ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】第35回 新日鐵病院コンサート

2006年03月21日 17時17分05秒 | 演奏記録
第35回 新日鐵病院コンサート
室蘭音楽協会 室蘭市民オーケストラ演奏会
2006.3.20(月) 19:00開演, 新日鐵室蘭総合病院 1階ラウンジ, 入場無料
指揮 立山拓平, パート 2nd Violin

1.「水上の音楽」より「アレグロ・デチーゾ」(ハーティー版、第6曲(終曲)) (ヘンデル)
2.「アルルの女」第2組曲よりメヌエット (ビゼー)
3.弦楽合奏のためのアンダンテ (ボルトニアンスキー)
4.プリンク・プレンク・プランク (アンダーソン)
5.シンコペイテッド・クロック (アンダーソン)
6.交響曲第35番「ハフナー」より第1楽章 (モーツァルト)
アンコール.ハンガリー舞曲第1番 (ブラームス)

・室オケとしては15回目となる新日鐵病院コンサート。平日開催のため、開演30分前にティンパニ等の打楽器搬入。リハもなしでバタバタと演奏開始。
・アルル:演奏前のT氏の曲紹介にて。
 「この曲では、オーケストラには珍しくサックスがはいります」
 「では、サックスがどんな音がするか聴いてみましょう。お願いします。」(←鬼)

 サックス奏者→「エェェ!!?(きいてないィィーー!!)」→(笑)

 それでもバシッときめてくれました。さすが。他の曲では、オーボエがいないのでソプラノサックスで代わりに吹いてもらいました。 フルートの心地良い音色で、弦はじきながら(←ハープの代わり)寝そうになった。
・ボルトニアンスキー:出だしで、普段の練習ではこっちを見てくれないVaトップが目を合わせてくれた! 曲中、一瞬、キレイな瞬間があった。
・プリンクプランク:何故か『シュ!』で笑いがおこる。演奏中、隣の奏者に「高い・・・(音程が)」と呟かれる。ハイ、ゴメンナサイ。
・時計:本番直前に、笛(ホイッスル)が無い。とのことなのでバイオリンでそれっぽく私が弾きました。ソロです。どソロです。たった一音だけど。ものすごく緊張した。指揮者とPer.と私だけで打ち合わせたので、周りの奏者は皆知らず。結果、ショボかったかも。ちゃんと聴こえなかったかも。ウアア-
・ハフナー:刻む小節数を数え間違えて、フライングしてもーた。16分音符の1個目で気がついたけど・・・客席まで聴こえたろうな・・・
・ハンガリー1番:繰り返し間違えて、思いっきり次を弾き"そう"になる。周りの奏者はギョ!っとしたろうなぁ~ 動きでまるわかり。ギリギリセーフ。演奏はノリノリで終了。
・今回を最後にHさん(Cl)が札幌へ御栄転。おつかれさまでした。
・客数約100名[目測]:せっかく暖かくなってきたと思っていたところで、いきなり寒くなり風も強かったせいか、例年より少なかった。それと病院内でカゼがはやっているそうです。
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【本】ことばと文化

