じゃなく、終始忙しいし、今年はカメラマンの方もお願いしていませんでした。

今年も、SYO Michaelさんのスタジオでの、ホームコンサートとなりました。

出演者は11人、そのご家族や、わたしたちミュージシャンを合わせたら、30人超。
キャパぎりぎりってとこでした。
昨年同様、みなさんのソロ演奏の部、ミュージシャンとアンサンブルの部に別れ、
生徒さんの弾きたい曲中心のコンサートでした。







前夜には、相当遅い時間に、上のフロアーの住人の方をお呼びたてして、プログラムの仕上げをお手伝いいただきました。
9Fの住人さま、本当に遅い時間にありがとうございましたm(_ _)m

そして、当日は朝から美容室にいって、背中の真ん中まで、人生最高に伸ばした髪の毛をバッサリと切ってきました~~♪♪
あ~~~スッキリした!





スカスカに梳いていただいたので、髪の量が1/4ぐらいに減ったと思われます。いやもっとかも…
これで体重も0.5kgぐらい減ったのではないでしょうか??
しかし、これまでず~~~~~っと、LIVEのとき以外は後ろでまとめてたので、誰にも髪を切ったことを指摘されませんでした。


そんなわけで、バタバタで準備をして現地SYO邸に出かけ、ミュージシャンの、高橋さん、稲生田先生とともに会場のセッティング→リハーサル

ドラムもウッドベースも大きく場所を取るけれど、なんとかコンパクトにステージを作って、こんな感じ♪



これは去年のスタジオお披露目会のとき



参加者のみなさま、いろいろ不手際もあり、キツキツで、暑かったことと思います。
次回は会場を吟味し、たくさんのお友達をお招きして、このアットホーム感は保ったまま、より快適に楽しめるコンサートを目指したいと思います。
「ミュージックあにまあと」、生徒のみなさんとともに成長していきたいと思います。



さて。

発表会が終わり、すべての器材を撤収して、駐車場をお貸しいただいた「山活」で、SYOさんと「打ち上げ」!!

SYOさんも、夏の間ずっと、定期的にビアホールのピアノ演奏の仕事をされていて、最終回が終わったばかり。
お互いお疲れさまってことで、「山活」でハメをはずしまくりました。

部活で学校に行っていたTakも捕獲してきて、まずは乾杯!



お店の裏の畑で採れたて♪ 甘くて美味しい~



もうとにかく美味しい! どれもこれも美味しいのです♪







ホント美味しくて、いつも画像を撮りそびれますが、コレは、穴子の白焼き。
もぉ~~美味しすぎて、ちびちびと齧りながら飲みました~~


そのうち、マスターとTakのコマ対決が始まるし…










カラオケ大会も…













その間、なんだかとっても美味しい日本酒が次々に目の前に出てきて、だんだん記憶を失くすTAKAMI…


SYO邸に戻ったとたん、私はそのまんま広~~い玄関で伸び伸びと寝ていたらしい、、、

Takは、スタジオで、ソプラノ・サックスの練習、SYOさんは同じ部屋でTV…そのうちいつのまにかみんな寝ちゃって、SYOさんが目覚めたのが5時。

3人で朦朧としながら場所を移し、2Fの和室で、一応布団アリの雑魚寝。


しかし、もちろん朝はキッチリ起きて、「スーパーの女」いきました~~

しかし、午後は3人ともめっちゃ寝ました。それぞれ別々に。


夏休み最終イベント…ってな感じだったな。
本当に、この夏はそれぞれ忙しく、接点もなかなか持てず、よくがんばりました!!


