ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ハンバーガー

2008年12月19日 | 食べ物


松本に用があり行く。
そんな場合、いつもなら昼飯に「クリヨー.ド.ヴァ
ン」ということになるのだが、テラスの季節でもない
し、店内もちょっと寒いので違うところに寄ることに
した。
ゆったり過ごすには「クリヨー.ド.ヴァン」が間違
いなく最適なのだが、この時期は如何せん寒さが。

代替になるような同じタイプの店はないので、今回は
初めてのところに行こうかと思った。
そこも、カフェではある。
しかし、「クリヨー.ド.ヴァン」のような本格フレ
ンチカフェではなく、より一般的というか、所謂カフェ
である。
ところが、その店の場所が、これまた辺鄙というか、
要するに市街地ではなく、ちょっとはずれの住宅街に
あるのだ。
駅から歩いていくというロケーションではなく、車で、
しかも、土地に明るくないとなかなか発見できにくい
という場所にある。
ロケーション的には、「穴場の店」というやつだ。

「ajari cafe」という変わった名前のカフェ。
千日回峰のあの「アジャリ」ということなのだろうか、
兎に角ユニークな名前ではある。
実際、この名前にちょっと惹かれたというか、気になっ
たという事実はある。
しかし、店は、別にストイック雰囲気でもなく、密教
的でもなく、普通にお洒落な外観の一軒家カフェであ
る。
モダンセンスだが、まったりカフェの類ではない。

で、何を食べに来たかというと「ハンバーガー」であ
る。
わざわざ食べに来るほどのものかといわれれば、その
通り。
しかし、ちょっと道すがら寄って、他に何か食べたい
ものがあるわけではない状態の時に軽く食べるには、
「ハンバーガー」なんて良いのではないか。
とかなんとか理屈をつけてるが、ようするにたまに食
べたくなるのだ。
そんな時には嘗て「モス」であったが、最近全体的に
味がおかしくなってきているしで、ここのところずっ
とご無沙汰であったのだ。

この店のハンバーガーは、和牛100パーセントでパン
は自家製ということである。
ボリュームがあるとは聞いていたが、確かに、アボカ
ド半個のスライスが乗っていたりで、食べ応えがある。
パンも、自家製ではあっても美味い(自家製だと余計
に不味いということが多々ある)。
フライドポテトも付いて850円。
ファストフードに比べれば高いが、材料も安心だし、
味は勿論それらより上だし、ボリュームもたっぷりで、
これだったら充分ではないか。
近くだったら、多分利用するだろう。
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