魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

長崎が暖める

2011年04月14日 | 美味しいもの
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000318-soccerk-socc


日本がFIFAランキング13位(クリック)ってすごくないですか?!


FIFAランキングなんてあてにならないでしょうが、これはなかなかですよ。

「がんばれ日本」のエールでもあるのかもしれませんね。もしかしたら夢のひとケタ
順位もそのうちあるかも?!





何もない穏やかな日だと思っていたら、こんなのが届きました。






当たった商品は「ちゃんぽんスープ」いや、「スープちゃんぽん」だっけ???

家内がハガキで応募したらしい。うちが当るなんて極めて珍しいことでしょう。
(家内だから当たったのかもしれません。私はまるでダメです)



箱の中にはスープ状のちゃんぽん。ノーマル味、トマト味、コーン味の3種が
入っています。


ささやかな幸せです。

ちょびっとですが我が家の心が暖まりました。



そういえば、長崎の中華街のメンバーもボランティアで被災地でちゃんぽんを
振舞っているそうで、いいですよね。ちゃんぽん暖まります。リンガーハットさん
も行きましたよね。

そして文明堂のカステラも被災地に届けられたようです。
N社長さん、カッコイイ! 素晴らしいご決断だと思います。

長崎の味が心暖めるお役に立っていることでしょう。
届けられることに、極めてささやかですが誇りを感じます。

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カニはなくともピノはある

2011年04月13日 | ワイン ~2019年
「ラーメン柊」にて蟹つけ麺を食べに行った。

なにせ前回行った時に、「4月の中旬あたりで終わるでしょう」と聞いていた。


ならば!と来店してみると・・・・・

「もう先週の土曜日で最後でした」となっ!


仕方なく通常のラーメンを食べました。

でもまた次に新作ラーメンも予定されているようなので、楽しみに待つことに
しましょう。

ラーメンよい子のみんな~、それまでは「超あおさラーメン」だよ~。
麺はちじれとストレートと選べるから、ぜひストレートの方でね~。




さて、そんな夜も美味しいピノが待っている。







2009 エルヴェ・ケルラン ピノ
   (仏、ピノ種、赤、千円台前半)


安旨ピノのご紹介ですね。この生産地はブルゴーニュからちょっとだけはず
れてはいますが、まあ、ほぼブルゴーニュってところです。


若々しい淡いけど明るい赤紫色がエッジに。

香りはチェリー、イチゴ、肉臭、ニスのような揮発性、焙った肉など。

味わいははっきりとしていて、酸もしっかりまりますが、旨味の方がぐん
と前に出ています。いきなり美味しいです。ニューワールド系に近いとも
言えそうですが、そこまでべったり感はありません。

お手軽で美味しいピノで、しかも仏産となれば最右翼的な存在です。


08年はちょっとか弱くて、それが逆の意味で面白かったのですが、09年は
いきなり旨味が前面に出るタイプです。美味しいです。
何となくぼちぼちと出ていて、何となくお奨めだったりします。

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ワイン飲むときのタブー

2011年04月12日 | ワイン ~2019年
昨日は選挙でしたね。

実はあまり好きではありません。

まあ、国民、県民、市民の義務としてはしょうがないのですけど。
でもなくすわけにもいかないし。


選挙っていろんな思惑、損得、立場、欲、金、駆け引きなどそんな
部分が魑魅魍魎のごとく渦巻いていますよねえ。


県議選が終わっても、次は市議選、市長選だ。
ああ、ちょっと憂鬱・・・。


多くの人の幸福を目指す政治(本質はそうでなきゃ)は、時に多くの人の希望
を打ち砕いたり、見捨てたり・・・そんな冷酷な政策も推し進められていくのです。



おっとすみません。政治の話書いちゃいました。

これはワイン会ではタブーなんですよ。

政治と宗教の話はしないこと。その方が人間関係は上手くいくのです。
ワイン飲みながら語ると美味しくなくなります。(ここ案外重要です。




そんな話はやめて、やはりワインは美味しく。







2009 テラノブレ カルメネール グラン・リセルヴァ
   (チリ、カルメネール種、赤、千円台やや後半)

濃い色合い、鮮やかに赤紫の涙が伝う。

香りは凝縮したカシス、ブラックチェリー、スグリなど、揮発性のクリーニング、
焼き菓子なども。ムンムンとベルベットを思わせる厚みのある香り。


味わいはやはり濃厚。くどいくらい濃厚。個人的には樽が強めなので、ちょっと
くどく感じます。樽からのバニラやキャラメルのニュアンスと厚みのある凝縮した
果実味が圧倒的にせまります。さすがにチリです。

