「滝壺ビオトープ」を覗いてみると、すでに中心部
は氷が張っていた。
薄い氷越しに、一匹のヤゴが見える。
寒いのには強いはずだから、もう心配はしない。
しかし、そのヤゴの前方になにやら白い物体が。
それは、「ヒメダカ」の死体であった。
これだけ寒いと彼らにとってはきついか。
この時点で死亡では、マイナス十度の世界では、もう
言わずもがなである。
「ヒメダカ」が自然の環境の中で生き残るには、当地
は厳しすぎるようだ。
ここで、、確かもう一匹くらいいるはずだから、その
ためにも、発泡スチロールでもかぶせて寒さしのぎの
策を講じようかと考え始める。
自然のままというコンセプトを保つのはなかなか大変
である。
こういう時には、「滝壺ビオトープ」自体が、そもそ
も人工物なのだから、人間の手である程度の環境を保
つのはありである、と都合よく解釈することにする。
それにしても予想はしていたが、早くに凍りつくもの
である。
全部凍ったら、流石にヤゴも耐えられないだろう。
ヤゴのためにも発泡スチロールと。
この前のタイヤ交換のとき、腰に負担がきてどうのこ
うのと書いたが、今頃になって本当に痛くなってきた。
何だか十年殺しだ。
結局、来るんだ。
「殺しが静かにやってくる」(注;マカロニウエスタ
ンの異色作、かなり面白い)。
人間にとってこの腰痛と言うのは不可避である。
ただ、来方は年とともに変わってくる。
もうしょうがないね、こればっかりは。