魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

100円と300円

2011年04月24日 | ワイン ~2019年
今日は変なタイトルですが、100円と300円って何よ?



実はね、これ。







写真の一番右側のグラスが100円のもの。

左と真ん中の2個が300円のグラスです。
どちらも100円ショップで売っています。多分。
真ん中がボルドー用、左がブルゴーニュ用です。おおよそですが。


私の本当の理想は足がないか、1~2cm程度の極めて短いグラスがいいですね。

だって機能は変わらないのですから、安全性の高い方が良いでしょう。
このご時世、いつ地震に見舞われ、美味しいヴォーヌロマネのワインを
こぼさないとも限らないでしょう。



さて、本題です。


100円と300円のグラスではどう違うのか?

・・・・・

はい、香りと味が違います。


大ぶりの方が、もしくは300円の方が、ワインの正体や本質を分かり
やすく見せてくれます。

ただし、確実に美味しいとは言えません。はっきりワインが見えない方が
良い場合もあります。安いもの、デイリーなもの、小柄でまとまるもの、
などなどはあまり大きなグラスをおすすめしません。

高級なもの、凝縮したものなどは大きな300円の方が良いかと思います。


これは皆様も100円ショップでいくつかグラスを買ってみて、飲んでみると
合点がいくかもしれません。


俗的に言うと、モザイクがかかった場合が、はっきり見える場合よりも
いい場合がある?って想像していただけると分かりやすいでしょうか。
えっ、何の話だよ?

いろいろとグラスは気分で替えてみるとそれもまた楽しいでしょうね。

コメント
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