魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

日仏ワイン対決-バターフィールド・ステーションPN

2019年12月03日 | ワイン ~2019年

昨晩はTVをつけていたら「メイドインジャパンなんたら~」という番組で

日仏のワイン対決をやっておりました。

 

フランス代表はボルドー4級格付けの 2012 シャトー・デュアール・ミロン。

 

日本代表はマンズワインの 2014 ソラリスという8000円程度のもの。

 

1本だけを挙げて、それだけでその国を代表するワインとは言えないので、派手な演出をし過ぎ

なわけですが、やはり気になってこの番組のワイン対決の部分はしっかり見てしまいました。

もっとワインの専門家ばかりにテイスティング審査して欲しかったと思います。

結果は全6票のうち4-2でボルドーの勝ちでした。

ちなみに他の品種でもやったら・・・とも思います。

 

 

検索したところデュアールミロンは意外と高かったです。

さらにデュアールミロンは強いヴィンテージでもなく、PP89(パーカーポイント)なので

まあ大方の想像は付きます。2009年ものだとPP97なので確実に圧勝でしょう。

日本のソラリスはボルドーよりも濃い色合いでしたがPPにするときっと87~88くらい???

もちろんPPはあくまでもひとつの参考です。絶対指標ではありませんが濃さやポテンシャル、

余韻の長さなどの基準にはなるでしょう。

 

個人的には、世界のどこかで素晴らしいワインが出来ればどこでも構わないと思っています。

国家という概念さえ無視すれば「我らがワイン」と考えていいんです。

美味しいワインを飲んだら幸せになれますもんね。

 

 

 

 

さあ、今夜はこれ。新入荷のお試しです。

日仏ワインを見て飲むのはたまたまUSAで。

 

 

2015 バターフィールド・ステーション ピノ・ノワール

   (USA、ピノ・ノワール種、赤、セール価格千円代半ば程度)

輸入元のセール品です。ピノ・ノワールが安かったので買ってみました。

 

香りは赤系~黒系フルーツ、チェリー、カシスなど濃い目のベリー、さらに黒糖なども。

焼き菓子、バタークリームの様に甘さもあり、肉や革などはあまり感じません。意外としっかり。

 

味わいはピノ・ノワールの割には濃く、太め。赤い花の中をめぐるようなきれいなイメージです。

酸やタンニンもかなりしっかりしてこの価格としてはとても豊潤でしょう。コストパフォーマンス

も良いと思われます。デイリーで飲める愛想の良いピノ・ノワールです。

 

数日中に(早ければ1両日中)新しいワインリストを書いて配信したいと思います。

もちろんそれにも書きます。ぜひお試しください。

 

 

 

コメント
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