お疲れさまでした。


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瀬戸内国際芸術祭2013 豊島編4

2013-09-08 | 瀬戸内国際芸術祭



photo by BLUESKY・TULIPさん




マトモなご飯を食べてない私たちは、とにかく港に戻って、なんか食べてから帰ろう…ってことで、豊島美術館でじゅうぶうん満足して、バス停に向かったのでした。

しかし…バスはもう出たあとだった( ̄□ ̄;)!!
ちゃんと時間に間に合うように来たのに~~~!!
冒頭の画像、右にちっちゃく見える白いのが豊島美術館。


まっ、島だし、「島時間」だし、こんなことは許容範囲…と、さすがのTakも学習して、次を待つしかないよね~~というところに、一台の車が…

「家浦(港)に行くんですか? ついでだから乗っていきますか?」
運転手さんは、地元のおじさん。

え~~~~っっっ!! ホントですか~~ なんとありがたい!!
もぉ~~3人で、そそくさと乗り込みましたとも♪♪
しかも、私たちが、まだ観たい地域を諦めて帰ろうとしていると言ったら、ご自分の予定を遅らせて、そこに案内して下さることに…




photo by BLUESKY・TULIPさん







途中で、ガイドさんのように、絶景のスポットで車を停めて、瀬戸内海の島々や、豊島から観た香川本土を解説して下さいました。
小豆島より豊島のほうが、オリーブ畑は多いのだとか、道すがら、いろんなことを教えて下さいました。

記念撮影も(*^_^*)
カメラが趣味を超えてセミプロのご様子…




瀬戸内海の向こうには、屋島や八栗の山が見える photo by BLUESKY・TULIPさん



この方が、豊島のおじさん こと  BLUESKY・TULIPさん♪




そして、完全に諦めていた「甲生地区」に、案内して下さり、しかも、作品の解説までも…

ナニモノじゃこの人は( ̄□ ̄;)!!  

そして、Takに、「この葉っぱ、何の野菜か知っとるかー?」と聞いて(答えはレンコン)
豊島美術館の床は、レンコンの葉のような撥水加工が施されている。
豊島にはレンコンがたくさん生えていて、これが豊島美術館の作品のモトになってるとか…









ここからは、このおじさんに出会うことがなければ、観られなかった作品









「国境を越えて ・ 海」 林舜竜(リン・シュンロン)




この大きなオブジェは、中に入るととっても涼しい。





ドラが吊るしてあります。
台湾から流れ着いた木の実をイメージしているとのこと





櫓が生えて?います。コレを使って流れ着いたのかな(*^_^*)







「かがみ - 青への想い」 クレイグ・ウォルシュ&ヒロミ・タンゴ

廃船が鏡張りに。空を映し、水を映し、きらきら光って美しい…






浜辺に佇む少年も、なかなかよいでしょ? 島に溶け込んでるね



Takは、ほんとうに瀬戸芸を楽しんでいました。
作品をストレートに感じる感性がいいな、若いっていいなあ…と思った母でした。





「Big Bambu 」マイク+ダグ・スターン (瀬戸芸公式サイトより転載しています)


これは、道路から道すがら観ただけで通り過ぎました。
竹の道を登っていって、この展望台のようなオブジェに辿り着くと、釣り船の形の展望台になっている。
雨の日や、雨上がりには、足場がよくないので、登れません。





あとで港に着いたとき、「さっきのオブジェはこの舟を模して創ったんだよ」とおじさんが教えてくださいました。









「遠い記憶」 塩田千春




これは、3年前と同じ作品。
3年で色褪せました。 なんだか、味が深まってる感じ。
今日はトンネルのむこうの緑がいっそう鮮やかです♪







今度こそは、舟の積み残しにあわないように!!早めに港に帰ってきました。
おじさん、お付き合いくださり、ほんとにありがとう!

おじさんの車を降りる際に、名刺をお渡しして、「私、歌手なんです」と言ったら、
おじさんはものすごくびっくりしていらっしゃいました(^_^;)
丁重にお礼を申し上げてお別れしてから、私は切符を買うのに並び、SYOさんとTakは、食料とビールの調達に…
といっても、もう瀬戸芸系のお店は閉まってるし、たこ焼きも売り切れ、買ってきたのは、ビールとチーズと、Takのお菓子。

Takは、またまた食いっぱぐれたけど、今回はもう文句はナシ。
「あ~~めっちゃ楽しかった~~! 特にあのおじさんとの出会いがよかった。島の人とのふれあいは、最高!」などと言ってました。

