考えてみれば、結局去年は一度も東京には行ってなかっ
た。
ということで、二年ぶりくらいの上京。
目的は何かというと「BS熱中夜話」というBS2の番組に
参加するため。
以前から、何度か見たことがある番組だが、その内容
というのは、毎回テーマを決め、それに関して好き者
が集まり話をするという、文字通り「熱中夜話」とい
うものだ(収録は昼間だが放送は深夜だから)。
で、今回のテーマは「マニアック映画」というもので、
どういうわけか参加することになったのだ(ちょっと
スタジオを見てみたいという好奇心もあり)。
集合時間は12時過ぎNHK玄関。
30人ほどの好き者が集まる。
その30人がスタジオでは回りを囲み、ゲスト3人(今回
は大槻ケンヂ他)と司会の二人と(ビビル大木、田丸麻
紀)説明役の唐沢俊一が中央に座る。
予め進行を説明され、扱う具体的な映画も聞かされた。
ここで、懸念が生じた。
一言でマニアック映画といっても、範囲が広すぎる。
それにマニアック映画というジャンルがあるわけでも
ない。
そこで、単に少数派という程度の意味合いだろうと理
解して臨んだのだが、予めアンケートの例に挙がって
いたのは「B級SF」「B級ホラー」が多く、その辺は
ちょっと範囲外であるとは思ってはいたのだ。
ただ他の映画「フリッツ.ラング」「ブニュエル」も
あったのでそっちの方だったら語りたいと思っていた。
で、実際はどうだったかというと、完全に「B級SF」と
「B級ホラー」のみであった。
懸念的中だ。
「ロジャー.コーマン」「エド.ウッド」で語れといっ
ても、残念ながら語れない。
そっち方面は、間違いなくマニアがいるので彼らの世
界である(実際、そっち系だけで何百枚も所有してい
るというマニアがいた)。
それはそれで感心してしまうが。
ということで、今回は全く活躍できずに、単なるスタ
ジオ見学の一人として終了。
まあ、番組作りの現場を見られたからいいか。
1部2部とあったが、2部は時間が遅くなりそうなの
で(扱うものが完全に範囲外ということもあったが)、
1部の収録だけでお暇した。
もっと絞ったテーマでやってくれたら、例えばB級であ
るがこれは名作(サミュエル.フラーやドン.シーゲル
などの作品)、或いは一般に知られてないが傑作(ブニュ
エルやラング)などというのだったら言いたいことはい
くらでもあるのだが。
次回に期待したい。
NHKを後にして、渋谷駅に向かう。
それにしても人が多い。
田舎の場合、これだけの人はお祭り以外に考えられない。
毎日がお祭り、これも都会の魅力か、なんてことを考え
ながら取りあえず新宿まで行った。