魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ボトルの開く運命

2009年06月19日 | ワイン ~2019年
サッカーでオーストラリアに勝利するだろうと、用意した祝杯用の
ボトルでしたが、残念な結果にもかかわらず開けてしまいました。


これはワイン会での予備ボトルが開いてしまう現象と近いのかも
しれません。

ワイン会では人数調整やリスクヘッジに用意したボトルは、
たいてい勢いで開いてしまうのが常ですもんね。


さてと、


2005 アルティムス
 (アルゼンチン、赤、3千円程度)


チェリー、プラム、赤土、ムスク、焼けた果実味の香りが
ムンムンときます。しかしどこか落ち着きのある深々とした
イメージもする香りです。


味わいは濃厚で、深みと落ち着きがあり、スパイシーです。
口中をじわじわとタンニンや酸、果実味が攻めてきますが、
まとまりがあり時間とともに素晴らしく変化しそうです。

現時点では若いのでちょっとイガイガ感もあるでしょうが、
コンパクトにまとまって深みを増し、変貌していくことでしょう。
美味しいと思います。


ところで、アルコールの入った時に、美しい方や可愛い女性に
「飲みた~~い!」って言われると、我々、世のオヤジたちは
弱いんですよね。

キャバクラで「いいカッコしい」で高いお酒を飲む心理が、そう
なのでしょうね。


世の美しい、もしくは可愛らしい女性たちに申しておきましょう。

良いスポンサーがいたら、「心とろかすようなピノが飲みた~い!」
と一度言ってみてはどうでしょう?

「ピノ・ノワールを知ってるんだ~」(つまりワインをよく知っている)
と思われてイメージが変わるでしょう。

きっと高価で素晴らしいワインにめぐり会うことが出来るでしょう。
(保障はしませんよ、あなた次第ですから)


でも私には言わないでください。せめて「安くて美味しいワインが
飲みた~い!」くらいにしておいてください。

困ります。


でももうすぐすっごいのを開けるんだ~・・・の予定です。

多分???


コメント (2)
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