魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

何と味気ない!

2007年01月18日 | ワイン ~2019年
宝缶チューハイ ハイボール ドライ 350ml
というのを飲んでみた。

何と人工的で平坦な味なんだろう。退屈意外の何ものでもない。
何と言っても「冷たい」のです。工業製品です。
機械的、人工的で本当に血が通っている表情を微塵も見せてくれません。
ペターっとして薄く、平坦です。何で今この酒を飲んで時間を潰すのか理解できません。
まだ発泡酒の方が醸造酒だけあって、温もりを感じます。

こんな酒は退屈を紛らせるためにあるんだな、と納得もしながら
次は赤ワインへ。

すると・・・、「何ということでしょう!」(TV番組ビフォー・アフター風に)
血の通った暖かみが身体に感じてくるのです。チャンチャンチャン~♪
匠の手によって、明るい日差しが満ちあふれます。
今まで日差しもなく、温もりもなかった空間が、生きているように息吹を
取り戻しました。キノコも生えそうな暗い部屋が見事に明るく暖かい部屋へと
蘇りました。チャンチャンチャン~♪
ってなぐあいに、赤ワインは太陽の日差しのように感じます。

缶チューハイ飲んでる方、赤ワインとまではいいませんが、少なくとも
「醸造酒」を飲もうではありませんか!

絶対にハートに訴えかける何かを感じることが出来るかと思います。

チューハイは卒業しましょうよ!


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