これはちょっと押しが強いワインでしょうか。
もう少し優しいと嬉しいなあ。

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桜の春、ラーメンの春、ワインの春

2011年04月11日 | 美味しいもの
最近行っても臨時休業の多かった千々石町の「げんこつ家」。

本日やっと巡り合えました。





やや色が濃くなっていました。やはり味わい深い。
濃厚でしっかりしているだけが良いんじゃなくて、隙間の奥の方からエキスと旨味
が沸きあがる感じが良いです。久しぶりだったので嬉しかったなぁ。



さてその後、ちょっくらとお花見がてら「橘公園」(橘神社?)に初めて入ってみました。
いつも通り過ぎるだけだったのです。





入ると桜並木がありますが、そのまま見せてくれればいいものを、露店がある
のでちょっと興ざめ。確かに経済活動も重要ですが、広場かどこかでやってい
ただきたい。



その奥の方にありました、ありました。(小さい写真をクリック)








もうすでに散りかけて、葉っぱが出てきた状態だったのですが、満開の最高時
にはほんとに美しいでしょうね。
やはり花見を自粛なんてもってのほかです。


来年はお弁当を持って来たい?

美味しいワインを持ち寄って飲みながら・・・いいですねえ。

来年企画しましょうか。ハンドルキーパーがいらっしゃれば、ここでなくとも、
どこかでやれないだろうか?


そうそう、夏のみなと祭りも「花火を見ながらワインを飲む」企画もやりたいんだった。

考えておきましょう。

みなさまも心の御準備を。よろしくお願いします。

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友あり遠方より来たる

2011年04月10日 | ワイン ~2019年
今日は岡山より学生時代の友人が来崎。


江山楼が多かったので、老李(ラオリー)にて、皿うどん、麻婆豆腐、
角煮、坦々麺、杏仁豆腐など一緒につつく。


20年以上ぶりだ。


癌を患ったらしいが見事に回復。昔と変わらず元気だった。素晴らしい!

親のこと、子どものこと、いろいろと語った。

良い具合に歳を取ったようだ。こちらの方がちょっと情けないか。



まあ、いいでしょ。



今日は心許せるピノを。






2001 メルキュレ(ドメーヌ・ド・レルミタージュ)

「tastevinage」のマークが入っていますね。

これは「タストヴィナージュ」と読み、テイスト・オヴ・イヤーという意味合いで
味利き騎士団(タストヴァン達)による選定ワインを意味します。

実はたいした意味ではなく、ブルゴーニュの騎士団たちが宴会で飲んで、「この
ワインは美味しいぞよ!」といったものに付けられる称号みたいなものです。
おっさんたちが旨かったよ!と飲み干したワインという意味ととらえると分かり
やすいでしょう。


さて10年経ったワインですが、香りはまだ若々しさもあり、張りのあるベリー、
フランボワーズやオレンジピール、焼けたレンガやドライフルーツなど。


味わいは酸がしっかりとして輪郭を形取っているのでだれていません。
背筋のしゃんとした凛々しさがあります。程良い熟成具合で、今がピークだと
思います。良い飲み頃でしょう。美味しいですよ。


人間関係もこんな風にしっかりと残るものは残り、ほどよくほぐれ、優しく
味わい深いものでありたいですねっ。

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最近のワイン相場

2011年04月09日 | ワイン ~2019年
今日はインデント輸入の数千アイテムのリストを見ていました。


ちょっと前より若干ですが上がってきたようです。


円高で一番条件が良かった時よりも、決済時期の相場を円安に見積もって
いるからなのかもしれません。このあたりは介入できないことなので、
予測しかありません。


「ジョルジュ・ルーミエ」のとあるアイテムがえらく安かったので、問い合わせ
たところ、「それはローラン・ルーミエの間違いです。」って言われてしまい
ました・・・・・残念! シャンボール斬り~!!!

