魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

タージ-バリック シャルドネ

2016年12月14日 | ワイン ~2020年
最近ランチパスポートでお昼を巡ってますが、何となく微妙な気持ちになった出来事があります。

とあるお店で、「ランパスのスタンプ押しますねー」と言われて本を出し、お店の方が
持って行かれたのですが・・・私から見えるところで、私のランパス本をページをめくって
いろいろと観察されていました。

きっとどれくらい行った?とか、どこへ通っているのだろう?と気になったのでしょう。


私の気付かないところでこっそり見てほしかったなあ。もしくはいっそ断って「見せてください」
って言われたら、別に隠すほどのこともないので「どうぞ~」って、快く言うことが出来るのになあ・・・
なんて思いました。(お店側として意識高くなるのも気持ちは分かるんだよねぇ)

でもね、私の見たって参考にはならないですよ、とは思う。偏執的に思う。


ちなみにこのお店ではありません。


「タージ」。
ごはんを選んでみましたが、インドカレーの時はナンの方がしっくりくるなあ。






さあ、夜はこれ。




2015 バリック シャルドネ ソノマ・コースト
  (USA、シャルドネ種、白、3千円程度)

バリック(樽)というのがメーカー名です。変わったネーミングです。

香りはトロピカルフルーツ系が来ます。パイナップルやパッションフルーツ、さらに
ライムやレモンの柑橘、ミネラルや白い花など。

味わいはとてもさわやかな果実味、酸はややありますがきつくはありません。
若々しく張りがあり、中に若干ですがオイリーさも見受けられます。
バリックという名前からするほど、樽はまったくきつくなく、むしろクリーンです。

若いせいでさわやかさが勝っていますが、きっともうちょっと落ち着くと良い感じに
なるのでしょう。ちょっとやんちゃかもね。


・・・2日目になると落ち着きと厚みも出てきました。若いのでしょう。
2日目がすごく美味しいので、1日目はあえてたくさん飲まないことをお奨めいたします。
こんなワインは1、2年待ったらすっごく美味しくなるタイプだと思います。
そうなると、いつ購入して飲むのが正解なのかは、微妙な判断になるでしょう。
採用も微妙なので見送り。



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2 コメント

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Unknown (thom)
2016-12-14 19:07:30
水商売のなんたるかを全く知らない人が食べ物屋をやるとこうなる。の典型的な例ですね。

私の祖母がむか~し元気な頃に街の食堂をやってて、水商売のなんたるかを、なんでか私に色々教えてくれたおかげで躾のなってない店主店員のいる店は外から見てわかるようになりました。

つまるところ商売ってココロが通じないとお互い気持ちよくないってことなんだけど、たったそれだけのことがカネの誘惑に負けちゃって、どうにもこうにも、ね。

10年後にはその店はないと思う。
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Unknown (ラリラリピノ)
2016-12-14 22:08:20
いやぁ、うちも商売、とりあえずやっておりますので、その
難しさと厳しさはすごくわかります。

せっかくだったら、どこが美味しかったですか~?、私だっ
たらここ行ってみたい~、とかコミニュケーションを取った
りすると、情も通ってくるんですよね。
せっかくのチャンス、お店側も生かしてほしいと思った次第です。
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