手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

懐かしの人形作家「米山京子先生」!

2015-06-02 | 人形



sweetpotatoさんに紹介されて、

久しぶりにNHK出版『すてきにハンドメイド』6月号を購入しました。

NHKすてきにハンドメイド 2015年 06 月号 [雑誌]
NHK出版



そこのお目当て、

ひとつは毎年この月に紹介されている

「すてきにハンドメイド パートナーシップキルト」募集のお知らせです。

この号で紹介されているテーマのキルトを送ると、

次の年の「東京国際キルトフェスティバル」の会場に展示してもらえるというもの。


今年のテーマは「ミュージック」です。

なかなか興味深く、

今年こそは挑戦してみたいなと思っています。


そして、それよりも

今回わたしの心を鷲掴みにしたのは、

「復刻ハンドメイド6月」のコーナー。

今回は1980年『婦人百科』11月号で紹介された

「抱き人形・米山京子」でした。



米山京子先生。

子供の頃のわたしの憧れの先生。

昨年も6月13日「我が心の友・ピッピ」でご紹介しましたが、

わたしは中学生の頃、この先生の人形を2体作りました。

1体目は「マッシュルちゃん」

2体目は「長くつ下のピッピ」


実はこの2体、今見ると恥ずかしくなるような出来ですが、

どうしても捨てられない。

今も持っています。


特に「マッシュルちゃん」。



これは、中学1年か2年の頃の作品。

米山先生の人形に見えないですよね〜。

顔用などに「綿ジャージー」、目に「ジョーゼット」などの生地が必要と書かれていても、

ど田舎に住む当時の中学生には、なかなか手に入らず、

なんとかかんとか家にあった布を集めて作った記憶があります。

だから、

顔も別の何かの少し伸縮性のある布を使い、

鼻は小さすぎて、顔用の布ではうまく丸くならず、

さらに伸縮性のあるストッキングを使ったものだから、

顔と鼻の色が違っているんですね〜。

服の部分は母に手伝ってもらったような覚えがあります。



2体目の「ピッピ」は、

1体目の教訓から、

最初から顔などをストッキングで作りました。

 


懐かしくなって、

この「ピッピ」の作り方が載っていた本を探しました。

そして古本でゲット!

  


こんなだったんだ〜。

先生の作品を見てしまうと、

あれれ〜〜と思いましたが、

いいの、いいの。

わたしはわたしの作品ということで。

懐かしさにどっぷり浸りました。


というわけで、

この夏、米山京子先生の娘さんの、米山マリさんの人形講座に参加します!!!



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「ボテボテ鳥」を作ったけど?!

2014-09-21 | 人形


「ボテボテ鳥」

阪本あかね先生の作品。

インパクトありすぎの、眼力バリバリ鳥。

1羽でも存在感が半端ないのに、

ずらっと止まり木に並んでいたら、もうヒッチコックの『鳥』状態の迫力。



「東京国際キルトフェスティバル」でも、かなりの人気だったらしく、

たくさんの方々が見上げて写真を撮っておられました。


さて、我が家の「ボテボテ鳥」。

こんな風に出来上がりました。

   



