魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

マルベックが良すぎると思う

2009年06月03日 | ワイン ~2019年
最近マルベック種のワインが多くなった。


アルゼンチンのお家芸といえばメッシ(サッカー)と
マルベックだしね。


あまりにお気に入りのアイテムが多いので、少し絞らなくては
ならないかも。



そんで本日の試飲も・・・、



2008 ミシェル・トリノ マルベック
(アルゼンチン、マルベック種、赤、800円台)

揮発性、石油系、チェリー、甘い花びら、黒土、軽くジビエ
などなど香ります。この価格で上等です。


味わいは安いのに容赦なく濃いです。
しっかりしています。黒々としたベリー、酸も高く、土っぽく
スパイシーさもあり、飲み応えがありますね。

数日は十分に保ち続けるでしょうから、毎日少しづつ飲まれる方に
適していることでしょう。1日目はちょっと硬めですが、まずまず
です。やはり最近マルベックっていいな~と感じてしまいます。




大体私みたいに毎日お手軽ワインばかり飲むタイプのワイン党は、
偉そうに「テロワール」がどうたらこうたら、造りがどうたら
こうたら・・・・・、なんて難しいことはどーでもいいのよ。


満点の味わいなんて所詮求めてないし、70~80点でいいから
安くて、美味しくて、楽しめるワインが重要なのです。

普通のワイン好きな人たちも、それくらいが多いと思いますよ。


最近、開き直ってきました。


ワインを案外好きでよく飲むけど、あんまり高級なのは飲んだことが
ない方、偉そうな専門家に言われたら、従わないといけないと思って
いらっしゃる・・・そんな方達にこっそりお伝えしましょう。


あのね・・・

誰に何と言われようと、
自分の好いたごと飲んだらよかとよ!

あんまりとやかく言われたら、

ごたくば飲みよるとじゃなかー!

と言うてやりましょう。


マルベックはそんなオトコのワインです。



うちにご来店されて「オトコのワインください」と言われたら、
それはマルベックのことだと解釈いたします。


コメント (2)
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