魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

時間がかかる

2011年04月05日 | ワイン ~2020年
孫さんすごいですねえ!(クリック)

100億円+αもの義援金。鳥肌立ちました。
ニュースを見た瞬間、拍手してしまいました。

こんなお金の使い方の出来る人間になってみたいけど、さすがに・・・・・。

他にも多くの方々の気持ちやボランティアなど頭が下がりますね。



そうそう、ちょっと不謹慎かもしれませんが、あの地震、そして津波、
午後3時ごろだったのが不幸中の幸いだったのではないでしょうか。
もしも午前3時とかだったら、ほとんど避難も出来ず、とんでもなく犠牲者
が増えたでしょう。思うとゾッとします。


時間はかかりますが、ぼちぼちと、ひとつひとつ復興していくしか
ありません。




さて今宵はこれ。






写真はシラー・ボナルダ種だけど、実際は赤いラベルでマルベック種。



2009 クリオス マルベック
   (アルゼンチン、赤、千円台前半)

黒々としたベリー、深く凝縮したベリーが香ります。赤系果実味はもっと
時間だたってからです。

奥の方には明るい太陽、美味しく焼けた焼き菓子、焼けたレンガ、
干しブドウなど。


味わいはやはり凝縮していて、黒っぽい凝縮感と干しブドウを思わせる
土臭さ、そして重い革のような・・・最初は硬いです。


しかし、時間が経って、大きなグラスで、ほぐれた正体を感じることが出来る
と結構素晴らしいポテンシャルであることも分かります。

良く出来ていると思います・・・・・が、お奨めするには大きなグラスも
お持ちで、時間をかけて飲めて、秘めたフィネスを感じていただける方。
・・・もしくは濃くてどっしりとしたのが好きな方、でしょうか。
結構いけてると思います。

ただし、ちょっとだけ時間はかかります。
でも味わっていただきたいです。

コメント
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