アンゲロプロスの「シテール島への船出」の前半30
分ほどをT君のカフェで見る。
それにしても何度見ても良い。
良い映画は、最初の場面からひきつけるものである。
と言っても、その30分で中断して、新しく出来たパン
屋のパンを試食(私の持ち込み)。
T君が買っておいた「スティルトン」をおかずにして
まずは「クロワッサン」を食べるが、「クロワッサン」
にはおかずは必要ないという読み通り、合うものでは
なかった。
これは、T君の試み。
私の場合は、「スティルトン」はそれだけで食す。
チーズにはやはりもっとシンプルな「バゲット」「パ
ンドカンパーニュ」であろう。
しかも、この試食した「クロワッサン」は、ちょっと
甘味があり余計に合わなさそうであった。
最近の「クロワッサン」はこんなに甘味を利かせるの
か?という素朴な疑問を持ったが、どうなのだろうか。
菓子パンほどではなくほんのり感じる甘味なのだが、
個人的には必要ないと思うのだが、大勢はこういう味
なのだろうか。
他の「クロワッサン」を食べていないので、全体の状
況も解らない。
ここは一つ、今年は意識して「クロワッサン」を食べ
てみようか。
今年の目標、「クロワッサン」を食べる(ちょっとしょ
ぼいな)。
他のパンに関しては、現時点では何とも言えないとい
うところで、何はともあれ「バゲット」を食べてみな
いことには評価は決まらない。
その肝心の「バゲット」だが、店に行った時はまだ出
来上がっていなくて買うことが出来なかったのだ。
それに関しては、後々の楽しみということだ。
「tomo」が閉店してそれに代わる店を探さないと、チー
ズの友が無いという状況になるが、それだけは何とし
ても避けたい。
と言うほど大袈裟な事でもないが、チーズにはそれな
りに美味いパン(ハード系)がほしい。
しかし、ハード系が受けないのは田舎のパン状況で、
これは一朝一夕で変わるものでもない。
天然酵母を売りにした店は出来る傾向にはあるが(健
康志向で)、それらのパンが美味いかどうかは別問題。
ハード系として見た場合、ちょっと違うと思うのが多
いのだ。
これも、なかなか難しい問題である。