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台湾旅行記4、故宮博物館、台鉄弁当、九份散策

2016-01-13 14:16:03 | 台湾

台北を訪れたら故宮博物館はデフォですね。

それから台鉄弁当を食べて、九份散策しました。

まず最初に、MRTとバスを乗り継いで故宮見学をしました。

朝早くだったので人が少なかったが、じゃんじゃん団体さんが到着して混雑してきました。

翡翠の「豚肉」と「白菜」は注目です。

なんで豚白菜なのか疑問はあろうと思いますが、普通にキレイな翡翠や宝石は当たり前の発想です。

故宮博物館のヒスイの中で、白菜と豚肉は人類の歴史に残してもよいくらいの逸品です。
ヒスイの石の中に「白菜」を見たなんて、3000年前のことだったら、人類が動物とは違う発想(遊びや余裕だろう)を手に入れた瞬間だと感激しました。発想の豊かさ、面白がりかたがユニークです。

人類がアートを発見した瞬間なんだと思う。

人の一生は食って生きるだけじゃない、アートという生き方だってあると、強いメッセージが(豚肉&白菜)の翡翠に込められている。食えない「翡翠の豚肉&白菜」の登場がすごいことなんです。

故宮博物館の入場料は、250元で日本円で1000円ぐらい。台湾は入場料や交通費が安い。日本が諸外国に比べて高いという話はありますが。

台鉄は日本でいう国鉄です。それの特急に乗り有名な観光地、九份へレッツゴー。

どこ製の車両だろう、よく見かける形です。

新幹線じゃありません、通常路線の特急です。

台北から九份に行く方法は、瑞芳まで列車で行き駅前からバスに乗り換えていく方法と、MRTの忠孝復興からバスで直接に九份へ行く方法があります。

私らは、あっさり行くのもつまらないので、列車で旅情豊かに駅弁を食べながら行きました。

だけど30分ほどで着いたので、駅弁は瑞芳駅内で食べる羽目になった。

駅弁は一種類しかなく、、、あまりお勧めはしない。

けっこう、激しい内容だった。

駅弁を買うなら、瑞芳の町にある美食街で弁当を作ってもらうのが良い。よりどりみどりのお惣菜を自分で詰めて会計しても、激安で駅弁よりはるかにうまい。日本のオリジン弁当のお惣菜より薄味で私には好ましかった。楽しいしねーーー。

パッケージも日本の駅弁のように凝ったキレイなものではない。

どこで買っても同じようだと思う(確かじゃないが)。

シンプルといえば、、、シンプル、豚肉とキャベツ、煮卵(激焦げ)だけ、、、。

しかも、巨大な一枚肉をベローンとのっけてあるだけで、適当に噛み切って食べろとな、、、。

手間をかけずに、、、200円だから、、、まあしかたない。

肉が巨大なので、日本の豚丼や牛丼より割安ではあるが。


乗り換えの瑞芳の街は古い味のある町でした。

駅前を左に200mほど行くとバス停があります。

バスでもMRTカードがあれば簡単。

車内は混んでいましたが40分ほどで九份入り口につきました。

終点のバス停から見下ろしました。

昔炭鉱で栄えた九份は崖にできた街です。

ここが有名な細い路地の入口。

原宿の竹下通りを20倍長くして、階段と坂道でつないだ感じかな。

私らには異国情緒たっぷりですねー。

この写真の時間は団体さんはいなくて、団体が来ると狭い路地がふさがってしまう。

大変の一語。

足が悪い人にはお勧めできません!

どんどん上っていくと同じような路地が交差しています。

アラブでいえばメジナ(旧市街)のようですが、あちらほど迷路ではない。

遠くは基隆の港か?

階段と坂道を上るにしたがい、だんだん九份の核心部へ近づいていきます。

多くの観光客99%は日帰りだと思うけど、私らは日本から九份の民宿を予約しておきました。

夜の九份をたぷ~~~り見たかったから。

かなり急な崖にできている。

炭鉱の町だったです。

1900年ごろ日本統治時代に石炭が見つかり、ちょうどその頃の産業革命と合わさり、基隆のまちは相当繁盛したはず。

基隆とその石炭を運び出す瑞芳の街はセットです。

まさに、この辺りは日本が作った街といえよう。

有名な茶屋です。

千と千尋のモデルになったり、映画「非情城市」の撮影現場になった茶屋です。

超人気店なので空いていればデフォで入ってください。

この茶屋を撮影するには対岸の茶屋が便利で、そこも写真を撮る人たちでいっぱいだった。

台湾の冬は雨期だそうで、ずーと雨だった。

激しく降ったり霧雨だったり、体中が湿ってしまった。

夏がベストシーズンと聞いた。

九份は30℃から26℃あたりだと言い、東京の夏より過ごしやすそうです。

大きな鉄瓶でお湯がなくなったらついでいただけます。

中国流のお茶の入れ方です。

茶菓子は甘さ控えめで、上品なお味でおいしかった。

だいたい、台湾のお食事も薄味です。

ここは茶屋と路地を挟んだ反対側のお店。

細い階段の路地に、このようなお店が連なっています。

雨なので傘をさしていますが、それがまた情緒があります。

韓国人と中国本土の方たちの団体ばかり、日本人の方がはるかに少ない。どこへ行っても中国本土の方たちが賑やかにしています。韓国人も台湾にこんなに多く観光に来ているとは知りませんでした。日本人がどこでも圧倒されています。

この湿気、、、服がジメジメしてたまらないなー。

夕方になると茶屋の提灯に灯がともり、ますます情緒が出てきます。

この時間帯が観光客が一番多い。

ここから2時間が九份の路地が大混雑します。

とりあえず民宿「九份恵風」へレッツゴー。町の上の方に位置していました。目標物は九份小学校です。

部屋数は2つしかないようだった。

きれいな部屋で快適です。

湿った体を乾かし、夜の部へ備える。

かわいらしいカードです。

左端に猫が乗っかっています。

台湾はのら猫とのら犬天国ですよ~~~。

民宿の前庭というか路地からの展望です。

基隆山が目の前にそびえています。

次回は2泊ぐらいしてトッレキングでもしたい。近くの山を散策して基龍の街も見てみたい。夏でも30℃は超えることが少ないとおっしゃっていた。

九份恵風(民宿紹介):http://jasonma2010.pixnet.net/blog

九份恵風(Bookinng com):http://www.booking.com/hotel/tw/jiu-fen-hui-feng-min-su.zh-tw.html

日が暮れて、夜になるとなおさら情緒があります。

遅い時間になると観光客が全くいなくなります、、、それがまた良い。

 

台湾旅行記7、好丘の尖った雑貨屋さん、パン屋さん、かき氷屋さん
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a7831df27e82d37d1a44554a3943ffbc 

台湾旅行記6、平渓線でローカル列車の旅
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/035614ba761bf9fc5ac8f58b6d22e38f

台湾旅行記5、九份から瑞芳の美食街へ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1e86112e4b2e2b6b4fed56cb450b6d6d

台湾旅行記4、故宮博物館から台鉄で九份へ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/eb9458ad6d0fef0a907e5b3c41b68d45

台湾旅行記3、黒落花生
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77cab75c159796d1b6593681f7b98642

台湾旅行記2、象山トレキング&臨江街観光夜市
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f5e9ff944588121bc91b58b833aa8442

台湾旅行記1、出国から鼎泰豊の小籠包、神旺ホテル
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/24d0f38a6ce8f2c25eb92c12681773c

つづく

コメント (2)
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