ってかつてのギター侍ネタみたいですね。


ボルドー5大シャトーなんてもう買えないですねえ。
もちろんシュヴァル・ブラン、オーゾンヌ、ペトリュスなんて夢のまた夢です。
必死でブルゴーニュを見ていますが、LeroyやDRCはもう見ないことにしています。
多分私の生涯で買える価格、ご紹介出来る価格にはならないと思います。


おいおい、そんな何万円も、何十万円もするワインを飲むくらいだったら、
飲んだつもりで震災募金でもしろよ!という意見もあることでしょう。


ごもっともです。


しかし、高いワインをあえてお求めの方達は、数万円、数十万円もするワインを
飲んで、その魔性の魅力に取りつかれ、それあってこそ経済は活性化もするし、
チャリティーとしてあえて高いワインオークションにも参加されたりもするも
のです。高級ワインラヴァーの存在もきっと復興を支える力のひとつになり
うるのです。


まあ、世界経済はそうして回ってもいるのですが、私といたしましては相変わらず
安くて美味しいもの、ヴァリューのあるものを探し続けています。




さてと今夜はこれ。






2009 テラ・ノブレ SB ヴィンヤード・セレクション
   (チリ、SB種、白、千円台)

レモン、シトラス、青草、パイン系の青さと酸味、柑橘系の香り。

味わいもさわやか、すっきりとしていてきれいな酸と共にすいすい
と入っていく。アフターもきれいな柑橘と酸がいい。

ちょっとだけどウェイト感が、青いみかんのように残って感じます。
若い青いみかんが好きな方ならば、このワインの清々しさと酸は
愛でるに値することでしょう。潔さがあって悪くはありません。


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たまには怪しいシリーズ。葬儀社にめでたい花輪は来るのか?

2011年04月08日 | ちょっと怪しい



いきなりすごい画像で入ります。

股間に綿のようなものが詰め込んであります。



ここをTV番組「ナニコレ珍百景」に応募したのは地震のすぐ前だったので、
こんな状況じゃ取材も来ないだろうなあ、と思っているところです。




変なシリーズ。

今日はとある方より頂いたCDをCDラジカセに入れて聴こうとしたところ・・・・・

「あれ、鳴らん? 鳴らんばい、おかしかねー」


と思って、いろいろといじくっていたところ・・・・・



妻「それはDVDよ、CDではなかよ~」

と言われました。

「同じCDなのに見分けがつくわけないやろう!」と思いましたよ。



まあそんなもんです。






もうひとつ。

近所に空き店舗(テナント募集中)があって、そこへ葬儀社の支所が入るらしい。

看板も付けていたし、いろいろと作業していた。



ふと考えたんですよ。


葬儀社の新規オープンには花輪や花束は来るだろうなと。

葬儀社にめでたい花輪って妙な感じがしませんか?
オープンの日にどうなっているのか興味が沸いています。

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心洗われる声「上を向いて歩こう」

2011年04月08日 | 音楽
昨日はミュージシャンならどんなことやる?って書きましたが・・・、

Youtubeで見つけました。
勝手に紹介しちゃいましょう。

聴いていると心洗われるような癒し系の声です。



こんな落ち込んだ世の中、こんな状況で、ちょっと素敵ですよ。

ご覧ください、お聴きください。


「上を向いて歩こう」今泉ひとみさん(クリック)


ちょっと地味かもしれませんが、こうやってエールを送っているミュージシャン
もいらっしゃいます。

私みたいに見るに耐えない?おっさんは何やってもダメですけど、こんなお若い方
なら良いですよね~。素朴で質素なところ素敵です。

すごい!とか神テクニックとか、そんなことでもありませんが、こんな初々しく、
若い情熱でやれることこそ宝物でしょう。
見習うべきところ多いです。

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こんな時ミュージシャンって何をする?

2011年04月07日 | ワイン ~2019年
私も一応音楽をやる者の超はしくれとしてですが、
「こんな災害時にミュージシャンが何をするのか、何が出来るのか」
がとても興味があります。


ぶっちゃけ、音楽ではお腹の足しにはなりません。
ただ、知名度が高い方ならチャリティー行為である程度の義援金は集める
ことが出来るでしょう。


そして、被災地への思いをも込めていろんなミュージシャンが曲を書いて
いるようですが、果たしてどんな曲を作るのか?興味津々です。
聴き比べてみたいものです。
いろんな視点、思いがあるかと思います。


某〇〇剛さんはちょっと的外れの、訳の分からない自然への怒りを表し
ました。


確かに被災地を思う気持ちは分かるのですが、それをどうやって表現するか?
また出来るのか?そしてそれは受け入れられるものなのか?