2006年03月20日 07時54分58秒 | 読書記録2006
ことばと文化, 鈴木孝夫, 岩波新書(青版)858(C98), 1973年
・言語学の大家による著作。題目のとおり、切っても切れない関係にある『ことば』と『文化』について独自の論を展開する。私たちにとってあまりに身近なゆえに意識しない、ことばに内包される問題を見つけ出し追究する過程が見事です。本当は1000ページぐらいは使いたいのだけど、涙をのんでどうにか200ページに圧縮した。そんな雰囲気が伝わってきます。
・「この本の中で私が文化と称するものは、ある人間集団に特有の、親から子へ、祖先から子孫へと学習により伝承されていく、行動及び思考様式上の固有の型(構図)のことである。(中略)つまり文化とは、人間の行動を支配する諸原理の中から本能的で生得的なものを除いた残りの、伝承性の強い社会的強制(慣習)の部分をさす概念だと考えてよい。」p.i
・「この本の目的は、ことばというものが、いかに文化であり、また文化としてのことばが、ことば以外の文化といかに関係しているかを、できるだけ平易なことばで明らかにすることにある。」p.ii
・「入門書とは、その学問特有のものの見方を示すものでなければならない。」p.iii
・「カトリック教徒は金曜日には獣肉を食べないし、イスラム教徒は、豚肉を不浄なものとして決して食べないというようなことは、誰でも知っている有名な事実であろう。」p.2 スンマセン。金曜日~のくだりは知りませんでした。。。
・「ことばを構造的に捉えなければならないという考え方は、過去二十年間、互いに多少の表現の差はあっても、多くの言語学者の基本的な考え方なのであり、」p.10
・「私の立場を、一口で言えば、「始めにことばありき」ということにつきる。」p.30
・「ここにあげた、水ということばの三つの言語による内容の相違は、人間のことばというものが、対象の世界を或る特定の角度から勝手に切り取るというしくみを持っていることの例としてよく引かれる。」p.37
・「人間の目というものは、そこにものがあれば、誰にとっても同じように見えるという公平無私のカメラではない。必ずそこには文化的選択が行なわれるのである。」p.54
・「ことばを使って世界を整理する時の仕方は、大なり小なりすべて人間中心、人間が基準なのである。」p.81
・「ところがことばを研究する学問である言語学では、ことばの音的側面の研究は長い歴史を持ち、従って非常に研究が進んでいるのに対して、ことばの意味の研究はひどく遅れている。」p.83
・「私はことばの意味とは一般的にいって、次のようなものと考えるべきだと思っている。  「私たちが、ある音声形態(具体的に言うならば、『犬』ということばの『イヌ』という音)との関連で持っている体験および知識の総体が、そのことばの『意味』と呼ばれるものである。」p.91
・「たとえば、チョコレートを食べたことがない人に、チョコレートの味を、ことばだけで伝えることはできない。これが、ことばの「意味」というものは、ことばによっては伝達不可能であるという理由である。」p.95
・「名詞が本質的に「定義」されにくい、多面的多価値的な存在である具体的な事物に関係している」p.104
・「ものはことばでは押え切れないのである。」p.104
・「日本では動物愛護協会と、やわらかく訳されているこの会も、本家の英国では動物虐待防止協会Society for the Prevention of Cruelty to Animalsとはるかにどぎつくはっきりした名称を持っていて、」p.107
・「たしかに多くの日本人はいらなくなった犬や猫をいまでも捨てる。捨犬、のら犬、野犬狩りなどということばは英語には訳せない。(中略)それならば彼等はこのような時どうするかというと、薬で殺すか、ピストルで撃ち殺すのだ。イギリス人はこの方法が最小の苦痛で殺せるから一番合理的で動物のためになる処理法だと考えるのである。」p.108
・「イギリス人は家畜とは人間が完全に支配すべき、それ自身は自律性を持たない存在と考えている。人間が人間のために利用する隷属的な存在であるから、逆に一切を面倒見る責任が人間にある。不要な犬や、回復の難しい病気に罹った犬を、自分の手で殺すのは、生きるも死ぬも支配者としての人間が決めてやるべきだという考えに基づいている。」p.118
・「日本人が犬を躾け、意のままに服従させることが、英国人に比べていかに下手かということを詳しく例証したが、こうしてみると、日本人はもともと犬をとことんまで支配する気がないのである。」p.120
・「キリスト教は周知の如く動物には魂を認めないが、日本人の古来の宗教は、アニミズムやシャーマニズムの要素が強く、そこに加重された仏教には輪廻の思想もある。  このような彼我の世界観の違いは一言にして言えば断絶の思想と連続の思想の対比である。」p.121
・「外国のことは、外国に行ってみなければ判らないことが多いのは確かである。しかし、ただそこに行ったからとて、いやそこで長く暮らしたからとて、必ずしも判るものではないのが「見えない文化」なのである。見る方の人に、自分の文化を原点とした問題意識がなければ、実に多くのことが、そこにあっても、見えないのである。」p.125
・「たとえば、「僕」は、徳川期には主として漢文の中で用いられた文章語であった。勿論その意味は「あなたのしもべ」ということであり、自分を卑下して言ったわけである。」p.142
・「私が親族名称の第二の虚構的用法と呼ぶものの最大の特徴は、今見てきたように目上が目下と対話する時に用いる親族名称が究極的には家族の最年少者を基準点に取り、呼びかけられる人あるいは言及される人物が、すべてこの最年少者から見て、なんであるかを表わす用語で示されるという点である。」p.172
・「しかし西洋の言語学が問題にしてきた問題と同種または近似の問題のみを日本語の中に求めて、彼我の異同を論じ、しかもその際に向うの基準でこちらの現象の価値を考えるという態度を一度捨ててみると、私たちのまわりには、なんと多くの興味ある問題が手つかずに残っているかに気付くのである。」p.179
・「問題とはそこにあるものでなく、視点を設定した時はじめて出てくるものなのである。」p.180
・「このように日本人の特定のペアが役割で固定化し場面や時間の経過による変化を受けにくいのは、言語的相互規定があまりにも具体的な構造を持っていることと無関係ではないと思う。」p.195
・「私たち日本人は相手の気持、他人の考えを考慮する前に、一応自分としてはこう思うという自己の主張の原点を明らかにすることが、どうも苦手のようだ。相手の出方、他人の意見を基にして、それと自分の考えをどう調和させるかという相手待ちの方式がむしろ得意のようである。」p.201
