魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

レシュノーのアリゴテ

2006年08月14日 | ワイン ~2019年
2004 ブルゴーニュ アリゴテ(レシュノー)

若いので無色透明に近い中にやや青みがかっている気もしますが、
まあ、色はよほど変でない限りはどうでもいいのです。

香りはハーブ、青草、レモン、パインやトロピカルフルーツなどが
鮮やかに香ります。すっきりと気持ち良いです。
飲んでみると、アリゴテの一般イメージよりはフニャッとして、
酸が穏やかです。

アリゴテなのに、ある程度ネクタールでトロッとしたニュアンスも
あるところが、造り手の技量を感じさせます。
果実味も生き生きとして伸びやかさもあります。
美味しいのですいすいと入ります。

ただ、中心のエキス分や酸にやや不足を感じます。
たまたまなのか、この年が悪いのか、この悪い年でこれだけ善戦しているのか、
最高の造り手、レシュノーだからこそここまで美味しいのか・・・・・?
よく分からないので、また別の白も飲んでみることにします。

04年のブルゴーニュの評価が良く分かりませんが、個人的にはいまいちで、
今までピンと来たワインは少ないです。

ドメーヌ・レシュノーはこれなら文句ないだろう?という信頼性の
高い造り手です。これで美味しくなかったら他の造り手も大した期待は
出来ない?と個人的には思います。

ところで、アリゴテというとロマネ・コンティのオーナー、ヴィレーヌさん
が有名で良いアリゴテを造りますが、私、個人的にはこのレシュノーの方を
高く評価したいくらいです。


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