しばらくは注視したいと思います。



サントリーが「上を向いて歩こう」のCMを始めました。
この表現もアーティストやプロデューサーとしてのひとつでしょう。


何が飛び出してくるのか、期待しています。
誰がどんなすごいことをやってくれるのか?楽しみです。





さてと、今夜も飲んでおります。





2007 リッツバーグ シュペートブルグンダー トロッケン
   (独、ピン種、赤、千円程度)


ドイツは緯度が高くて、赤の品種はピノ・ノワール種がメインに植えられています。
独ではピノを「シュペートブルグンダー」と呼びます。


前置きはそれくらいで。

淡い色に、香りはイチゴ、チェリー、クリーンな赤系果実中心です。革っぽさや
肉臭もあるにはありますが、そう強くも出ていません。フルーティーです。


味わいは優しくピチピチした赤系・・・より微かにまろやかさがあり、そして
微かな青さ。熟した感じよりも若いイメージで複雑味はたいして感じないでしょう。
まあ、価格が価格のピノですので、そう欲張っても仕方ありません。

それなりに美味しくは飲めますが、もっとコスパに優れた美味しいピノがあり
ますので、採用まではいかないと思います。

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砂上の楼閣

2011年04月06日 | ワイン ~2019年
日本の食品が海外では敬遠されているようです。

日本食品の輸入を禁止した国さえ出ました。

いろんな影響が出ていますね。ジミー・ページは長崎にすら来なかったし。
(ジミー・ページはどーでもいいことですけど)


国内でもホテルや飲食業関係、小売業は苦戦しています。
自粛シンドロームが覆っています。それが良くない結果を招くことは皆さん
分かっていても、気分的に消費が低迷状態です。



被災者は死亡行方不明者が3万人程度?(あくまで予想)避難者が30~40万人程度。

実は単純に人口比でいくと1億3千万人の中の0.2~0.3%程度なんです。

1%にも、0.5%にも満たない状態でこの混乱と影響、世の中の仕組みは複雑に
絡み合っていて、ちょっとした不具合が出るだけで大きく傾くのですよねぇ。

日本だけでなく、世界としても、案外人間社会というのはもろいものかもしれ
ません。そして情報は飛び火して影響していきます。


ただし、のど元過ぎればで、そのうち慣れっこになってしまいます。


そういえばyoutubeで孫さんが原発を熱く語っています。(クリック)

原発利権の業界、世の中の原発依存の仕組みを根本から見直すことをスタートする
なら今しかないでしょうね。






さてと今夜はこれ。







2008 ブルゴーニュ ピノ(アルノー・ショパン)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、千円台)

ラベルには“ドメーヌ・A・ショパン・エ・フィス”って書いてあります。

08年だからなのか色は薄め。儚さが漂ってくる。
香りはフランボワーズ、イチゴ、ジャム、水草やコケ、ちょっと暗めの
日陰の植物、香木など。


味わいは軽い。新鮮だけど、ちょっと暗めの要素のある果実味。
しかしそれは中心に蜜や旨味を携えて、張りのある要素が周りを囲んで
いるかのよう。テロワール的にニュイ・サン・ジョルジュ近く、と言わ
れたら、「なるほど、そうなんだ。」と感じてしまう。

軽くて、心地良くて、すいすいと止まりません。美味しいです。

輸入元にまだあったら?追加しておきましょう。あるかなあ・・・???



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時間がかかる

2011年04月05日 | ワイン ~2019年
孫さんすごいですねえ!(クリック)

100億円+αもの義援金。鳥肌立ちました。
ニュースを見た瞬間、拍手してしまいました。

こんなお金の使い方の出来る人間になってみたいけど、さすがに・・・・・。

他にも多くの方々の気持ちやボランティアなど頭が下がりますね。



そうそう、ちょっと不謹慎かもしれませんが、あの地震、そして津波、
午後3時ごろだったのが不幸中の幸いだったのではないでしょうか。
もしも午前3時とかだったら、ほとんど避難も出来ず、とんでもなく犠牲者
が増えたでしょう。思うとゾッとします。


時間はかかりますが、ぼちぼちと、ひとつひとつ復興していくしか
ありません。




さて今宵はこれ。






写真はシラー・ボナルダ種だけど、実際は赤いラベルでマルベック種。



2009 クリオス マルベック
   (アルゼンチン、赤、千円台前半)