・「日本人が外国語が不得手で、国際会議でも、学会でも実力の割におくれをとるのは、語学力そのものの点よりも、むしろ問題は、自分を言葉で充分表現する意志の弱さ、それも相手の主張や気持とは一応独立して、自分は少なくともこう考えるという自己主張の弱さに原因の大半があるように思えてならない。」p.203
・あとがき より「あまり本を書くことになれておらず、論文ばかり書いている私にとって、やさしく書くということが、いかに難しい、そして時には言い知れぬ不安におそわれることであるかを、今度ほど思い知ったことはなかった。(中略)書くべき材料は充分にある。資料も揃っている。それなのに書き始めると、文章が死んでいるのが自分にもはっきりと分ってしまうのだ。(中略)やさしく書くということは、ただ平易に噛みくだくということではなく、詠む人の心の動きを絶えず念頭に置くことなのだということに、おそまきながら私は気がついた。」p.208 最後の一文はどこかで見たと思ったら、前出の『岩波新書の50年』でまったく同じ文句を書き抜いていた。。。
~~~~~~~~~~
?干天の慈雨(ひでりつづきに降る待望の雨の意から)待ち望むものがかなえられること。、困難な時に救いに恵まれることのたとえ。
?トートロジー(英tautology フランスtautologie)同じことを表すことばの無用な繰り返し。同語反覆。
?うげん【迂言】 実情からはずれたことば。時世や事情にうとい言説。
?しふく【紙幅】 1 紙のはば。転じて、原稿などの定められた枚数。  2 書画を表装すること。また、その書画。
?やろうじだい【夜郎自大】(「史記‐西南夷伝」にみえる中国西南の民族野郎が、漢の強大を知らずに自分の勢力をほこったというところから)自分の力量を知らないでいばること。

《チェック本》鈴木孝夫『人にはどれだけの物が必要か―ミニマム生活のすすめ』中公文庫
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【演】室蘭市立御前水中学校「惜別の会」

2006年03月19日 16時49分27秒 | 演奏記録
室蘭市立御前水中学校「惜別の会」
2006.3.19(日)13:00~, ホテル セピアス花壇 3階 丹頂の間, 関係者のみ
演奏 しず弦楽四重奏団+Cl(室蘭市民オケ団員有志), パート Viola

♪Frederick Loewe 作曲 松原幸弘 編曲  踊り明かそう(I Could Have Dance All Night)
♪Leigh Harline 作曲  「ピノキオ」より 星に願いを(When You Wish Upon A Star)
♪久石譲 作曲 松原幸弘 編曲  映画『魔女の宅急便』より 海の見える街
♪見岳章 作曲 松原幸弘 編曲  川の流れのように
♪Words and Adaptation of Music by Sammy Fain And Jack Lawrence (Based on Tchaikovsky Theme)
  「眠れる森の美女」より いつか夢で(Once Upon A Dream)

♪諸井三郎 作曲 立山恵美子 編曲  御前水中学校校歌

・市内の中学校のOBや父兄が主催する閉校記念行事にて演奏。室オケ指揮者Tさんによるつて。
・主催者側より出演に際して、カルテットになにか名前をつけてほしいとのことで、Tさんが勝手にメンバーの一人の名前をとって命名。その名も『しず弦楽四重奏団』。本人からは大不評。
・始めの5曲は歓談中のBGMとして演奏。無難に終了。
・会のシメとして、校歌の伴奏を弾き、出席者が歌った。ちょっと歌声が苦しそうだったけど、編曲のキーが高かったのかな?よく"○○初演"という言葉を使いますが、今回の場合は"終演"とでも言うべきか、おそらくこの演奏を最後に校歌はその役目を終え、時間が経つとともに忘れられていくのでしょう。そう考えると寂しい気がします。 試しに作曲者の"諸井三郎"を調べてみると、、、スゴイ人だった。
・もともとモーツァルトのクラ5を弾く予定でしたが、Cl奏者の都合により却下。結果、校歌のみの出番になってしまったCl代奏者様、おつかれさまでした。
・練習中何度も、「ビオラうるさい!」と苦情がでたので、おとなしーく、控えめーに演奏しましたよー。
(*´∀`*)ワシがでかいんじゃなく、他の(略)!!
・客数約150名[目測]:想像していたより広い会場だった[写真]。マイクを2本使ったので、音は届いていたようだ。
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【論】Brown,2000,Knowledge-based analysis of~

2006年03月18日 10時41分13秒 | 論文記録
Michael P.S.Brown, William Noble Grundy, David Lin, Nello Cristianini, Charles Walsh Sugnet, Terrence S.Furey, Manuel Ares, Jr., and David Haussler
Knowledge-based analysis of microarray gene expression data by using support vector machines
PNAS vol.97 no,1 262-267, January 4, 2000
[PDFダウンロード][Webサイト][データダウンロード]

・SVM(support vector machine)により、酵母遺伝子をその機能ごとにクラス分けする。
★実験1 8種の識別アルゴリズムの性能を比較し、SVMの有効性を立証する。
・データ:酵母のマイクロアレイ(発現)データ。79サンプル。アノテーションの付いた2467遺伝子。
・8つの識別アルゴリズム
1.SVM(simplest kernel d=1)
2.SVM(simplest kernel d=2)
3.SVM(simplest kernel d=3)
4.SVM(radial basis kernel)
5.Parzen windows
6.Fisher's linear discriminant
7.Two decision tree learners(C4.5)
8.Two decision tree learners(MOC1)
・クラス分けする6つの遺伝子機能(by MYGD(Munich Information Center for Protein Sequences Yeast Genome Database)(現CYGD))
1.Tricarboxylic acid (TCA) cycle
2.Respiration
3.Cytoplasmic ribosomes
4.Proteasome
5.Histones
6.Helix-helix proteins (control group)
