先日書いた言葉に「美学」ってのを登場させてしまいました。
ちょっと気になったので、今日はちょっと興味あるお話をしてみます。
ワインを語る上でよく使われるキーワードがあります。
「フィネス」
なんじゃそりゃ?と思う方も多いでしょう。
ワインの持つ「美しさ」、「印象の素晴らしさ」、等のベクトルをもっと延長してみて、
その先にある一種の「美学」みたいなものを指す言葉が「フィネス」と、
一般的には解釈され、また使われています・・・・・・・・・・
が、実のところこの言葉の定義はとても曖昧で、誰も本当の意味を
説明できません。そう、「主観」の問題だからです。
この言葉を使われるともう何も太刀打ちできません。
偉そうな専門家も、権威的なウザイ蘊蓄も黙らせることができたりします。
例えば、せっかく自分が美味しく、気持ちよく飲んでいるワインを、誰かが蘊蓄を
垂れながら低い評価を下し、文句を言ったとしましょう。そこでひとこと。
「でも私にはフィネスを感じますよ」
それで十分です。もう反撃は出来ません。
「フィネス」という言葉を使った以上、ワインにとても詳しいと見なされるでしょうし、
数々の超高級ワインの体験もきっとお持ちの方だと判断されます。
その状況で、それでも反論したら、同席者の目の前で私の味覚や好みを否定した
ことになります。誰もそこまで言える勇気は持ち合わせていないのです。
言ったもん勝ちです。
実は他にもワインの世界には不思議な言葉や呪文?はあるのですが、それはまた後ほど。
えっ、こんな話じゃフィネスがないですか?
こりゃまた失礼しました。
ワインのフィネスより、人生のフィネスを目指して生きていくことが大切ですね。
ちょっと気になったので、今日はちょっと興味あるお話をしてみます。
ワインを語る上でよく使われるキーワードがあります。
「フィネス」
なんじゃそりゃ?と思う方も多いでしょう。
ワインの持つ「美しさ」、「印象の素晴らしさ」、等のベクトルをもっと延長してみて、
その先にある一種の「美学」みたいなものを指す言葉が「フィネス」と、
一般的には解釈され、また使われています・・・・・・・・・・
が、実のところこの言葉の定義はとても曖昧で、誰も本当の意味を
説明できません。そう、「主観」の問題だからです。
この言葉を使われるともう何も太刀打ちできません。
偉そうな専門家も、権威的なウザイ蘊蓄も黙らせることができたりします。
例えば、せっかく自分が美味しく、気持ちよく飲んでいるワインを、誰かが蘊蓄を
垂れながら低い評価を下し、文句を言ったとしましょう。そこでひとこと。
「でも私にはフィネスを感じますよ」
それで十分です。もう反撃は出来ません。
「フィネス」という言葉を使った以上、ワインにとても詳しいと見なされるでしょうし、
数々の超高級ワインの体験もきっとお持ちの方だと判断されます。
その状況で、それでも反論したら、同席者の目の前で私の味覚や好みを否定した
ことになります。誰もそこまで言える勇気は持ち合わせていないのです。
言ったもん勝ちです。
実は他にもワインの世界には不思議な言葉や呪文?はあるのですが、それはまた後ほど。
えっ、こんな話じゃフィネスがないですか?
こりゃまた失礼しました。
ワインのフィネスより、人生のフィネスを目指して生きていくことが大切ですね。