魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

濃い日

2011年09月19日 | ワイン ~2019年
今日はこんな写真展に行ってみました。





川崎さんというデザイナーの方ですが、よく知りません。


でも長崎市のネット上では有名人みたいで、キャラの濃さはすごいです。

またこの方を撮った方達も(知り合いもいますが)、皆さんかなりキャラ
の濃い方ばかりです。



勢いでこちらへも。






鵜沼さんという方の撮った「高島炭鉱」の写真展です。

こいつはすごかった。いまにも汗がしたたり落ちそうな、力の入った
坑夫たちや高島の風景。なぜか炭鉱ものに惹かれる私は思わず見入って
しまいました。







炭鉱と生まれつき縁のない私が、なぜ惹かれるのか分かりませんが、いに
しえの人々が生きてきた、力強く生きてきた、あえいでいたのかもしれな
い、そんな太さ、パワーに何かを感じてしまうのでしょう。

廃墟好きなのもどこかに共通点があるのかもしれません。







さて、そんな濃いキャラや写真を見た夜は・・・







2006 マス・デジレ
  (仏、ルーション地区、赤、千円台前半)

香りはムンムンと濃い。生き生きとしたイチゴ、ラズベリー、カシス、
その奥にモカコーヒーやココア、革など。しかしすごい勢い。

2006年で5年は経っているというのにすこぶる元気!ありあまるほどの
体力、といいますかポテンシャル!

濃くて、充実してアクセルバリバリ状態です。
果実味は濃く甘く焼き菓子のよう。タンニンもしっかりと乗って旨味
というか、甘いタンニンともいえそう。


開けたて最初は濃くきつめで、ずっと飲めるか?と心配もするけど、
進むにつれ、その圧倒的なポテンシャルと、潜在能力に感心しながら
旨さを感じてしまう。価格を考えると結構すごいワインだ。

パワーを感じてしまう一日でした。


コメント
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