魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

パルメだ!

2006年10月30日 | ワイン ~2019年
タイトルを見て思わずクリックしたマニアの方、ご愁傷様です。
シャトー・パルメなら私としてもどれだけ嬉しいことか。
あっと、お怒りはごもっともでしょうが、せっかくいらっしゃったのですから
他のページに飛ばず、読んでやって下さいね。

2005 カンティーネ・デュエ・パルメ  サリーチェ・サレンティーノ
   
お~、またしても何と長い名前。もううんざりです。
覚えなくていい。別名は「なんちゃってパルメ」。と言っても
イタリア、プーリア州のワインで、ネグロアマーロ90%、マルヴァジア10%。
ボルドーとはぜんぜん違います。価格は千円代後半。

黒土、黒フルーツが主体の味で、中心にミントや漢方、紅茶などのちょっと
変わった個性のある風味がします。
しかし、案外飲みやすくて、スゥーーと滑らかに入り込みます。
スマートな果実味、程々のタンニン、スタイルは良いです。

悪くはないのですが、うちのコストパフォーマンス基準を満たすまでは
行きません。

昨日ボルドーの悪口書いたけど、本当はボルドーは大好きなんです。
嫌いなワインマニアはいないでしょう。

本物のパルメ、もう長いこと飲んでいないので、誰か・・・飲ませて下さい。イツカネ


念のため書いておきますが、本物のボルドーのパルメの価格は、このワインの
10本分近いです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新たな秘技(或る場合) | トップ | イタリアのZinってホント?! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ワイン ~2019年」カテゴリの最新記事