魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カリッサ

2006年04月07日 | ワイン ~2020年
2001 カリッサ(スペイン、赤)

900円程度のワインです。そのくせラベルに一応フルボディと書いてあるけど、
これは大抵食わせ物。
で、このワインは濃くて、タンニンも意外と感じるのですが、何故か飲みやすい。
安物だけど、その安ワインをノン・フィルターで濃くして瓶詰めした様な状態。
でも所詮、ものがものだけに大して深みも余韻もあるわけではない。
(おっと、今、写真を見たら、ノン・フルターって書いてあった)
でも・・・・・不思議と意外といけたりする。

いつも思うことだけど、安物ほど、というか
期待しないものほど良い意味で裏切ってくれて美味しく飲めてしまう。
無理に褒めたくもないけど、けなすこともないようなワインです。
しかし、意外とそんなのが良かったりします。現にすいすいとなくなって
しまったこの感覚は、どう表現できるのでしょうか?
予想外にいけたから・・・・・・・、
もう1本飲んでみたいだろ?・・・・・・・ハイと自分で答えています。
コメント
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