魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

砂上の楼閣

2011年04月06日 | ワイン ~2019年
日本の食品が海外では敬遠されているようです。

日本食品の輸入を禁止した国さえ出ました。

いろんな影響が出ていますね。ジミー・ページは長崎にすら来なかったし。
(ジミー・ページはどーでもいいことですけど)


国内でもホテルや飲食業関係、小売業は苦戦しています。
自粛シンドロームが覆っています。それが良くない結果を招くことは皆さん
分かっていても、気分的に消費が低迷状態です。



被災者は死亡行方不明者が3万人程度?(あくまで予想)避難者が30~40万人程度。

実は単純に人口比でいくと1億3千万人の中の0.2~0.3%程度なんです。

1%にも、0.5%にも満たない状態でこの混乱と影響、世の中の仕組みは複雑に
絡み合っていて、ちょっとした不具合が出るだけで大きく傾くのですよねぇ。

日本だけでなく、世界としても、案外人間社会というのはもろいものかもしれ
ません。そして情報は飛び火して影響していきます。


ただし、のど元過ぎればで、そのうち慣れっこになってしまいます。


そういえばyoutubeで孫さんが原発を熱く語っています。(クリック)

原発利権の業界、世の中の原発依存の仕組みを根本から見直すことをスタートする
なら今しかないでしょうね。






さてと今夜はこれ。







2008 ブルゴーニュ ピノ(アルノー・ショパン)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、千円台)

ラベルには“ドメーヌ・A・ショパン・エ・フィス”って書いてあります。

08年だからなのか色は薄め。儚さが漂ってくる。
香りはフランボワーズ、イチゴ、ジャム、水草やコケ、ちょっと暗めの
日陰の植物、香木など。


味わいは軽い。新鮮だけど、ちょっと暗めの要素のある果実味。
しかしそれは中心に蜜や旨味を携えて、張りのある要素が周りを囲んで
いるかのよう。テロワール的にニュイ・サン・ジョルジュ近く、と言わ
れたら、「なるほど、そうなんだ。」と感じてしまう。

軽くて、心地良くて、すいすいと止まりません。美味しいです。

輸入元にまだあったら?追加しておきましょう。あるかなあ・・・???



コメント (2)
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