そして、切符を買ってから、また桟橋で立ったまま並んでビールをごくごくと飲んでいるところに、
島のおじさんが戻っていらっしゃいました。

SYOさんと私が名刺をお渡ししたので、ご自分の名刺を持って引き返してきてくださったのでした。
しかも、おじさんはうちのマンションをご存じで、お知り合いの方が住んでいらっしゃるとか。
なんだかお互いにさらに親近感が湧いてきました~~


「おじさん、おじさん」と書いてますが、Takからの視点でありまして、同世代か、私よりお若い方かも…


家に帰ってから、お礼のメールを差し上げたら、豊島の絶景の写真を送ってくださいました。

前回記事「豊島3」にも、豊島のおじさん…こと自称・カメラマン「ブルースカイ・チューリップ」さんの作品を挿入しました。
豊島在住の方による豊島の風景を私の瀬戸芸の記事にアップできるなんて、とっても嬉しい♪
 


Takの超不機嫌から始まった日帰り旅だったけど、最後は、こんなラッキーでハッピーなエンディング。
また次、行きたい、絶対行くってことで、楽しみにしているTakなのです。
またまた3人の珍道中となることでしょう♪♪


さあ、次は秋会期。

LIVEも次々とあって、ものすごく忙しい中、できる限り行きまくりたいです♪

また気合を入れてレポートしますので、お楽しみに(*^_^*)






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瀬戸内国際芸術祭2013 豊島編3

2013-09-03 | 瀬戸内国際芸術祭







「豊島美術館」は、終点「唐櫃」(からと)のバス停から、「心臓」とは逆方向へ、歩いて15分。
バス路線を引き返すのです。上り坂で、真昼の陽射しがきつい。でも、瀬戸内海は真っ青で、風は乾いていて、それほど暑さは感じません。
時折、レンタサイクルの人たちが颯爽と追い越していきます。
すれ違う人は、下りなので、ものすごく気持ちよさそう~~~
やっぱり、豊島はレンタサイクルで巡るのが正解だな、、、



バスからの風景 photo by BLUESKY・TULIPさん




トレッキング気分で、やっと目的地に辿り着いたら、門の前でおねーさんが整理券を配っていて、「次のご案内は、いちばん早くて45分後です」と、、、
(前回もそんな感じだったことを、そこで思い出した)
この中途半端な時間を何もしないでここで待つのはもったいないってことで、お昼を食べてから、また戻ろうってことになって、1時間半後の整理券をいただきました。


さあ、ようやくランチだ! 「島キッチン」にいこう!!

…ところが、辿り着いたら、ランチメニューはすべて完売( ̄□ ̄;)!!

美術館の近辺の屋台系うどん屋さんでさっさとお昼を済ませて、早く美術館に行きたかったTakは、超絶不機嫌になり、
3人の道中に暗雲が立ちこめ、険悪な雰囲気が、、、

そんな中、「島キッチン」周辺のアートを3つばかり巡ったけれど、険悪ムードの中、画像はナシ(^_^;)


「ストーム・ハウス」




実物は全然こんなにきれいで整然とした感じじゃなく、昭和30年代のおばあちゃんちな感じ。
畳も古びて擂り切れ、踏むとへこむし、ガラス障子の桟も薄汚れてガタガタしてて、ホンモノの古い家。
2部屋の和室は、通り雨に包まれている…

薄暗い部屋の中に入って好きな場所に座ると、雨音、雷、風がガラス障子を叩く音、
そして、水が滝のようにガラス障子の外側を流れ、天井からは雨漏りが…
ポタポタと滴る、数箇所の雨漏りの雫は、バケツが受け止める、
電灯は消えたり点いたり、今にも停電しそうな感じ…

臨場感満点です! アートというよりアトラクション!?みたいだけど、この感じ、怖いというより、すごく懐かしい。
古い蔵や、空家を改装した展示はたくさんあるけれど、こんな発想はどこにもなかった。


他2点もゆっくり見たかったけど、とにかく美術館の周辺に戻って、あの屋台系うどんでも食べないことには…と、無言でさっさと歩き、やっと辿り着いたら、ここももう完売閉店!