・評価法:three-way cross-validated experiment
★実験2 SVMにより機能未知遺伝子の機能推定をする。
・データ:酵母のマイクロアレイ(発現)データ。80サンプル(実験1と65サンプル重複)。6221遺伝子(アノテーション付き2467+アノテーションなし(機能未知)3754)。

・「SVMs have many mathematical features that make them attractive for gene expression analysis, including their flexibility in choosing a similarity function, sparseness of solution when dealing with large data sets, the ability to handle large feature spaces, and the ability to identify outliers.
・「We define Xi to be the logarithm of the ratio of expression level Ri of gene X in the reference state,
・「The gene functional classes examined here contain very few members relative to the total number of genes in the data set. This leads to an imbalance in the number of positive and negative training examples that, in combination with noise in the data, is likely to cause the SVM to make incorrect classifications.」 これはなかなかきびしい問題。
・一応解決策はコレ→「To judge overall performance, we define the cost of using the method M as C(M)=fp(M) + 2・fn(M),」 はたしてどの程度有効なのか、疑問。
・「In general, these disagreements with MYGD reflect the different perspective provided by the expression data, which represents the genetic response of the cell, and the MYGD definitions, which have been arrived at though experiments or protein structure predictions.
・「We have demonstrated that support vector machines can accuretely classify genes into some functional categories based on expression data from DNA microarray hybridization experiments and have made predictions aimed at identifying the functions of unannotated yeast genes.

・非常に読みやすい英語だった。
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【本】マイ・コンピュータをつくる

2006年03月17日 08時19分51秒 | 読書記録2006
マイ・コンピュータをつくる 組み立てのテクニック, 安田寿明, 講談社ブルーバックス B-328, 1977年
・『手づくりコンピュータ』といっても「古臭い」などとバカにはできない。現在でもコンピュータの基礎を理解するために、大学・高専の電気・電子系の学科では必須の知識であるし、趣味の分野でもこの電子工作はすたれることなく脈々と続いている。
・"読み物"というよりは"解説書"、"実用書"の性格が強い。実際、この本さえあれば簡単な回路なら組めてしまうようだ(当時の材料があればの話)。 また、マイコン草創期の各社製品の紹介がけっこう詳しく書いてあり、歴史的資料としての価値もありそう。
・『マイ・コンピュータ』シリーズ三部作の中編。前後は『マイ・コンピュータ入門』、『マイ・コンピュータをつかう』。
・「世界初のマイクロ・コンピュータは、インテル社のi4004とi8008である。いずれも1971年末から72年春にかけて世に出た。  この二つの製品以外にも、マイクロ・コンピュータらしき製品は、すでに、いくつか出現していたが、本格的なコンピュータとしての形態を整えたのは、このi4004とi8008が最初である。」p.34
・「集積回路の生産工程は、すべて自動化されているが、このボンディング・ワイヤの接続だけは手作業で、顕微鏡をのぞきながら、繊細な作業ができる若い女性の手に頼らねばならない。」p.41
・「時分割多重化通信を採用の結果、コンピュータは、きわめて小さな包装にまとまった。」p.49
・「第一世代=真空管式、第二世代=トランジスタ式、第三世代=集積回路コンピュータ」p.54
・「脳波は、約16ヘルツといわれている。ということは16分の1秒より短い時間で起きる現象は、人間にはわからない。」p.88 ビミョーな記述。。。
・「マイクロ・コンピュータを最初に開発したインテル社のノイス社長は、FCI社で、ショックレイ博士の指導のもと、最も有能な技術研究者にノミネートされていた人でもある。」p.196
・「マイコン・キットの欠点を決定的に証明するには、ガール・フレンドに見せればよいであろう。たいていが、ハナでせせら笑われるのがオチである。」p.217
・「日本でマイコン・ブーム発声のきっかけとなったのは、NEC・TK-80だが、アメリカのマイコン・ブームは、写真6-20のALTAIR8800というコンピュータからはじまった。」p.216
・「それでいて、ひとつのプログラムを仕あげたときの充足感、そして、それを使いこなすときの、なんともいえない満足感。それがどうやら、マイ・コンピュータが、多くの人びとをとりこにしてしまう魔力でもあるようだ。」p.226
~~~~~~~
?れいめい【令名】 1 よい評判。名声。「令名が高い」  2 よい名。立派な名称。
?いっしゃせんり【一瀉千里】(「瀉」は水が流れ下る意。川の水が一度流れ始めると一気に千里も流れるというところから)物事の進み具合の勢いが激しく、よどみなく速くはかどること。

