この前、池のクリーナーを掃除した時確認したのだが、
やはり「コチョウザメ」は鯉に食べられたと考えるの
が妥当なようだ。
悪食の鯉である故の悲劇であろう。
それにしても、骨すら残っていなかった。
絶えず何かを食べようと口をパクパクしている鯉は、
底にあるものは何でも吸い込む。
狙われてなくても、たまたま吸い込まれてついでに食
べられてしまうというのはあり得るのである。
短い命であった。
いよいよ寒くなって、「滝壺ビオトープ」の水も凍る
のではないかという状況だが、よくしたもので、大きな
柿の落ち葉の下には「ヒメダカ」が隠れていた。
落ち葉の下で、厳しい冬が通り過ぎるのを待つのだろ
う。
何故、その落ち葉の下にいるのかがわかったかという
と、あまりに落ち葉が多いので、その柿の葉も取り除
こうと持ち上げたのだが、その時、あわてて「ヒメダ
カ」が一匹でてきて判ったのだ。
直ぐ元に戻したのは言うまでもない。
それからは、落ち葉はそのままにして置こうと決めた。
取り合えず、自然のままに。
一方、「ミナミヌマエビ」は全く姿を確認できない。
ひょっとしたら、全滅かもしれない。
しかし、これからが冬本番である。
生き残った住人は、無事に冬を越せるだろうか。
流石に寒くて、「セイロ」は食べる気が起こらず、今年
初の「鰊そば」。
昨日の夜「更級」での話しだ。
ホット蕎麦は、この前自分で打った出来の悪い蕎麦の
「カケ」と合わせて二回目である。
つまり、ホットを食べる機会は滅多に無いのだが、「鰊
そば」に限っては、年に数回食べることがあるのだ。
「天ぷらそば」より「鰊そば」だ。
「天ぷらそば」だったら「天ぷらうどん」だ。
要するに、蕎麦に天ぷらはあまり好きではない。
駅蕎麦だったら掻き揚げがほしいが、店ではてんぷらは
いらない。
邪魔なだけである。
で、鰊が唯一の例外的ホット蕎麦の具となるのである。
単なる、好みの問題なのだが。
そして、久しぶりの「鰊そば」は、美味うござんした。