魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

優しいボルドー

2006年08月08日 | ワイン ~2019年
2000 Ch.ヴァランタン プルミエ・コート・ド・ブライ
   ボルドー赤、1300円台。

久しぶりにボルドー飲んでいます。
2000年は大当たり年ですので、安くて意外に美味しい掘り出し物もあります。
このワインもそうなのです。03、05年はどんどん高くなってきていますし。

フローラルで赤系果実、赤い花、その蜜、それにキューピー人形や
クローブ、シナモンなどのスパイス香等がムンムンとします。

味わいは優しくしなやかなボルドーで酸やタンニンは上手くその輪郭を
しっかりしたものにしています。価格の割に健闘していい味出しています。
旨みや甘さが幾分か、気持ち控えめなところが、いかにもフランスらしいです。
これは少しだけ追加をオーダーしましょうか。


ところで最近ワインの値上がりが続いています。
輸入元からの案内は、どこもそれの連続でした。
原油価格の上昇に為替レートなどがその理由。どこのショップでも
少しづつ上がるかと思います。

さらに偉大な当たり年に支えられたボルドーの価格高騰や、中国や
インドなどワイン輸入の新興国による需要増などは頭の痛いところです。

特にブルゴーニュなどは生産量がもともと限られているため、需給の
バランスが崩れかかっています。
どうしたらいいのでしょうね。 (´・ω・`)

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