Amazonでこの本を検索してみると、絶版になっているおかげで3500円の高値がついててびっくり。手元の本には『¥100』のシールが貼ってあるのに。。。
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募集

2006年03月16日 18時09分24秒 | 日記2005-10
某掲示板で、こんなの見つけました。
~~~~~~~
初めまして、突然の書き込みで失礼いたします。
オペラ工房ブリランテでは、今年の7/26・27に公演します、マスカーニの
オペラ「友人フリッツ」全3幕上演のオーケストラメンバーを大募集中。
2日間の本番と練習に参加できる方、是非、ご連絡下さい。

♪オペラ工房ブリランテ♪
 (←謎)
オーケストラメンバー募集

オペラ「友人フリッツ」P.マスカーニ作曲
2006年7月26日(水),27(木) 午後6時30分開演
 (平日・・・orz)
札幌サンプラザホール
指揮・指導 市ノ瀬 弦 (ウィーン国際音楽コンクール指揮部門にて最優秀賞受賞)

♪募集メンバー♪
1stVn 5名  2ndVn 5名 Va 4~6名 Vc 4~6名 Cb 4名
Tp 2名  Tb 2名  Fg 2名 Hr 1名  Ob 1名

* 楽器を持っている方 
* 演奏レベルに達しない場合は次年度に持ち越し
 (←謎)
* 今回のオペラをきっかけにオーケストラ活動を希望される方、大歓迎。

練習/ 3月に楽譜渡し、4月から 週1回 平日夜または土日
指導料/ 2,000円/1人 のみ
 (←これは練習1回につき、ということか?)
連絡先/ TEL・FAX 011-661-1969 (本田)

