「グリーンカレー」と言えば、タイのカレーだが、今
までレトルトものでは何回か食べていて、特別美味い
とも不味いとも思わないというのが正直なところで、
そういうレトルトなんかよりちゃんと作ったものは相
当美味いのか、と常々疑問に思ってはいて、未だ食べ
る機会はないというか、あまり食べたいとも思わない
というのが本当のところで、その理由というのは、タ
イ料理の基本的味付け、甘、酸っぱい、辛いというの
がそれ程魅力的でないというもので、さらにそこにコ
コナッツミルクの味などが加わるとなると、特別嫌い
な味でもないが、それが加わることで魅力的な味とな
るとは思われないので、結果、総合的にはやはり魅力
的にはなりえないのであるが、いつからか、タイ料理
というものも、普通に食すことが出来るような環境と
なり、好きな人も多くなっているようだが、カレーに
関しては、圧倒的にインド中心のもののほうが好きで
あるし、今ひとつタイに代表される東南アジア系の料
理に傾倒しないのは、全般的に化学調味料に頼りすぎ
ているのではないかという懸念があり、実はそれが一
番の理由なのだ。
いきなり長い文章の出だしだが、どう見ても適度に短
い方が読みやすい。
というより、これだけ詰まっていると、視覚的に読む
気がしない。
なんだか病的な感じすらする、たとえば隙間恐怖症。
そんなことはどうでも良かった。
タイに始まる東南アジア料理全般なのだが、例えばバ
リ料理なども(タイはあまり知らないので)、それな
りに美味しのだが、それは、インスタントラーメンが
それなりに美味しいという程度の美味しさだ。
それらは、決して素材を生かした味でもなければ、素材
そのものを味わうという類のものでもなく、全体を調味
した味というものである。
要するに、いろいろ混ぜて調味料で味付けすれば、それ
なりに食べられる味になるというわけだ。
更に、辛味をつければ微妙な味に対して適度に鈍感にな
り、美味しく食べられるようになる。
最近のラーメンを、スープさら全部食べられるような人
は、間違いなく、東南アジアの料理はいけるはずだ。
いろいろ混ざった濃い味に対して抵抗がないということ
だから、多分大丈夫だろう。
大分、東南アジア料理に対して偏見を持っているような
本日の内容であるが、何故そんなこを思ったかというと、
この前、T君のところで少々ココナッツを入れすぎた
(本人も自覚している)「グリーンカレー」をご馳走に
なったからだ。
その時は、この際だから、ちょうどあった「スティルト
ン」(青カビチーズ)を足してみるかということになっ
た。
いろいろ混ぜてという、原則に従ったのだ。
ココナッツ多目のグリーンカレーに青カビチーズは、意
外に相性がよく不味くはなかった。
完全に「グリーンカレー」は逸脱したが、所謂創作系と
してはありではないかと思った(店にあっても食べたい
とは思わないが)。
それで、混ぜ混ぜ料理はそれなりにいけるという思いは
強くなった。
しかし、同時に、これらは離乳食にも近いのではと思っ
た。
大くの人に受けいられるのは、案外こういう要素が大き
いからではないだろうか。
しかしこれで、東南アジア料理イコール離乳食と結論付
けることは出来ないが。