魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

炭坑の歴史を調べてみる

2009年06月22日 | ちょっと怪しい
市立図書館に行ってきました。


先日の軍艦島コンシェルジュのお仕事で高島へも行ったので、
高島にもとても興味がわき調べてみようと思ったのです。

さらに月末には軍艦島での強制労働についての講座もある
ようですので予習?です。学生時代はろくに予習なんてしなかった
のに・・・ね?!(でも内容はおさわり程度です)


郷土史のところを探していたら、昔の端島の写真があったので、
コピーしてきました。
ガイドでお客さまに説明する時に役立ちそうです。


さらに棚を見ていると面白そうな本が。

「炭坑誌」とのタイトルが。


長崎の炭坑の歴史年表、記録です。
数百ページもあるかなりの厚さなので、ちらちらと飛ばし飛ばし
見てみました。

写真をクリックして見てください。

昭和の初期ごろですが、






次のページの右上につづきます。






落盤事故とか多いですね。

その他しょっちゅう傷害事件、殺人事件ばかり。

ささいなことでケンカに・・・、女性関係でもつれ・・・、
帽子をバカにされ・・・、いとこの落盤死で精神錯乱し自殺・・・

凶器もツルハシ、スコップ、斧で腰を一撃とか、包丁などなど

出てきます。出てきます。

凄まじい記録です。



その後「岡まさはる記念長崎平和資料館」へ。

「募集」という名の下で「徴用、強制労働」させられた証言や
記録の数々。


悲しい過去ですが、どの国にもよくあることです。
国家や民族、部族の争いに至るまで、戦争があれば必ず捕虜、強制労働、
略奪、殺戮・・・いくらでも非道なことがあったことでしょう。
(例えばアメリカは全部移民の侵略だし、奴隷制も歴然と存在した)


もちろん資料や証言の信ぴょう性を確かめた上で、重く暗い過去を、
潔く出せるかどうか?で国家、民族の度量が問わるのではないでしょうか。


またネット上でもいろんなことが出てきますし、興味も尽きません。



ただ・・・・・子供の頃にしても、少し前の自分にしても、まさか私が
「炭坑の歴史」を調べてる・・・なんて、そんな姿は想像もつかな
かった!!! このことが何といっても一番の驚きです。
確かにちょっと変です。


コメント
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