~~~~~~~
う~~ん。弾きにいきたい・・・
いったいどういう団体なのか?謎の団体。
オケはゼロから集める気なんでしょうかね。
ある程度あたりをつけとかないと、かなりキビシイと思われる。

どーしよーかなー
ここ見てる人で誰かか関わってる人いるんだろうか?

それとは別にこんな話もあります。
~~~~~~~
(仮)夕張親子劇場30周年&解散イベント
日時:2006.7.15-17(土・日・祝月) 詳細未定
場所:夕張 詳細未定
指導・指揮:菊地俊一
曲目:未定
募集対象:弦各パート(Vn,Va,Vc,Cb)若干名
 ※"ある程度"オケ経験のある方
 (←これ微妙なところです)
概要:夕張親子劇場のイベント。室蘭に毎年客演指揮にきている
 菊地先生のつてによる。管楽器は地元(夕張)の吹奏楽団が担当し
 弦楽器を集めオケを組んでなんかやろう!という話。
~~~~~~~
東京ムジークフローの方が既に10名ほど参加予定とのこと。
これから苫小牧や函館にも声をかけてみるそうです。

交通費・宿泊費等は自腹。
報酬はなんと、夕張メロン食べ放題!!
まだ未定な部分が多いですが、興味のある方いたら声をかけてくださいませ。
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【本】悲しみよこんにちは

2006年03月15日 07時36分03秒 | 読書記録2006
悲しみよこんにちは, サガン (訳)朝吹水子, 新潮文庫 サ-2-1, 1955年
(BONJOUR TRISTESSE)

