佐賀ツーリングの目的地は,佐賀県の竜門峡。
HOGイベントのABCツーリングで必要な,頭文字がRで始まるポイント対象地で,九州では唯一ここだけなんです。
桜島SAを出るときには,まだ小雨は降っているのだが,うっすらと青空も見えていました。
午後からの天気は,期待できそうです。
湧水町やえびの市あたりの濃い朝霧の中を走り抜けて,加久藤の長いトンネルを抜けると,雨は止んでいて道路もほぼ乾いています。 ついつい,うれしくなってきます。
最初の休憩地「宮原」では,青空が広がって陽もさしてきたので,雨具無しで身軽になって走り出しました。
ところが,SAをでてすぐに,空気が冷たくなってきて,西の空はしろく霞んでみえます。 こりゃあ,雨になるなぁと思っている間に,ヘルメットのシールドにポツンと雨粒が落ちてきました。
一番近いPAに飛び込んで,何とか降られるまえに雨具を付けてから走り出すことができました。
先頭からMさん,Hさん,Uさん,私の順で走り出したのですが,なんと!,私の雨具のフロントホックは全開放のままじゃないですか。 まったく,な~にをしているんだかなぁ [E:bearing]
無線で「ちょっと遅れまぁす」と連絡をしてから,バイクを路肩に止めて装備を調えてから再び走り出しました。
ところが,こんどは無線の声も音楽も聞こえない。??
こんどのトラブルは,ヘルメットと無線機をつないでいるコードのコネクタが抜け落ちていました。あちゃぁ。[E:bearing]
走りながら,片手でなんとかコネクタをはめる事ができたのだけど,こりゃあ,前途多難,こんどのツーリングはみんなに迷惑をかけそうなスタートなのでした。 ふぅ
鳥栖ジャンクションから長崎自動車道路に入ると,金立SAの手前で,事故直後なのでしょう,追い越し車線に大破した乗用車が反対側を向いて止まっていて,NEXCOの職員が処理にあたっていました。 乗客は後部座席に乗ったままだし,ドライバーは車外に突っ立っているし,危ないなぁ。
金立SAではじめての給油,昼食を摂って出発しようとすると,またまた雨がパラパラと落ちてきます。
空は晴れていて,青空も見えているんですけどねぇ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
気を取り直して,目的地の竜門峡へ向かいました。
有田の町は,秋の陶器市の最終日。
あちらこちらで,観光客ののろのろ運転に悩まされながら,安全運転で走りました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーここのポイントは,「竜門峡」と「竜門の清水」の2カ所。紅葉がすすんでいて,きれいでしたね。ーーーー
ABC写真を撮ってもらうUさん。左手で指しているのは,「竜門の清水」の文字でしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー竜門峡への入り口でも,看板を背にABC写真を撮りました。有田だけあって,陶器の釜の煙突が目立ちます。
今夜の宿泊は,武雄温泉。
バイクを建物1階の駐車場に入れてから,歩いて1分もかからない所にある朱塗りの楼門を見に行きました。 国の重要文化財なのだそうです。
楼門の中は温泉になっていました。 あつ湯の45度は,熱いでしょうねぇ。
宿の温泉で疲れをとって,4人部屋でぐっすりと?朝まで休みました。 料金の割に,食事が美味しい宿でしたね。
次の日は,まず柳川へ。
ここでは,北原白秋の生家に立ち寄ってから,鹿児島出身のせんべい屋さんでお茶を貰って,帰途につきました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
熊本の人吉までは一般道で移動し,そこから高速に乗って帰宅。
球磨川沿いを走っているときには,SL人吉(8620)にも出会いました。 でも,黒煙と3号車のお尻だけしか見れませんでしたけど。(笑)
鹿児島北料金所を通過する時には,時刻は5時をまわっていたので,料金は通勤割引で半額。 儲かったみたいです。
初日は小雨,2日目は快晴だったけど,雲で陽がかげると寒く感じる1日。でも,大満足の2日間でした。
総走行距離 665km