黒々としたベリー、深く凝縮したベリーが香ります。赤系果実味はもっと
時間だたってからです。

奥の方には明るい太陽、美味しく焼けた焼き菓子、焼けたレンガ、
干しブドウなど。


味わいはやはり凝縮していて、黒っぽい凝縮感と干しブドウを思わせる
土臭さ、そして重い革のような・・・最初は硬いです。


しかし、時間が経って、大きなグラスで、ほぐれた正体を感じることが出来る
と結構素晴らしいポテンシャルであることも分かります。

良く出来ていると思います・・・・・が、お奨めするには大きなグラスも
お持ちで、時間をかけて飲めて、秘めたフィネスを感じていただける方。
・・・もしくは濃くてどっしりとしたのが好きな方、でしょうか。
結構いけてると思います。

ただし、ちょっとだけ時間はかかります。
でも味わっていただきたいです。

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すごいぞさるくちゃん

2011年04月04日 | ちょっと怪しい
今日は怪しいネタを。


通り道に見つけた長崎さるくのキャラクター「さるくちゃん」。


普通はこんな感じ(クリック)で可愛いんだけど・・・・・










もうひとつ。


向かいの山の中に見えるこれ。






行ってみようか?とも思いましたが、そこまでは・・・・・。

だって怖そうですもん。

マニアとして探索すべきなのか?!


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コルトン祭りしたい!(超マニアック編)

2011年04月03日 | ワイン ~2019年
本日は日曜日で読者も少ないでしょうから、超マニアックなお話し。


今回ワイン会でコルトンを集めて飲んでみようか?とも思ったのですが、
会費が結構上がりそうなので止めました。


そんなコルトンの話題を書いてみましょう。


2009年からDRC(ロマネコンティ社)がコルトンをリリースするようです。

そのうち市場にも出てくることでしょう。



さてと、私が予感することを書いておきます。

「実はDRC のコルトンシリーズはたいしたことなくて、他の名手に負けるだろう」

ということです。DRC の看板で世に出るのですから、当然、そこそこの、いや、
結構な価格で出ることでしょう。


しかし、多分コルトンに関しては現在名のある造り手には勝てないと思います。
DRC は資金と地の利に恵まれているだけで、実際マイナーな畑ではたいした実力は
示すことができないと思うのです。これはヴィレーヌやプリュレ・ロックのワインを
飲むと感じることです。今までの名声はむしろルロワさんの方だったのかもしれません。



新リリースのコルトンに関しては、「トロ・ボー」「アンブロワーズ」「パラン」
「ルイ・ラトゥール」などいろいろと造り手があって、そちらが多分上をいく
だろうな・・・・・という予感です。
他にも「メオ・カミュゼ」「ルイ・ジャド」「フェヴレ」「プス・ドール」などなど
挙げたらきりがありませんしねぇ。

DRC のコルトンが美味しくても、09年の当たり年のせいでしょう。
・・・と、完全になめきった予想をしておきます。



なぜこんなことを書いておいたのか?



答えは簡単です。


ラリラリ・ピノさん、「あなたそんな言うけど、飲んでみなさいよ、こんなに美味しく、
素晴らしいのですから」と言って飲ませていただけるかも?というもくろみです。


・・・・・バレテマシタ?




でもいつの日かひとり1本持ち寄り、

コルトンしばり!
(コルトンの名が入っていること)

をやってみたい。


白だとコルトン・シャルルマーニュ。赤だと最低でもアロース・コルトン。

素晴らしいワイン会になりそうだ。
誰かがコシュ・デュリのコルトン・シャルルマーニュを持ってきたりして・・・
(持ってきた方はその日はスターです!えばっていいです!)

なーんて夢物語かなあ。



上記の意味がよく分からない方は、レストランでお食事する時に間違っても
「コルトンの赤と白お願いします」とかオーダーしない方が良いでしょう。
会計の時に目玉が飛び出して・・・・・


でもこんな大震災で、自粛シンドローム、景気低迷の折は、あえて復興のための
経済活動も必要ではありませんかっ!

昨日の続きではありませんが、こっちの方が“変な夢”だったりする?

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変な夢

2011年04月02日 | ワイン ~2019年
変な夢だった。


なぜか自分が長崎市長選挙に出ている。

選挙運動などまったくしてないはずなのに。

そして開票、自分の住む地区に意外と入れてくれた人がいて、それを見て
変わった好きものがいるんだと感心。もちろん他の地区では泡沫で・・・

完全に傍観者として見ていた。
結果は分からなかったし、どーでも良かったけど、何でこんな夢を???

