魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

信じる者は救われるのか?

2011年09月16日 | ワイン ~2019年
当店ではお米も取り扱っているんです。ずっと前から。
私が子供の頃からです。


ぼちぼちと新米の季節なんですが、今日はお米の卸会社からプリント
をいただきました。何でも農水省のお達しです。

これ。





写真をクリックしていただきますと読めます。


言わんとすることはまあ、「今年の新米は安全です!」
ってことなんだなあ。



政府の言うことを真に受けて信じるのか?

それとも疑惑のまなざしで・・・・・


まあ、難しいところでしょう。
当店も説明後、そのあたりはお客様の各判断に委ねて販売すること
となります。


福島や宮城あたりのお米を、東北全体のお米を、避けるのか?今年
だけ避けるのか? それなりに安ければ納得されるのか?

微妙ですよね。答えはそれぞれで何が正解というわけではありません。
自己責任で判断して食べていただくしかないでしょう。
でも、外食をすると、どこの産地のどんな食品が入っているかは
分かりませんよね。






さて、どこか胸につかえながらも今宵は印象的なラベルのこれ。







2010 レ・クロ・ペルデュ
  (仏、コルビエール地区、赤、2千円台)


なんでも以下のふれこみです。

--------------------------------------------------------
ジャンシス・ロビンソンMWのツイッターで取り上げられました~
コルビエールのバイオダイナミック生産者 Les Clos Perdus (レ・クロ
・ペルデュ)「年々良くなっていって、私がどれほどこのワインを愛して
いる事か!」

限定生産! 白:1,500本、赤:1,800本のみの、希少キュヴェ!

コルビエール・ル・ルージュ 2010 (ムールヴェードル 65%、グルナッシュ
35%)
---------------------------------------------------------

ってことらしいです。


さて、色は若々しい赤で新鮮。香りもイチゴ、チェリー、ピチピチとした
感じで奥の方で赤い花の蜜を感じます。


味わいは、若々しく濃いけど、極めて優しいアタックで、これは多分豊富
だけど極めて細かいタンニンの成せる技でしょう。しかもその奥に何か
可能性を感じさせる・・・ジャンシス・ロビンソン女史が惚れ込んだのは
この部分だと思います。


ただ、私はこのワインにはそんなに長熟の可能性を感じません。
それはタンニンが優しすぎるからです。こなれるのにそう時間もかからない
でしょうし、飲み頃は早めだと思います。

でも美しいワインです。
ただ、コストパフォーマンスの良さはそんなに感じません。

これも誰の意見を信じるか・・・・・微妙???


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする