魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

幸うすいワイン?

2011年04月23日 | ワイン ~2019年
私のようなワインバカは今まで多くのワインたちと出会ってきました。

確かにいろんなワインが世の中にはあります。

が、本日はちょっと微妙なワインと出くわしました。




これです。





2008 レ・ゼキサゴナル ピノ・ノワール
   (仏、ロワール、ピノ種、赤、千円台前半)


香りはイチゴなど赤いベリーですが、ピノとしてちょっと弱めです。
古樽と金属っぽい?ちょっとツンとしたイメージか。


味わいはとても軽やか、いや、軽すぎるくらい。
果実味は薄めで、タンニンは弱め。酸も・・・どこかはっきりしない。

んんん・・・・・エキス分も弱く、旨味も弱く・・・・・

妻がひとこと言いました。

「幸うすそうなワイン」


あまりに的確な表現だったので、私にはめちゃ受けてしまい、
幸うすそうな人が飲むのにピッタリなイメージが頭から離れません。

ただ、奥の方には柑橘を思わせるフルーツや酸味もあるのですが、
正直こりゃ受けは弱いでしょう。


「他人の不幸は蜜の味」って言葉もありますが、実際どうでしょう???


どなたも「幸うすいワイン」なんて飲んでみたくなりませんよね。


でも万一、「何よそれ? 逆に飲んでみたいよ」と思いの方はご連絡
ください。販売はしませんが、仕入れの時にロットに一緒に乗せて
入れてみます。

でも予め、くれぐれも申しておきます。

このワインでは幸せにはなれないんじゃないかなあ。


でも本日は幸せになるとです。
Jリーグも、JFLのV・ファーレン長崎もいよいよ開幕戦です。
幸厚くいけるように応援しましょう。


コメント (4)
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