魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

チーズにおぼれるフィレサンド-マーティンボロー テ・テラPN

2022年02月09日 | ワイン 2022

今噂でケンタッキー・フライド・チキンの「チーズにおぼれるフィレサンド」がかなり美味しいらしい。

 

で、買ってきました。

単品で490円。

 

中はこんな感じでチーズがいっぱい入ってます。

いただきま~す。

 

これはすごい!

本当にチーズがいっぱいでチーズソースが抜群に美味しい!

チキンはケンタッキーらしい味付けでそれにその抜群のチーズソースがからんできます。

これ、もう1回食べても良いな~くらいは確実にあります。

連続で大チェーン店にやられてしまいました。

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

NZピノの連続です。

2019 マーティンボロー テ・テラ ピノ・ノワール

  (NZ、ピノ・ノワール種、赤、2千円台半ば)

 

香りはイチゴ、フランボワーズ、カシスなどのフルーツに、インクやミネラル、セルロイド、

赤い花の蜜、ミントなど。

 

味わいはとてもきれいでチャーミングな果実味。凛として格調高さがあります。

酸味がとても秀逸。すごくきれいな縁取りを作り、タンニンは細かく穏やか。

確かにNZ産ではありますが、どこかブルゴーニュ寄りの立ち位置を取っています。

多分長熟タイプではありませんが、ここ数年は素晴らしい花のような美しさを

誇ってくてることでしょう。これは良い!

 

つい先日飲んだ同じNZのヴァヴァサワー ピノ・ノワールと比べると、ヴァヴァサワーの方が

より砕けて親しみやすく、ニューワールド的イメージを持ちながらの美味しさに対し、こちらは

少しシリアスで落ち着いて、ほんの少し格調高さがあります。そこは好みでしょう。

価格はこちらが200円ほど高い。

 

確か何かのワインマンガでこのマーティンボローPNは「スクリューキャップのリシュブールだ」と

書かれていた気がします。さすがにそれは煽ってますね。(笑)

”リシュブール”は検索してみてください。超高価なワインで話が長~くなってしまいます。

 

 


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