正直申し上げますと、

これ、ミシンで作るのは、超難しゅうございました・・・。

ぬいぐるみは、たぶんみなそうだと思いますが、

立体的なので、

曲線を縫うのに四苦八苦。


わたしみたいな不器用人間は、

手縫いがいいようです。


さらに、目の部分が難しかったです。

2ミリのジグザグをかけるように書かれてますが、

わたしのミシン、35年ほど前のもの。

そんなのついてない。

ボタンホールの縫い目でごまかしました・・・。





ひとつ、嬉しかったのは、この前、厚い接着キルト芯を間違って買ってしまって、

どうしようと思っていたものが、今回活躍。

「ボテボテ鳥」のボディなどにしっかり使えました。




さて、我が家の風景。


「今度は、何作ってんの?」

中表に縫ったぬいぐるみのボディを、汗だくになりながら、

必死にひっくり返しているわたしを見て、我が家の男ども。


  「鳥、鳥よ」

  「鳥??」

  「これ!」


息子「わ~。きもい~。」

  「きも~」

  「足が・・・。足が・・・・。なんかリアル」




   「やっぱりね~」


夫 「でも、かわいんじゃない?」「きもカワで」

  「どこに飾るの?」

息子「玄関に飾ったらいいんじゃない。泥棒除けになるかも」



何ともかんとも言いがたいリアクション。


確かに、布が布だったから、足ととさかが妙にリアル。

きもさが、倍増したみたい。



一晩テーブルに置いておいたら、

次の日、

起きて来た我が家の男ども、

「結構、いいんじゃない。かわいいじゃん」

「うん、でも、やっぱりきもい・・・・」




先生の作品見本は、とても上品な鳥だったのに、


我が家の鳥は、「キモカワ」。

「ミゲルくん」と息子によって命名されました。



我が家になじむのに、1週間はかかりそう・・・・。






阪本あかね先生の名前は、すぐ覚えました。

先生と言えば、この「おしゃべりポーチ」も超有名。

遊び心満載で、わたしの大好きなキルト作家さんのひとりです。


↑「東京国際キルトフェスティバル」にて。


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「ボテボテ鳥」を作ろう!~パーツ作り~

2014-09-20 | 人形


年明けに東京ドームであった「東京国際キルトフェスティバル」。

そこで、印象的な鳥のぬいぐるみに出会いました。

それは、「ボテボテ鳥」。



キルト作家・阪本あかねさんのブースの一所に、ずらっととまっている鳥たちを見た時は、

こころが震えました。

なんと個性的!

思わず、そこで待機されていた阪本あかね先生ご本人に、

「この鳥、可愛いですね。先生の本に作り方が載っていますか?」

と聞いてしまいました。

その時の、先生のお応えは、

「残念ながら、作り方は本に載っていないのです。いずれ出せると思いますが・・。」

でした。

どんな形で、作り方が紹介されるのかなと楽しみにしていましたら、

『すてきにハンドメイド』6月号に載っているではありませんか~。

またまた、こころが震えました。


この「ボテボテ鳥」。

最大の楽しみは、素材探しだと書かれています。

はぎれや思い出の布を利用し、組み合わせることで、個性的に仕上げることができます。

特に顔と足の生地をどうするかが、とても重要とのこと。

それで、その鳥のオシャレ度が決まるということ。

なるほど・・・。



ずっと作りたいなと思っていたので、

このたび思い立って、

マンスリーキルトのキルティングの合間に、

1週間程前から、この「ボテボテ鳥」を作り始めました。

マンスリーキルトの残り布ですが、大好きな布たちを使って。




ところが・・・。

この鳥の足に使った緑の布が、

本当に、

後々、

この鳥のイメージを決定づけることになるとは、

その時、気づかなかったまんじゅう顔でした。



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我が心の友・ピッピ

2014-06-13 | 人形


そういえば、中学生の頃、人形作りにはまってました。

当時のわたしのお人形作りのお師匠さんは、米山京子さん。

雄鶏社から出ていた、彼女の本『米山京子の人形集~メルヘンの世界~』がわたしの手引き書でした。


当時のわたしには、難しすぎるのに、無謀にも挑戦。


今見ると、へたくそな作品ばかりです。

でも、どうしても捨てられませんでした。

結婚しても、そのうち2体は実家から持ってきていましたが、納戸のケースの奥深くに入ったまま。



急に思い出して、その中の1体を久しぶりに取り出してみました。


虫食いはありませんでした。

でも、布の色が変わり、埃っぽくなっています。

洗ってあげられないのが、悔しい。


さて、この子、誰に見えるでしょうか?





リンドグレーン作『長靴下のピッピ』の主人公「ピッピ」です。

赤毛でそばかすだらけの元気一杯女の子。

自由奔放で、こちらまで元気になっちゃう。

子供の頃、このピッピが大好きで大好きで、何度も何度も本を読み返したおぼえがあります。


当時、米山さんの人形の本を見ていたら、

そこになんと、その「ピッピ」がいるではありませんか。

とっても嬉しくて、中学3年生の夏、思わず作ってしまいました。



同じ頃、やはり大好きだった『赤毛のアン』。

よく考えると、「アン」も「ピッピ」も、赤毛でそばかすだらけ、孤児で、明るい女の子。


わたしの中学の頃の心の友は、同じタイプのこの二人だったような気がしています。






さて、米山京子先生について、調べてみたところ、今は娘さんの米山マリさんが、京子さんのあとを継いで、京子さんと一緒にお人形作りをされているそうです。

少し前まで、中野の方にお店もあって、お人形を間近に見ることもできたようですが、今はアトリエが移転し、訪問ができなくなってしまいました。

数年前に思い出しておけば行けたかも・・・とかなり残念。

オフィシャルウエッブサイトは、「Doll Doll」です。


皆さんの中には、懐かしい方もいらっしゃるのでは??





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