ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

コラージュ

2009年01月23日 | 芸術


以前仕上げた、と思った「コラージュ」を眺めていた
ら、どうも違う。
これで完成であったはずなのだが、徐々にそんな気持
ちも薄れ、再び手をかけたくなるというのはよくある
ことで、その後よくなれば良かった良かったというこ
とになるが、その結果、どうしようもなくなって廃棄
なんてことも多く(あくまでも自分の基準での話し)、
実際に手をかけるかどうかはちょっとしたギャンブル
的なところがある。

で、今回はやることにした。
そもそもその作品のベースになっているのは、もう20年
近く前に実際描いた水彩だ。
その上に、いろいろ切り貼りしたのである。
その切り貼りの元は、二三年前に作った写真を元にし
たコラージュをプリントしたものである。
コラージュを切って、再びコラージュにする。
どこまで行ってもコラージュ。
コラージュは手法だから当たり前の話だが、製作日数に
関しては大層なこととなる。
何せ20年だから(実労は大したことないが)。

再び、元となるプリントを探す。
わざわざプリントして、全くよくこんなものをプリント
したものであると今は思うものがまだまだあり、素材
には事欠かない。
これも一種の廃物利用である。
リサイクルだ。
適当な色合いの部分を鋏で切り、作品の上に置き位置
を決める。
ここで、ああでもないこうでもないとなるわけだが、微
妙な位置関係というものが発生して、なかなか決まら
なくなる瞬間である。
そうこうしていく内に、自分の基準が揺れてくる。
どういうのが良いのか判らなくなってくるのだ。
感覚が鈍ってくる状態というのだろうか。
それで、もうあるところで決めて実際に貼り付ける。
で、また暫く置いて、違うとなったらまたその時はそ
の時であると思うのだ。

というわけで、一応完成はしたのだが、改めて見てみ
てどうなのかと、またまた自分自身に問うこととなる
のである。
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