と思ったら選挙の告示日でしたね。(笑)


ひとこと言っておきますが、私は政治に対する野心はまったくありません。



そんな身近な選挙も!だけど、「原発政策」が大変な岐路に立たされている
ようですね。

原発賛成派は自分の身内や愛する配偶者、子どもなどが原発のすぐそばに住ん
でも平気なのだろうか? 被曝しても賛成できるのだろうか?


原発反対派は、被曝や、国民の悲惨な惨状を避けるために日常生活の中で、多少
の犠牲、計画停電なんかを覚悟しても大丈夫なの?


なーんて考えてみる。


今テレビでは、どちらかというとちょっとくらいの放射能は大丈夫だ派の専門家
が登場して伝えていることが多いような気がするのですが、本当はどうでしょう???

もともと原子レベルを意図的に操作するということは「神の領域」で、人間が
コントロールするには無謀な分野ではないだろうか?と心配が多いです。


何が正解なんだろう?

何がより多くの人々を幸せにする策だろうか?


どうしても私のような長崎人には放射能の恐ろしさの方が恐く感じてしまいますよね。
これからいろんな角度から議論が始まることでしょう。
業界や原発利権の方々ばかりの思惑が通ってしまうのも恐いですね。

とりあえず健全で美味しいワインに放射能は似合いません。





さて本日のワインです。






2009 Ch.マロサンヌ
  (仏、ボルドー、メルロ種主体、千円とちょっと)

いよいよ偉大なる成功年2009年のボルドーです。

香りはプラムやラズベリーなど、スパイシーさを覆い隠す厚みのある
果実香と新鮮だけど深みのある香り。


味わいは、価格が価格だけに贅沢は言えませんが、厚めの果実味、
コクや深み、しっかりとしたタンニン、十分にこれだけ飲めば美味しい
でしょう。もう少し熟成して落ち着かせてからも楽しめるポテンシャル
は持っています。


ワインの将来のように、原発政策の将来も幸せな形になっていけることを
願うばかりです。

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さよならグリーンバンブー!

2011年04月01日 | 美味しいもの
さて、最後の雄姿を見る、いや、食べるために、本日閉店、最終日の時津町
グリーンバンブーへ。

もうこのお店のことを書くのも最後になるでしょう。くどいですがお付き合いを。

阪神淡路大震災で長崎へきて深堀町でオープン。大人気となるも火事で焼失。
そして時津町で再開。しかし約5年でまた惜しまれつつ閉店。
ううう・・・。



しかし上を向いて歩こう。
今日は長崎最高のトルコライスの食べ収めだ。


お店に到着すると約10人程度並んでいた。わざとお昼時をずらしていったにも
かかわらずすごい人気だ。
なんとy.k.氏の姿も。お子さんを連れて臨戦態勢だ。すごいぞ。


少し待っていよいよ店内へ。


満を持して「ステーキトルコ」をオーダー!


そして序章。






このちょっとしょぼいスープともお別れだ。



そして・・・






真打ち登場。


思わずシャッターを切る。






覚悟を決めて口に運ぶ。

レアで柔らかい肉がとろける。固さは全くない。そして多分マディラかポートを使い、
肉汁の混ざった焼いた油を混ぜたソースが、バターライスと相まってコクとハーモニー
を奏でる。やはり素晴らしい!


ひと口食べて思い浮かんだのは、そう・・・・・

ワイン評論家のステファン・タンザー氏のクロード・デュガを表す言葉だ。

「クロード・デュガの果実味豊かで甘いワインを美味しく味わないためには、
脳死とはいかなくとも舌は死んでいなくてはならない」という部分。

そうここのステーキトルコはまさにクロード・デュガのワインだ。


そして最後のひとくちは涙を押し殺しながらの完食。

出るのはため息。


でもグリーンバンブーよ、あなたのお店は多くのお客さんにたくさんの
幸せを与えてくれました。心から「ごちそうさま」そして「お疲れさま」
を言います。


そしてもしもシェフの体調が戻りましたら、ぜひどこかで再開してください。
ファンはきっと願っていることでしょう。とりあえずは伝説の一幕は完。



最後に、希望の光をひとつ。
カウンター越しに、この店のメニューは新しいお店に受け継がれるのですか?
と聞いたところ・・・

「一部は変わりますけど・・・・・」というお答え。

少なくとも経営者も、作る人も変わるんだけど、多分トルコライスは現シェフ
指導のもと残るのかもしれません。

それは“またのお楽しみ”となることを願っています。


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