がーーーん( ̄□ ̄;)!!

トラックで水や食材を運んでくるので、こーいうことになるワケです。
しかし…売り切れとは知らず並んでいる人たちもたくさんいた。
ここは、瀬戸芸とは関係のない、瀬戸芸便乗店のようで、なんだかそっけない感じだったなあ。


ひぇ~~朝からカフェでアイスを食べただけの私としては、キツイなあ、、、
島だから、こんなこともある。覚悟を決めなければ、、、


さて。空腹のまま豊島美術館に引き返し、集合時間までに少しあったので、館内のカフェ(おみやげ屋さん)をのぞいてみました。


ドーナツがあるじゃ~~ん!!

ふてくされまくっているTakと、それに付き合ってくれてるSYOさんを携帯で呼び出し(もう、ふてくされてるので、別行動となっている( ̄_ ̄|||))
「ドーナツがあるよ、集合時間に間に合わなくなるといけないから、早く早く!」
みんなでドリンクと米粉ドーナツをオーダー。
出てくるまでに10分。時間ギリギリ3分で食べたけど、美味しかった~~~!!



さて、やっとドーナツでTakの機嫌が直ったところで、館内鑑賞。

…といっても、これまた15分ぐらい並んで待たされたかな。
1~2グループずつ、館内の説明を聞いてから、靴を脱いで入るのです。
作品は1点のみなのです。
Takが、「何があるの、教えて~~」としつこく聞くので、
「水と風と床と壁」
「え~っ、それだけ? どーなってんの??」

私たちの前と後ろに並んでる人は、何も知らない人もたくさんいるから、これ以上言うとネタバレになるから、内緒!!

…とはいっても、もう周知のことだし、画像検索したらいっぱい出てくるし。


私は前回瀬戸芸を巡って、Takにいちばんここが見せたかったのでした。
Takは絶対楽しむだろうなあ…
当時のTakは5年生だった。一緒にいったのは「大島」だけで、なんだか校外学習みたいだったね。
ハンセン病について、たくさん学んだのはすごくよかったけど。
3年後には中2。もう母と一緒に行こうとは言わないだろうな…
と思ってたけど、Takの周囲には、「瀬戸芸」に興味ある友達がいないらしくて、
3年経ったけど、Takは結局母とSYOくんと(TakはSYOさんのことをこう呼ぶ)3人で来ることになったね~~

そして、館内に入ったとたん、「え~~っ!なんじゃこれは!!」という、まずは普通の反応をしてから、案の定、ハマりました。

ずっと一箇所に座り込んで、水滴を追い続ける。
Takは観察が細かく、何十秒に1度だか、同じところから水滴が流れて、穴に流れ落ちていく様子を飽きもせず観察している。
時々、別のところから、違う水滴がやってきて合流したり、ハプニングが起こる。

1時間近く居たけど、私だってもっともっと居たかったな。

出口のところで、係りのおねーさんに、「雨の日はどうなるんですか?」と聞いてみました。

雨の強さにもよるけれど、当然オープンなので雨は吹き込んできて、床の上の水の動きは活発になり、
雨脚が強いときは、音も館内に響き渡り、静かなときとは全然違った、自然の脅威を見せ付けられる感じなのだそうです。

見たい…

きっと、雨そのものが空から降ってくる様子も、館内から観ると感動的だろうな…
雨の豊島美術館、ぜひ行って見たい。


ものすごく後ろ髪をひかれながらも、「今度は雨の日に行きたいね」ってことで、美術館を後にし、あとは、一路港へ。 
こんどは積み残されないように…ってことで、残りのアートは諦めて、バス停に向かったのでした。


ところが、ここから思いもよらない展開となるのであります。

次回最終回、大長編 「ふれあい編」 乞うご期待♪




photo by BLUESKY・TULIPさん











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