魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

まずはこれから

2013年01月04日 | ワイン ~2020年
今一度、おめでとうございます。

みなさんはどんなお正月を過ごされていらっしゃるでしょうか。

またどんなワインからスタートでしょうね。



さて、まずはワイン福袋。といってもデパートですが、






3150円で1本買って、運が良ければ「97 Ch.ムートン・ロートシルト」(1本)
が入っているようです。2等は「04 Ch.ブラーヌ・カントナック」(2本)の
ようでした。


確か昨年はブルゴーニュの「シャルム・シャンベルタン」か何かが当たりで、
ボトルのなで肩を触ると分かりそう???だったと書いた記憶があります。


今年は全部ボルドー型でまったく分かりません。ボトルも見ることが出来ま
せんでした。もしやデパートの方も学習したのかもしれません。
でも本当はちょっとヒントが分かる方が良いと思います。


それは「私が当りたいから」ではありません。
ワインが本当に好きな方にとって手がかりがあり、確率が高くなった方が、
求めている方のもとへ、求めているワインが行くからです。
(でもプロ、業界関係者は参加しちゃいけません、というのが私の考え)


だって、ワインのこと何にも知らない方が当っても、「猫に〇〇、豚に〇〇」
だからです。(言っちゃったー)

今や高騰して5大シャトー、滅多に飲めなくなりましたしねえ。
憧れている方のもとへ行った方が当選者もワインも嬉しいんじゃないかな。


えっ、うちでは福袋作らないのかって?

それはワイン会でその分を爆発させるか、セールをするかでしょうか。






さて、そんな今年はこのワインからスタート。


私の大好きなドメーヌ・アンブロワーズ。

この年から新たにリリースされた村名ワイン。これです。






2010 ジュヴレ・シャンベルタン(ベルトラン・アンブロワーズ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、4千円台)

香りはイチゴ、チェリーの赤系ベリーに焼き菓子、マドレーヌ、チェリー
ジャムなど香ります。

味わいはジャミーでふっくらした果実味。甘さや旨味のあるフルーツが、しっ
かりした酸を覆いレザーの風味を伴なって満たしていきます。


ただ、村名ワインですので、エキス分やコンプレキシティー(複雑味)に、
若干もの足りなさはありますが、きれいに彩られものとしては十分なのでしょう。


このエレガンスはジュヴレ・シャンベルタンっぽくはなくて、むしろ均整が
とれて、ヴォーヌ・ロマネを気持ちだけタニックにしたようなイメージです。
多分、ブラインドで、私には当てきれないです。

デパートの福袋と同じかな~。


今年も謎に満ちてミステリアスなワインの世界、探究していきましょう。

そんなわけで、あらためてよろしくお願いいたします。



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コメント
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