ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ジェジエのコンフィ

2009年01月27日 | 食べ物


T君から貰ってあったラードを、遂に使うこととなっ
た。
その前に以前使って、そのまま冷蔵庫に保存しておい
たラードと、サラダオイルの混合油を廃棄しなくては
ならない。
混合油なので、常温では溶け気味なのだが、今の時期
は寒いのでしっかり固まっている。
ということは、すでに固めるテンプルのような状態な
のでそのままゴミ袋に入れられる。
ステンレスのボールに入れてあるので、外側をちょい
と温め、ぬるっとゴミ袋に投入。
これで、晴れてラード100パーセントで「コンフィ」を
作ることが出来るわけだ。

その「コンフィ」の材料だが、前回のように「ホロホ
ロ鳥」も「子牛のすね肉」もあるわけではない。
そのためにインターネットで注文するわけでもなく、今
回は、地元のスーパーで適当なものを選ぼうと思って
いるのだ。
普通の鶏の腿肉で良いと思っていた、その時点では。
で、いざスーパーに行ってみると、今は骨付き腿肉とい
うものをあまり売ってい無いことを初めて知った。
殆ど、骨抜きで、骨付きは手羽だけだった。
手羽では、身が少ないし、ここはやはり骨付き腿肉が良
いのだ。
しかし、ないものはしょうがない。
そこで、何か他のものはないかと物色する。
候補はすでに考えていたので、すんなり決まった。
それは、「砂肝」だ。
フランスではポピュラーなコンフィの食材だ。
実際すでに何回かやっている。
ソテーしてサラダでにすると美味い。
「砂肝」のほかにも何かほしい。
目に付いたのは、牛のすね肉。
適度に筋があったほうが良いので、これも良い材料で
はないか。
安いというのも大きな要素。
というわけで、「砂肝のコンフィ」「すね肉のコンフィ」
が今回作るものに決定。

一斗缶に入ったラードを適量鍋に入れる。
温度を80度から90度に保ち、前日塩漬けしたそれぞれ
の材料を投入して、あとはひたすらその状態で温める。
4時間ほどで完成。
小分けにして冷凍すれば、いつでも使える。
ちょっと気の利いた料理にもなるし、作っておくと何
かと重宝な「コンフィ」である。
それと、店で食べるのと殆ど差がないのも嬉しい。
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