最終日は、私は予備日として空けてあって、結局レコーディングの続きをやり、夕方は、オペラシティの「八かく庵」で、最後の晩餐をやることになった。
レコーディングから「八かく庵」までの間は、初台に住んでいる大学時代のお友達のsaeんちに突如お邪魔することにした。
ホントに突如なのに、快くスタジオまでお迎えにきてくれて、ビールや私の大好きなスコッチや、手作りのおつまみでおもてなししてくれた。
その間、Takは、前出のひろくんママが託児をしてくれている。プールに連れてってくれて、懐かしの「府中郷土の森」で遊びまわっている…
sae家で、くつろぎまくっているところに、仕事で今回は会えない予定だったTak父から携帯メールが…
「6時ごろなら東京にいけそうだけど、その頃なにしてる?」
…ってなわけで、5時ごろからの「八かく庵」は、急遽、saeとTak父、2名追加。
HIROくん母子、B氏、総勢7人のなかなか賑やかな飲み会になった。
私以外は半分は初対面同士…みたいな、十把一絡げのワケのわからない集まりに(^_^;)
だけど、もう飲みに突入してしまったら、なんだか和んでしまって、くつろぎモードになっちゃって、気づいたら、もぉ~~バスの時間に間に合わない!!
「ヤバいぞ、ダッシュだ!!」といって、お会計もそこそこに、みなさまを残して、Takの手を引いて、走ったけど、40秒差で間に合わなかった(T_T)
Takは店を出て暫く、走りながら大泣きした。
「なんで泣いてるの?とーちゃんとお別れが悲しいの?」
「とーちゃんもだけど、みんなとお別れするのが悲しいから…」
泣きながらも必死で走るTak。
Takは、オペラシティのエスカレーターやエレベーターを駆け降りながら、きっと楽しかった日々が走馬灯のように頭の中を駆け巡ったのだと思う。
あの、夢のような摩天楼から現実の世界に駆け降りていく…って、なんだかすごく象徴的というか、ドラマだ。ここで泣いてしまうTakの気持ちがものすごくよくわかった。
バスに置いていかれたとき、私は疲れ切って放心状態で、めっちゃ泣きたくなったけれど、そのときにはTakは立ち直って、私を励ましてくれた。
土砂降りの雨。とーちゃんに「乗り遅れた」とTakがTEL。また新宿に戻って合流することに。
B氏とTak父と4人でとりあえず居酒屋で雨宿りしつつ、今後の策を考える…といっても、私はもぉ~疲れ果てて、頭も働いてない(^_^;)
大雨で、新宿界隈のホテルを歩いて捜す元気もなし。多摩地区の心当たりも満室。
結局、B氏が自宅近くのビジネスホテルを当たって下さり、(これがまた埼玉の志木なんだってば!)Tak父と3人でなだれ込むことに、、、
狭いホテルのダブルベッドで川の字で寝ることに、、、
なんちゅう展開!!
しかし、Takはとーちゃんにまた会えて、一緒に寝れることになって、とっても喜んだ。
翌日も一緒にランチして、新幹線のホームまでお見送りしてもらって、そこでもまたちょっと泣いちゃったけど、気が済んだみたい(*^_^*)
ランチのときは、とっても落ち込んで暗かった。もうすぐお別れって思って思い切りぶるぅぅぅ~~になってた。
やっぱり、お別れって、そういうもんだよね。寂しいもんだ。しかも、Takのとーちゃんなんだもんね。
Takはいつも、とーちゃんと遊んできて、私が引き取るときも、大好きなKファミリーのうちにお泊りさせて貰って、私が迎えにいったときも、落ち込んだり、ぼろぼろ泣いたりしていたっけなーー。
電話でもいつでも話ができるし、TV電話だってできる。
そんなときは、めちゃくちゃあっけらかんとしてるのに。
だけど、やっぱり、「ナマとーちゃん」がいいんだよね。うんうん、わかるよ。。
…
私も、Tak父と久しぶりに会って、思いがけず3人で泊まるハメになったので、3時まで飲みながらいろんな話をしました。
もちろんTakのこと、ブログには書けないいろんなこと、それから音楽のこと、頼もしいカッシーの話、高松の音楽仲間の話、恋バナもお互いに少々(^_^;)
…こんな元夫との関係、私は自分なりに努力して築いてきたつもり。
Takの親同士として、音楽仲間として、今でも掛け替えのない人物であります。
そして、これからもこれを持続していくには、小さな「努力」の積み重ねが必要。
これは、元夫でも、夫でも同じことだと思います。
結婚するとお互いに気が緩むじゃないの。でも全く気配りしなくていい人間関係なんてあり得ないもんね。
まあとにかく、東京帰省は、最後に私らしくむちゃくちゃな展開になってしまいましたが、結果的には、Takはとーちゃんにお見送りしてもらって、これでなんだか完成形ってカンジ(*^_^*)
夏休み最後の大イベントは、これにて お・し・ま・い ♪
嗚呼…ほんとに暑くて熱くて濃い夏だった、、、