・なんとなく書名は聞いたことがあるけれど内容は知らなかった世界名作シリーズ。
・本書の解説→「太陽がきらめく、美しい南仏の海岸を舞台に、青春期特有の残酷さをもつ少女の感傷にみちた好奇心、愛情の独占欲、完璧なものへの反撥などの微妙な心理を描く。」カバーより  「著者が十八歳ののきに書いた処女作で、フランスの一九五四年度の「批評大賞」を獲り、フランスだけでなく世界各国のベストセラーズのひとつとなった。」p.153 だそうです。
・登場人物
  セシル(17才) 主人公
  レエモン(40才) セシルの父。妻と死別。
  エルザ(29才) レエモンの恋人。セシル親娘と3人で同居。
  アンヌ(42才) 過去のセシルの世話係。
  シリル(25才) セシルの恋人
南仏の海岸にある別荘での夏休みの出来事。五角関係とも言うべき、登場人物の複雑な愛憎関係を、感性のカタマリのような敏感な少女の目を通して描いた物語。
・『南仏の海岸』ていわれてもなぁ・・・もちろん行ったことなんてないので、情景がサッパリ想像できない・・・orz
・本文第一行目 「ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う。」p.6 冒頭から全開です。(なにが?) 最終行との見事な呼応。ヤラレタ。
・「「どうしてそんなに元気がないの? 僕の可愛い奴、お前は野生の子猫のようだよ。僕はいい体つきをしたブロンドの娘が欲しいよ。少し太った、陶器のような目を持った。そして……」」p.12 父親から娘にかける言葉なのですが、、、ありえない、、、日本人だとこの発想は逆立ちしたって無理。
・「「あなたのいうインテリジェンスは、要するに年齢ってことじゃない」」p.20
・「「あなたは恋愛について少し単純すぎる考えを持っているわ。それは独立した感覚の連続ではないのよ」(中略)「それは違ったことなのよ。それは、ある人の不在を強く感じること」」p.35
・「私は『自分自身で在る』と言うことはできない。なぜなら私はこねることのできる粘土でしかなかったが、鋳型を拒否する粘土だった。」p.62
・「初めて、私は不思議な快楽を知った。一人の人間の内部まで入り、見きわめ、その人間を光の下に連れ出して、そこで相手の急所を射る、という快楽を……。」p.82
~~~~~~~~~~
?シニスム(フランスcynisme)=シニシズム(英cynicism) ギリシア哲学のキュニコス派の立場。また広く、ものごとを冷笑的にながめる見方。犬儒主義。
?シャルマン(フランスcharmant) 魅力的な様子。魅惑的なさま。チャーミング。
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ホワイトデー

2006年03月14日 19時56分32秒 | 日記2005-10
ありがとう。
と喜んでもらえるのがうれしくて、すっかり菓子配り魔と化しています。

ホワイトデーなんてあほらしい。と思う方もいらっしゃるでしょうが、
こんな機会でもないと女性に何かプレゼント渡すなんてことはないので、
ここぞとばかりに活用してます。

お世話になってる女性の皆々様に感謝をこめて。


(*´∀`*)たーんと食って、たーんと太れ!
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【鑑】第30回 陸上自衛隊第7音楽隊 定期演奏会

2006年03月13日 22時20分16秒 | 鑑賞記録
第30回 陸上自衛隊第7音楽隊 定期演奏会
2006.3.11(土)14:00開演, 室蘭市文化センター, 入場無料(整理券)
指揮:村田茂

・国歌斉唱「君が代」
・吹奏楽のための序曲「希望の大地」~国際貢献活動に従事する隊員に捧げる~ 村田茂 作曲
・組曲 展覧会の絵  M・P・ムソルグスキー作曲 高橋徹 編曲

・涙の数だけ 「戦国自衛隊1549主題歌」 AKIRA 作曲 菊地光一郎 編曲
・交響組曲 「ハリー・ポッター」より 賢者の石・秘密の部屋・アズカバンの囚人・炎のゴブレット
  J・ウイリアムス、P・ドイル 作曲 R・W・スミス、R・シェルドン、V・ロペス 編曲
 ポップスステージ【ゲスト:織田浩司】
 ・ナイス・ショット 渡部貞夫 作曲 久石譲 編曲
 ・追憶のテーマ M・ハムリッシュ 作曲 浦田健次郎 編曲
 ・トゥルース 安藤まさひろ 作曲 星出尚志 編曲
・桜  小渕健太郎 作曲 菊地光一郎 編曲
・ディア・ミスター・ジョーンズ クインシー・ジョーンズ 作曲 菊地光一郎 編曲
アンコール ビートルズ「イマジン」
アンコール ?(吹奏楽定番の曲のようだが、曲名わからず)

・ただただ「展覧会の絵」が聴きたくて、行ってきました。 自衛隊の音楽隊の演奏を聴くのはたぶん初めて。室蘭では11年ぶりの演奏会だとか。今回演奏のメンバーには千歳フィルの団員がいたり、道内アマオケでご活躍のハープのAさんがいたり。
・演奏会がはじまると、まずはプログラムにはない国歌斉唱。「皆様その場にご起立ください――」
・希望の大地:指揮者による自作自演。
・展覧会の絵:この演奏会のために編曲されたようで、編曲者も会場にきており、紹介されていた。プログラムによると「現在、M・ラベルが管弦楽に編曲したものが世界的に演奏されていますが、今回の高橋徹氏の編曲では、オリジナルのピアノ譜から新たな発想のもとで吹奏楽用に編曲されたものです。」とのこと。編曲する態度として、オケ版に同調して違和感のないものにするか、吹奏楽の特性を生かして全く新しい世界を開くかの二つのアプローチが考えられますが、結果、なんとも中途半端。冒頭のメロディーがパーカッションだったのが衝撃といえば衝撃だったが。曲の後半になると、普段音楽会なんて聴きにいかないお客さんが多かったせいか、「ツマンネー」「早くおわんないかなー」といった空気が微妙に漂ったのが、ちょっと気の毒だった。
・戦国自衛隊主題歌:吹奏楽オンリーと思っていたものだから、三人でマイク持って歌いだしたのにはびっくり。エェェー!?自衛隊は歌まで歌うのか!?宴会でのカラオケ大会と紙一重。
・ゲスト織田浩司(A.Sax):「日本を代表するサックス奏者」と紹介されていたが、スンマセン、どのへんが日本を代表しているのかわかりませんでした。あまりにも音色がギラギラしてて・・・なんだかなぁ・・・こういうものなのかなぁ・・・
・『自衛隊』という先入観と、制服を着て演奏していたせいか、演奏の全体的な印象はやや硬め。上手いことは上手いんだけど、あんまりハジけることのない大人の演奏。 トランペットの1番、ユーフォニウムはスゴい奏者がいた。
・ピッコロといえば黒いもの(木製)と思っていたが、銀色(金属製)のものを初めて見た。
・客数約1100名[目測]:大入り満員。どうせガラガラでゆっくり聴けるだろうと思っていたが、あてがはずれた。とても吹奏楽なんて興味のありそうにない高齢者がほとんど。なんなんだ??いったいどういう集客をしたのか謎。
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お別れ O先生編

2006年03月12日 23時55分26秒 | 日記2005-10
今週大阪に引っ越してしまうO先生。
ほんとにほんとにお世話になりました。
おかげさまで立派なオケキチガイになりました。
まだまだ先生の足もとにもおよびませんが。

また一緒に弾きましょう♪
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