魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

試飲会での出来事

2006年04月27日 | ワイン ~2019年
昨日は試飲会だった。約300アイテム以上かも?テイスティングしました。
死にそうでした。
しかし、それだけやってると、いろんなこともありますよ。

昨日は、ちょっとおフランスな出来事があった。

試飲会ブースにて、とあるボルドーワインのテイスティングしようとして
「(シャトー・ラ・)クロワ・ラルティグを下さい。」とお願いした。
( )内は通常は省略して読まない。特に目の前にはボトルがあるわけですし。

そしたら、ブースの中のソムリエ(女性だからソムリエール)の彼女が、
「シャトー・ラ・クホォワ・ラホゥティグですね。」と返してきた。
フランス語特有の「R」の発音だよ。

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!!!
思わず、その瞬間口に含んでたワインを
ドバーーーーー!と吹き出しそうになった。
下手して彼女の顔に赤ワインが吹きかかったらどうする?

「うっ!!!」と耐えたけどさー、そうなると、こちらも
「マドモワゼ~ル、ヴァン、ホゥ~~ジュ、スィルブプレ!」
 (お嬢さん、赤ワインをお願いします。)

と、ちびまるこちゃんの花輪君状態でやらなくちゃいけなくなるじゃないですか!

もしもこっちが舌を噛んで、試飲会場が流血騒ぎになったらどうしますか!!

山は死にますか?空は死にますか?ワインはどうですか!!!

その後しばらくの間、私がそのソムリエールさんと話をしたことにより、数人出た
かも知れない?流血犠牲者を、私の行動により一定時間阻止することが出来た
ことは、ここに記しておかなければならないでしょう。
コメント
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