ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

車の未来

2008年12月21日 | Weblog


今年の暮れは、やはり例年に比べると静かである。
というのが本当かどうかは、判らない。
田舎の場合、賑やかな時がないので、例え静かであっ
ても、普段通りということでそのことに気付くことも
ない。
全ては、何となくそういう気がする程度のことである。
結果は、デパートの売り上げの変動で確認することと
なるわけだ。
ひとつ、5000円以上のおもちゃが売れないというのは、
事実だろうか。

そろそろスタッドレスに履き替えないといけないが、
なかなかやろうという気にならない。
ガソリンは随分安くなり、いよいよ100円を切るかと
いうレベルになってきた。
しかし、あまり乗る気になれない。
一番の理由は、寒いと億劫であるというものだが、こ
れも気分が大きいが、遠くに出かけようという気持ち
になれないのは、全体を覆おう停滞感の影響であろう。

車はいよいよ売れなくなってきたらしいが、今年の場
合は極端だったが、その流れは、すでにここ数年で始
まっていた。
若者の車離れは、すでに前から始まっていたのだ。
嘗てのように、ステイタスとか憧れのものという捉え
方をしなくなってきて、堅実というか、所有しても無駄
が多いと考えるようになったらしい。
それと、単純に、他のものに使って、とても車に回る
資金がないという理由もありそうだ。
環境的にも、大きなゴミになるだけだしと、車を取り
巻く環境は徐々に悪くなっている。

ということは、今のような車作りには限界があるとい
うことで、車社会は今回の不況でそれが駄目押しとな
るのかという瀬戸際に立たされているということなの
か。
大量消費大量廃棄で経済は活性化というのが、決して
良いことではないと薄々気付いていたが、とうとう決
断を迫られる時期に来たのか。
という面はあるとは思うが、とりあえず、先進国以外
に売りこむことに注力するのが企業の現実的な方針で
あろう。
しかし、産業構造の変換は、時代の要請という大きな
流れのなかのこのなで、もう止められないのではない
だろうか。
と、この先どうなるか判らないことを考えても仕方な
いので、取り敢えずはスタッドレスに履き替える算段
をすることが、今私のなすべきことである。
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