(↑今日の一枚。葉書サイズです。)
手帳って毎日使うものだから、
ストレスなく持ち回れるものがいいに決まってます。
サイズはもちろんのこと、
重さ、
表紙のしっかり感、
中紙の質、
手帳の形式、
メモの分量などなど、
言えばキリがないくらい。
きっと皆さんも、
ここはと思われるこだわり部分があることでしょう。
わたしが、
もし一番何を気にするかと問われたら、
躊躇なく
「パタンと180度開くかどうか」だと答えると思います。
かつての手帳、
パタンと開かない手帳の方が多かったですよね。
わたしが20年以上使っている「主婦日記」も、
わたしが使い始めた頃はまだなかなかパタンと開いてくれませんでした。
糸綴じと糊付けで、とてもしっかり製本されていて、
いくら豚さんになっても全然崩壊しない、丁寧な作りでした。
でも、
「一ページずつ開いてはグッと押してフラットにする」のを繰り返し、
平らな面を作っていかないといけませんでした。
そうすることで、
使う時には問題は特にありませんでしたが・・・。
そんな糸綴じ製本が大きく変わったのが、
2012年の「主婦日記」から。
「今年から丈夫で開きやすい、フレキシブルタイト製本となりました」と
最初の方のページには書かれています。
一般的に調べてみますと、
「フレキシブルバック」とは、
表紙の背と中身の背を密着させていて背に柔軟性のあるもの。
中身の背に合わせて表紙の背が湾曲するために、開きは良いのですが、
背文字が痛みやすいとのデメリットもあるということです。
「タイトバック」というのは、
表紙の背と中身の背を密着して固めたもの。
形が崩れにくいメリットがあります。
「フレキシブルタイト」ですから、
この二つの特性を持つものなのかな。
もし間違ってたらご指摘ください。
兎にも角にも、
製本が進化し、
いちいち手のししなくても、
ほぼパタンと開くようになり、
見開きがフラットになって、
ストレスなく書き込みがしやすくなりました。
名だたる手帳会社の製品についても、
フラットな開き方ができる手帳が増えて来ていますね。
一方で、
「すごくおしゃれに作ってあるなあ〜」
「中身が凝ってるなあ」
「何かに特化した内容だなあ」と思う、
いわゆる「タイトルで」目を引く手帳の中には、
開いてガッカリというのもありますね。
綺麗にパタンと開かないってことがあるんです。
手帳本体の作りよりも中身に重点が置かれすぎてる手帳はそうです。
また、ビジネスマン向けの機能性重視の手帳で、
パタンと開く綴じ方になってるものを売りにしている「〇〇さん監修」のようなものがありますが、
これも要注意なものもあります。
中でも数年前に息子が使ったビジネス手帳はまさにそんな手帳でした。
パタンと開くのが売りで、
中身もよく考えられていて、
すごくいいなと思っていたら・・・。
この手帳、一年の途中で崩壊して(表紙と中紙が外れてしまった)しまったんです。
息子の使い方が悪いのかと思い、
次の年も同じシリーズのものを買ったのですが、
やはり途中で崩壊・・・・。
製本がきちんとできてないのですね。
「奇を衒ったような手帳」は要注意だとつくづく思いました。
こんな、
「180度パタンと開く」という部分だけをとっても、
手帳購入に関しては、
手に取ってみる、開いてみるだけでなくて、
会社の実績やら、その手帳のある程度の歴史やらに目を向けて、
その手帳に対する作り手の熱量を感じ取るのも大事なことなのかなと思わされます。
手帳は、
1年間使い続けるもの、
人によっては1日に何度も開いたり、閉じたり、
書き込んだりを繰り返すものですから、
そのヘビーユーズに耐え得るもの、
そして、使い手には、
最大限のストレスフリーな存在であって欲しいなあと思います。
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手帳は1年間お付き合いしますから限りなくストレスフリーに近いものが理想ですよね!!
今何度もリピートしている手帳を使っているのはおそらく一番それに近いからなんだろうと思います。
毎日開きたくなる手帳と
毎日使いたくなる筆記具とで過ごす手帳時間が理想です(笑)
そして私、そのために遂に(プチプラですが)マイデスクを買いました!整ったらブログにあげたいなーと思います♪
あ、デスク購入されたんですね〜。cheerさんのこと、きっとおしゃれなものでしょうね。拝見するの、楽しみです。